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成果を生むための目的じゃない行動が成果を生むことだってある。

コネクティングザドッツ


コネクティングザドッツ??
という方は、下記URLを参照していただいてから
読んでいただくことをおすすめしたい。

これは、今やパソコンでは当たり前の機能である
フォント機能誕生のお話。
要は、その時(今の今)興味を感じたことを
愚直に学んだり、調べたりしたことが、時を経て
思いもよらぬ成果として現れるみたいなこと。
#ざっくりとした解説

こんなことは、過去の経験でよくあるのではないだろうか。

本当にくだらない事例で申し訳ないのだけれど、
今、思いついた、プチプチコネクティングザドッツを申し上げたい。本当にしょうもない事例。
少しだけお付き合いいただこう。

ナイナイのオールナイトニッポンの話


学生時代の友人の影響で、ナイナイのオールナイトニッポンをよく聴いていた。ナイナイはご存知の通り、茨木西高校の先輩後輩コンビである。よって、ラジオでは、茨木西高校時代の話が飛び交うわけだ。当時の友人の名前(渾名こみ)のエピソードトークは秀逸で、私の記憶にしっかりと残してくれていたのである。
そして、時は流れ、30歳を過ぎたあたり。
仕事でお付き合いのあった某氏との飲み会での席のこと。ひょんなことから「ご出身はどちらですか??」トークがスタートした。出身地は、控えさせていただくが、出身地から掘り下げ質問を繰り返していくと、なんとなんとスーパーキーワードの「茨木西高校」がその方の口から溢れてきたのだ。
#掘り下げ質問って何
#スーパーキーワードは造語
#スーパーキーワードはダサい造語

言うまでもなく、茨木西高校が溢れてきた瞬間を見逃すわけもなく、「ナイナイと同窓ですね」と返す刀で返してみるやいなや、
「よう知ってるな、俺、岡村は同い年やで」

ええー、すげー、すげー。※頭の中の感動表現!

そのまま、その方の高校時代の話をこれでもかというくらい聞いて、ラジオの記憶を手繰り寄せて岡村さんが言ってた渾名なんかを出しながら楽しく、これはもう本当に楽しく会話をし、なんやかんや夜中の3時までお付き合いさせていただいた。氏は今や大手企業の役員様になられているが、たまーに、こんなペイペイの私目にもお電話をくれたりする。

で、これがプチプチコネクティングザドッツなのだが、ナイナイのラジオを熱心に聞いていた私の動機は、「ただ、ナイナイが好きで、ただ、ラジオのトーク(ナイナイのやり取り)が面白くてリスナーをやっていた」だけである。

自分自身の人生の何かの役に立つかも、ましてや、自分自身の人脈作りの一助になるかも!なんて微塵も考えていないわけだ。
今の今、当時の当時、興味があったナイナイのラジオを聴いていたら、たまたま仕事上でのこの上ない共通の話題に帰結したわけである。

これまさに、プチプチコネクティングザドッツと言わずしてなんと言おうか。

ユナイテッド93【映画】


同じように、映画を観ても、コネクティングザドッツを感じたので紹介したい。年末に大学時代の友人からおススメいただいた映画の話。

実話に基づく話なので、面白いとか興味深いという表現は適切ではないのだが、一つの物語として、理解していただけると助かる。

このユナイテッド93は、2006年の映画で、題材は、9.11(アメリカ同時多発テロ)の話だ。

私は恥ずかしながら知らなかったのだが、
あの同時多発テロにおいて、飛行機が4機もハイジャックされていたらしい。「いやいや、そんなこと常識だろ」と思われている方が大半だろうか。貿易センタービルに激突した飛行機2機と、
ペンタゴン(米国国防総省の本庁建物の呼称)に墜落した1機の合計3機がハイジャックされたという認識だった。

しかし、実はもう1機ハイジャックされており、その1機はどこに向かっていたかというと、
(諸説あるようだが)ホワイトハウスに墜落する想定だったようだ。

でも、我々は、ホワイトハウスに飛行機が墜落したというニュースは聞いたこともないし、事実墜落はしていない。どこに墜落したかというと、
ある野原に墜落したのだ。すなわちホワイトハウス(テロリスト達の目標)には墜落しておらず、大惨事には至らなかったのである。

なぜ、その飛行機は、ホワイトハウスに届かなかったのか。なんと、乗客乗務員が一丸となって、テロリストに立ち向かったのである。ハイジャックされたわけだから、コックピットはテロリストに占拠されている。それを乗客たちが一丸となってコックピットを奪取した。このあたりの描写は感動するし、心にグッときたりする。
結果的に飛行機は墜落してしまうわけだけれども、彼らの勇気ある行動が、ホワイトハウス墜落という最悪のシナリオを防いだのだ。
米国では、彼らが英雄的に扱われているのだが、
ユナイテッド93の乗務員乗客達がテロリストに立ち向かった動機は、ホワイトハウス墜落阻止だったかというとそうではなく、間違いなく「生きたい、死にたくない」だったと思う。「生きたい、死にたくない」という強い思いが一つになり、それが勇気ある行動につながっていると思う。
まさに、コネクティングザドッツだなとこの映画視聴後に感じた。

だから、これらのことから感じているのは、
全ての行動に成果を求めたらダメよ。である。
100%の行動のうち、70%くらいは、成果を求める行動は必要だが、後の30%は、単純にやりたいことや興味関心があることに行動時間や行動モチベーションに捧げてみると新しい景色が見れるかもしれないなと感じた。


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