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【初心者向け】パオジアンの教科書

はじめに

今回は初心者にとって使いやすく、なおかつ強いデッキタイプである「パオジアンex」の解説をします。
教科書的なカードの回し方を体系的に文章で学ぶ場所として読んでみて下さい。
参考となるレシピも紹介しているので、ぜひ最後までご覧下さい。


パオジアンの特徴

まずはカードの確認からしましょう。

青天井のダメージを出すことができ、特性において安定してエネルギー供給ができることが最も顕著な特徴です。
以下に「パオジアンex」というカードの代表的な強さを書き出します。

  • 青天井のダメージを出すことができるため、どんなポケモンでも一撃で倒すことができる

  • 特性"わななくれいき"によって水エネルギーを安定的に手札に持ってくることができる

  • 水ポケモンであるため、「カイ」の効果で山札から持ってくることができるなどサポートを受けられるカードが多い

今回参考にした構築

今回はパルキアVSTARとピジョットを採用した以下のレシピを前提に解説しました。

最初に作るべき盤面のゴール

まず初めに目指すべき盤面を具体的に決めていき、そのためにどう動けば良いのかを順番に説明していきます。
最初のゴールは以下の条件を満たした状態になることです。
そして最短2ターンでこの状況に持っていけるように考えましょう。

  • 「セグレイブ」に進化できていること

  • 相手に合わせてわざを使うポケモンがバトル場にいること

  • わざを使うための水エネルギーが手札にあること

基本的な回し方

1ターン目

「セグレイブ」の最速進化に向けて、「セビエ」を必ず出しましょう。
次の相手のターンで「セビエ」が倒される可能性がある場合には、2匹出すようにしましょう。
バトル場にいることが一番望ましいのは「パオジアンex」です。1ターン目から特性によって水エネを2枚確保しておきましょう。次のターンで再度特性を使うことで4枚確保することが可能です。
余裕があれば「ポッポ」を出すことで、次のターンに「ピジョットex」に進化できる可能性を作っておきましょう。

2ターン目

なんとしても「セグレイブ」に進化することを目指しましょう。
必要なカードは「セグレイブ」「ふしぎなあめ」です。
どちらも「カイ」で揃います。そのためカイはデッキに4枚必須です。そしてカイにつながるカードとして「ネオラントV」がいます。特性"ルミナスサイン"によってサポートカードを手札に加えられます。
また、このネオラントに繋がるカードとして「ハイパーボール」があります。
このように意外と進化に必要な2枚のカードは簡単に揃えられます。

「セグレイブ」に進化できれば、後はエネルギーの確保です。これは「パオジアンex」の特性で概ねできているでしょう。
そして相手によって、わざを使うポケモンが変わります。
基本的には、パオジアンでVポケモンまたはexポケモンを倒しにいきましょう。
相手の場にマナフィがおらず、HPの低いたねポケモンが並んでいる場合には、「かがやくゲッコウガ」のわざも有効になるこも視野に入れておきましょう。

3ターン目以降

相手に「セグレイブ」を「ボスの指令」で呼ばれて倒されることがしばしばあります。
その対策のため、もう1匹セビエを出しておくか、「パルキアVSTAR」を出しておくかをしておきましょう。
これによりエネルギーの加速が遅れてしまうことを防くことができます。

補足

回す際のポイントとして、なるべく早い段階から水エネルギーをトラッシュに送っておくと良いです。
これにより、中盤から終盤にかけて「スーパーエネルギー回収」を使うのみで4枚のエネルギーを確保できる点が非常に有効に働きます。

採用カード

パルキアVSTAR

VSTARパワーの特性「スターポータル」を使うことで「セグレイブ」以外のエネルギー加速ができることが強みの一つです。
また、わざ「あくうのうねり」自体も最大260ダメージ出るので、強力です。そしてわざを使った後もエネルギーをトラッシュしないため、場の水エネルギーが残せる点も「パオジアンex」にとっては有効となります。自身のHP280という耐久力も、このデッキタイプにおいては、倒されづらいという強みとなります。

アルセウスVSTAR

以前紹介した記事にも記載した通り、特性「スターバース」を使いサブ的なサポートとしての役割を持たせた採用となります。
好きなカードを2枚持ってくることが可能なため、安定した展開につながります。
また、「セグレイブ」で水エネをつけて200ダメージのわざを使うことも可能です。採用する場合には、「アルセウスVSTAR」はわざを使えることも頭に入れておきましょう。

ピジョットex

好きなカードを毎ターン持ってこられる点が何よりも強力です。
2ターン目に手札に必要カードがある程度揃っていれば、「カイ」で持ってきた「ふしぎなあめ」で進化するポケモンを「ピジョットex」として、特性"マッハサーチ"で「セグレイブ」or「ふしぎなあめ」を持って来るという回し方もあります。

ビーダル

「パオジアンex」デッキの弱みはルールを持つポケモンの特性に依存している点です。そのため、「頂きへの雪道」に対して非常に弱いです。
そのため、デッキをサポートするカードとして「ビーダル」を採用することもあります。「頂きへの雪道」に影響を受けずに手札を補充できることで、別のスタジアムカードや「ロストスイーパー」といったカードを手札に引き込むことで解決をしようとするアプローチができます。

最後に

今回紹介したデッキタイプは非常に簡単ですが、非常に強力です。
また、ポケカを始めたての方が練習するにもちょうど良い難易度です。
この機会にぜひ作って対戦してみて下さい。
もし疑問点があれば、コメントで質問お待ちしてます!

今後ともポケカの初心者向けの記事も書いていきますので、スキ♡ボタンやSNSでの拡散よろしくお願い致します。

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