ジャニーズ社長の謝罪と、見てみぬふりをしてきた私たち



ニュースで、とつぜん今のジャニーズの社長ジュリー氏の謝罪が報道されてて

「え？なんだろ？急に」って違和感があった。


よくよく知ってゆくと

イギリスのBBCが特集番組でジャニー社長に性被害にあってた当時の少年のドキュメントを今年の3月にやってたらしい。

そして、4月に、カウアン・オカモトさん（26歳）が15歳からジャニーさんによる性被害を記者会見で訴えてたらしい。

で、5月、ジュリー氏の謝罪。


、、、？。

4月のカウアンさんのニュース、わたしは知らなかった。
わたしがニュース、見てなさすぎなだけ？
もちろんBBCの特集番組も知らない。


わたしが目にしたのは、ジュリー氏の謝罪ニュース。

ジュリー氏が謝罪して初めてどこのメディアも取り上げるようになった。

海外の番組に特集されなきゃ、で社長が謝罪しなきゃ、日本のメディアはこの大問題をスルーして見過ごしてきたの？




わたしも中学のころかっこいい友達がいて「ジャニーズに応募しようかな〜」って動いてた時期があった。結局、応募までたどりつかなかったけど。

そんな気軽な気持ちで、入っていった子たちもいるんじゃないかと思う。

性被害のウワサでは耳にしたことはチラッとあったけど、この世の中にそんなヤバいの横行してるはずないし、もし真実と認定されてたら、警察とか検察とか、動いてるでしょ〜っって、どこか、信じてなかった。

ジャニー氏の闇の噂が真実だったんだ、、と、今回テレビに実名を出してどんな行為があったのか話してくれた「勇気ある証言者」（しかも、自分みずから顔を出してお話しして）を複数みて、やっとわたしは認知した。

無知を利用して、パワー（圧力）でもって、未成年から魂を奪うような行為が、闇の中に消えてたなんて、おかしい。

ヤバい。

ヤバい。

ヤバい。



1999年に、ジャニー氏の問題行動が明るみになった時期があったらしいけど、どのメディアも報道しなかったらしい。

わたしも、そのことを知らなかった。



海外のメディアに特集されなきゃ、動かない日本のメディアって・・・
どゆことーーーー？？？

とりいそぎ、BBCの特集番組をみて、真実を目にしたいと思う。

噂では聞いてたけど「そんなん、ありえないでしょ」と見てみぬふりをして

ジャニーズたちのキラキラしか見てなかった私自身を反省中。。。



被害にあった少年たちは被害者で、これ以上なににも被害にあってほしくない。

レイプされた人が、なぜか批判される、セカンドレイプになってしまうなんて、めっちゃおかしいお話じゃないですか・・・。


そこを生き抜いて（なんとかサバイブして）いまを生きてくれてるだけで、ほんとうに、すばらしいことだとおもう。。。

よくわからないことは見てみぬふりする日本でごめんなさい。

彼らは、黙殺する日本って文化の被害者な気がする。





力の強いものが、何も知らない弱者から、奪ってゆく構図が

日本には、あるんだとおもう。

なぞの詐欺とか、搾取とか、いろいろ。

今回の事件は、そのシンボルにみえた。




そして、まわりが今まで見てみぬふりをしてきた。

もう、時代がかわったので、誰も見てみぬふりはできない。

あかるみにすることで、すべてが平等に生きられるように進んでほしい。




今回の一連の問題をみてて「バナナ・フィッシュ」を思いだした。

アメリカってなんだか怖〜いと思ってたけど、同じようなことが同じ時代に日本でも起きてたんだぁ、、、と愕然。



BBCのドキュメントの全編、なぜか中国語訳のだけ、見つけた。

日本語でコメントしてる部分の情報だけでも、キャッチしておきたい。

各自がこの問題に向き合って、自分がどう感じるか、どう思うかを、知らないと日本の搾取構造は、このままになっちゃうよ。

傷ついた子の魂が、とにかく癒されるよう、ものごとが動きますように（祈）


こんかいのきっかけとなったBBC放送のドキュメンタリー（中国語訳）
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