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49日が過ぎました。今まで本当にありがとうございました。

毎日散歩へ行かなくて済む。
掃除機もまめにかけなくていい。
手芸や家事を邪魔されることもない。
出かけても急いで帰る必要がない。
預け先を心配せずに、旅行へ行ける。
スカートを履いても、足を引っ掻かれる心配がない。
フード代、予防接種代、フィラリア予防薬代、保険料も不要。
別れの日がいつ来るのかをを想像して、嘆き悲しむこともない。

犬がいない日々は気楽です。
でも、つまらない。
そして、淋しい。
心にぽっかりと空いた穴は、塞がるどころか、じわじわと広がっていく一方です。
でも、穴を塞ぐのはとうの昔に諦めました。
抱えていくしかないのです。
事あるごとに思い出しては、泣いたり笑ったりしながら、日々を過ごしていこうと思います。

ルナ家は、今、遠距離介護の真っ最中。
時間的、経済的にも、新しい犬を迎えることはできません。
介護が終わる頃には、自らの老いに直面することになる可能性も高いのです。
もう一生、犬と暮らすことはできないかもしれませんね。

だからね。ルナさん。
うちに来てくれて、一緒に暮らしてくれて、そして、犬との暮らしがどんなに楽しいものか教えてくれて、本当にありがとう。
君が居てくれたおかげで、家の中はいつも笑いが絶えなかった。幸せだったよ。

失明してから亡くなるまでの半年間、ツイッターの犬仲間、特に秘密結社老犬倶楽部タグで知り合った方々には、本当にお世話になりました。治る見込みのない病と向き合う日々、皆さんの知恵やアドバイス、そして、暖かい共感や励ましの言葉がなければ、辛くて乗り越えられなかっただろうと思います。
そして何よりも、皆さんが愛犬の重い病や老いと真摯に向き合っている姿に、たくさんの勇気をもらいました。心から感謝しています💝。

四十九日が過ぎたのを機に、ノートの更新も今回で最後にしようと思います。
ルナさんの最期の日々については、やはり書けそうにありませんのでね。
今まで読んで頂き、本当にありがとうございました。ありったけの感謝を込めて🌻。

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