【初心者向け】ミライドンの教科書
はじめに
今回はCL2024横浜マスターリーグの部(3000人規模の公式大会)にて見事優勝を果たしたデッキテーマである「ミライドンex」の解説をします。
今回も教科書的なカードの回し方を体系的に文章で学ぶ場所として読んでみて下さい。
参考となるレシピも紹介しているので、ぜひ最後までご覧下さい。
ミライドンの特徴
まずは「ミライドンex」のカード効果の確認からしましょう。
「ミライドンex」の特性"タンデムユニット"によって、かみなりタイプのたねポケモンをデッキから2枚まで持って来られるため、安定した盤面をすぐに作ることが可能な点が最も顕著な特徴です。
この特性によってもう1匹の「ミライドンex」を持ってきて、さらに"タンデムユニット"が使える点も押さえておきましょう。
以下に「ミライドンex」というデッキテーマの代表的な強さを書き出します。
特性"タンデムユニット"により、安定してベンチポケモンをたくさん展開できる
「ミライドンex」自身がわざ「フォトンブラスター」で220ダメージを与えることができるためアタッカーにもなる
かみなりポケモンのため、「エレキジェネレーター」に対応しており、エネルギの加速ができる
「モココ」の特性"エレキダイナモ"によって、かみなりエネルギーを加速できる
今回参考にした構築
今回は雪道ミライドンというデッキタイプを参考に解説します。
最初に作るべき盤面のゴール
まず初めに目指すべき盤面を具体的に決めていき、そのためにどう動けば良いのかを順番に説明していきます。
最初のゴールは以下の条件を満たした状態になることです。
そして最短1ターンでこの状況に持っていけるように考えましょう。
「ミライドンex」の特性"タンデムユニット"でベンチポケモンを4体以上並べられていること
わざを使えるだけのエネルギーがバトル場のポケモンについていること
相手に合わせてわざを使うポケモンがバトル場にいること
基本的な回し方
1ターン目
基本的にシンプルです。
「ミライドンex」を出す
わざを使うポケモンに「エレキジェネレーター」でエネルギーをつける
わざを使いたいポケモンをバトル場に出す
これらを満たすために手札のカードを使うだけです。
動き自体がシンプルなため、初心者にもオススメのデッキタイプと言えます。
2ターン目以降
1ターン目の動きが満たせていなかった場合には、この2ターン目で満たすようにプレイしましょう。
具体的には、エネルギーの加速が1ターン目にできないことがよくあります。
1ターン目と異なるのは「エレキジェネレーター」だけでなく、「モココ」の特性"エレキダイナモ"によってもエネルギーを加速できる点です。
補足
場のポケモンでエネルギーを使わずに逃がすことのできる「ゼラオラ」は重宝されます。"タンデムユニット"で場に置いておくと、バトル場のポケモンを倒された後の返しのターンでとりあえず前に置いておく使い方ができます。
また、「ライチュウV」は場のかみなりエネルギーをトラッシュすることで、青天井のダメージを出すことができます。
そのため、どんなポケモンであっても一撃で倒す可能性を秘めています。
「パオジアンex」のかみなり版のわざですね。
「パオジアンex」デッキについてはこちらも見てみて下さい。
採用カード
頂きへの雪道
自分が十分にカードを使い終わった後には、スタジアム「頂きへの雪道」を置くことで相手に充分すぎるプレッシャーを与えることができます。
今回紹介したレシピはいわゆる「雪道ミライドン」と言われています。
サンダーex
「ルチャブル」と合わせて採用されることがあります。
ベンチへの攻撃が可能となってくる点と、たねポケモンのため、いきなり出てくる奇襲性が強みと言えます。
ただし、この2枚のカードは冒頭で紹介したCL2024横浜マスターリーグの部で優勝されたデッキレシピで採用されたため、それ以降流行っています。
そのため、「ミライドンex」デッキにはベンチ攻撃される可能性があると警戒されるようになりました。
ジバコイルVSTAR
VSTARわざの「エレクトロスター」によって、ベンチポケモン2匹に90ダメージずつを与えられる点が強みです。
ただし、ベンチ攻撃をデッキに組み込むのであれば、前述した通り「サンダーex」が採用されることの方が現状は多いです。
進化ポケモンということで、ベンチ攻撃をされることが相手に透けて見えてしまう点が欠点と言えます。
最後に
今回紹介したデッキテーマは非常にシンプルで簡単です。
「ミライドンex」デッキの回し方がシンプルで回しやすいことが伝わったのではないでしょうか?
この機会にぜひ作って使ってみて下さい!
もし疑問点があれば、コメントで質問お待ちしてます!
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