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【初心者向け】ミュウの教科書

はじめに

今回は2021年9月24日に発売して以降、長い間環境に残り続ける「ミュウVMAX」デッキについて解説をします。
「ミュウVMAX」はその年のポケモンカード日本一を決める「ポケモンジャパンチャンピオンシップス2023」で優勝を果たしているデッキテーマです。


ミュウの特徴

まずは「ミュウVMAX」のカード効果の確認からしましょう。

わざ「クロスフュージョン」によって、自分のベンチの「フュージョン」ポケモンのわざが自由に使えるのです。
主に使うのは「ゲノセクト」の「テクノバスター」210ダメージになります。
このカードはシンプルに強いです。
『エネルギーを準備する』『わざを使って相手ポケモンを倒す』『バトル場のポケモンを入れ替える』など、基本的にポケモンカードにおいて重要な要素を簡単に満たせる点が顕著な特徴です。
以下に「ミュウVMAX」というデッキテーマの代表的な強さを書き出します。

  • 無色2エネルギーでわざを使えるため、「ダブルターボエネルギー」さえつければ1ターンでわざの準備ができる

  • 「ゲノセクト」のわざ「テクノバスター」の素点が210ダメージに加えて「パワータブレット」で30ダメージを追加できる

  • 逃げるエネルギーが0のため、バトル場のポケモンを選びやすい

  • 「ゲノセクト」の特性"フュージョンシステム"によって手札の補充ができる

今回参考にした構築

今回は雪道ミュウというデッキタイプを参考に解説します。

【デッキコード】LgNLLg-y1ohCq-nLNNn6

最初に作るべき盤面のゴール

まず初めに目指すべき盤面を具体的に決めていき、そのためにどう動けば良いのかを順番に説明していきます。
最初のゴールは以下の条件を満たした状態になることです。
そして最短2ターンでこの状況に持っていけるように考えましょう。

  • バトル場に「ミュウVMAX」がいること

  • その「ミュウVMAX」にエネルギーが2枚分(ダブルターボエネルギー1枚で良い)が貼ってあること

  • ベンチにもう1匹「ミュウV」がいること

  • ゲノセクトが場に2体以上並んでいること

基本的な回し方

1ターン目

必ず場に1匹以上の「ミュウV」を出しておきましょう。
次のターンに必ず「ミュウVMAX」にしてわざを使う必要があります。
また、このデッキのドローソースは「ゲノセクト」の特性を使うことです。
とにかくこの特性"フュジョンシステム"を多用することで必要な手札を揃えていき、「バトルVIPパス」や「ネストボール」「ハイパーボール」を使って場のポケモンを揃えていきましょう。

2ターン目

1ターン目に準備ができていれば、最低限することは「ミュウVMAX」に進化することだけです。
他にはエネルギーが用意できていなければ、特性"フュージョンシステム"を使って、とにかく山札を掘り進めていけば良いです。
必要なカードをピンポイントで持ってくる手段として「ウッウロボ」があります。

手札のグッズを消費してしまいますが、このデッキにおいて手札を減らすことは、それだけ"フュージョンシステム"で引ける枚数を増やすことに繋がるので、デメリットとしてはあまり働かないのです。

3ターン目以降

とにかく"フュージョンシステム"によって、その時に必要なカード(「ボスの指令」や「パワータブレット」など)を手札に揃えながら、わざを打ち続けれるのみです。
もちろんシンプルなだけではなく、その時の環境に合わせて構築を変えたり、プレイ中の状況によって使うわざを変えたりするところに「ミュウVMAX」デッキの面白さがあります。

補足

「ダブルターボエネルギー」をつけた「ミュウVMAX」がわざ「テクノバスター」を使う場合のダメージ数は頭に入れておきましょう。
1枚使用 → 220ダメージ
2枚使用 → 250ダメージ
3枚使用 → 280ダメージ
4枚使用 → 310ダメージ
「こだわりベルト」を使うことでVポケモンへの攻撃の際に「パワータブレット」の使用を節約することができます。

また、ベンチの「ミュウV」のわざ「サイコジャンプ」をコピーすることで、山札に戻り、実質回復も可能です。

デッキタイプ

雪道ミュウ

特性"フュージョンシステム"が使えなくなるため、自分自身にも影響があるものの、「頂きへの雪道」が場にないタイミングで手札を揃え、最後にこのカードを場に貼るプレイングが可能です。
また自分のターンには、ロストスイーパーで剥がすことで自由に特性を使うことができるようになります。
相手の動きを制限しながら、自分は手札を取り揃えていくデッキタイプとなります。

フュージョンミュウ

いわゆるフュージョン型と言われるデッキタイプです。
ルールを持たないたねポケモンであるものの最大で280ダメージ出せる点が非常に強力です。もちろんベンチに「メロエッタ」を用意すれば、「ミュウVMAX」がこのわざ「メロディアスエコー」を使うことも可能です。

最後に

今回紹介した「ミュウVMAX」はシンプルでありつつも、ポケモンカードの基本的な動きを簡単にすることができるため、初心者の勉強用のデッキとしてとても良いです。
この機会にぜひ作って対戦してみて下さい。
もし疑問点があれば、コメントで質問お待ちしてます!

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