見出し画像

また、犬と暮らすということ

この一年半、いろいろなところへ行き、いろいろな事もやりました。久しぶりに旧友にも会えたし、長女の結婚式もあったし、充実した日々でした。

でも、ルナさんが居ない毎日は、やはりどこか寂しく、物足りない日々でもありました。
いつかまた犬と、できれば、コーギーペンブロークと暮らしたいという気持ちはありましたが、それが実現するのは、まだまだ先のことだろうと思っていました。

そんな時です。
視力に影響は無いものの、片目に濁りがあるコーギーの子犬がいるという話を知って、

ルナさん?
と、思ってしまったのです。
目を患ったまま逝ってしまったルナさんが、目が見えるようになったから、ちょっと片目が濁っているくらい、構わないわ!って、
飛び出して来ちゃったかな?
もしそうだったら、絶対に迎えに行かなきゃ!と。

でも、また犬と暮らすには、それなりの覚悟がいります。
幸い、義父母の遠距離介護が一段落しつつあるところでした。
家族は乗り気でしたし、隣町に住む娘夫婦も協力するよ!と言ってくれました。私のペットロスを案じてくれていたらしい実家の母も、背中を押してくれました。

ルナさんの闘病日記を読み返し、
またこんな辛い思いをすることになるかもしれないよ。大丈夫?
と、自分に問いかけてもみました。

が、それ以上に、ルナさんと過ごした、温かな、楽しい日々の記憶も次々と蘇って来たのですそれに、私の年齢的にも、やんちゃな子犬といちから付き合っていくのは、これが最後の機会であるような気がしました。

とにもかくにも、会いに行ってみることにしました。

まるまるとした、生後53日目の子犬達が出迎えてくれました。
まさに、天使そのものです。
会いに行ったのは、ブレーズが細くて、一番お母さん似の女の子。末っ子の甘え上手さん。
目の濁りも点眼薬の服用で、ほとんどわからなくなっていました。

子犬との触れ合い以上に嬉しかったのは、お母さん犬達が、大喜びで迎えてくれたことでした。
人懐っこくて、フレンドリーで、遊び好きなわんちゃん達の姿から、オーナーさんご夫妻が愛情たっぷりに育ててこられたんだなぁということがよく分かったのです。

というわけで、また犬と暮らすことに決めました。ただ、三月頭に帰省を予定していたため、1か月間、延長保育をお願いすることとなりました。

名前は、レナに決めました。
ルナのような、月由来の名前にしたいな!とまず考えたのが、フランス語で、セレネ。
それだと、呼びにくい😅ので、セレナ。
でも、それじゃ、車の名前になってしまう💦
ということで、略して、レナにしました。

レナちゃんは、ルナさんと違って、元気な尻尾を持っています。

ルナさんの生まれ変わりかもしれませんし、そうでないかもしれませんが、それはさておき、レナちゃんがうちに来てくれることに感謝して、大切に、共に暮らして行きたいと思います。

余談ですが、レナの同胎犬の小梅ちゃん。真っ正面から見たブレーズの形がルナさんによく似ていて、驚きました。
やはり、ルナさんが引き合わせてくれたご縁だったのかもしれません😊。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?