『5分で読める』NO→YESを変える一工夫
「今度よかったら食事に行きませんか?」
「んー今度空いている日があればね」
「それじゃ、今度いつ開いていますか?」
「んー、予定を確認してから連絡します」
「・・・」
NO→YESに変える為の一工夫が思いつきますか?
あなたは「伝え方」について意識されたことはありますか?
気になる女性を食事に誘ってもなかなか、Yesがもらえない。
職場で仕事を依頼しても受け入れてくれない、もしくは喧嘩になってしまう。
一度は経験したことばかりだとは思います。
私があれだけ伝えたのに相手はなぜか理解してくれない。
間違っているのは相手なのに・・・
それは本当に相手が間違っているでしょうか?
今回は
佐々木圭一作 『マンガでわかる伝え方が9割』をもとに僕の考えも含めて記載していきます。
本書では「伝え方の基礎3つ」「YESに変える7つの切り口」「「強い言葉」を作る5つの技術」と大きく3つのトピックスに分けて書かれています
まとめて割愛して図にすると・・・
伝え方の基礎3つ(図1)
YESに変える7つの切り口(図2)
人を動かす7つの手法があり、「伝え方の基礎3つ」が図2の「相手が好きなこと」に当たります。
例えば、女性を食事に誘う時に、「デートに行こう」「食事に行こう」とだけ伝えてもそれは自分の都合を伝えただけで相手にその気がなければ断わられる可能性が高いです。
その為、自分が思ったことを伝える前に相手の立場になって考えましょう。
相手の立場になって考えると、相手の都合はどうでしょうか?
最近、仕事が忙しい?、自分に信頼がさほどない?男性だということで警戒される?→断わられる可能性がある。
しかし、甘いものが好き。特にパンケーキ。インスタをやっている。
などの条件を統合して、
「最近、驚くほど美味しいパンケーキ屋さんを見つけたんだ。よかったら一緒に行ってみないかい?」と写真も添えて提案すると、
単純に「食事に行こう」と提案するよりも相手のメリットも考慮され効果的ですね。
次に、デートの日取りを決めるにも「今度いつ空いてますか?」
オープンクエスチョンで伝えるとそこに「食事に行かないと」いう選択肢も含まれたり、選択肢の多い質問は相手にストレスを与えます。
「それなら、今度の土曜日か、日曜日でご都合の良い日はありますか」と提案するのも良いかもしれません。
人は限定的な選択肢を与えられた時に与えられた選択肢の中で最善の選択を行うようです。
そかにも人を動かす手法を7つほど紹介されていましたがその中でも注意して頂きたいのは図2の『嫌いなこと回避』とういう手法です。
なかなか、上司または部下への仕事を以来するときになかなか引き受けてくれない、頼みずらい結果自分で仕事を抱えてしまうことはありませんか。
『嫌いなこと回避』は「○○が嫌なら○○しましょう。」
「明日の残業が嫌なら、この仕事を17時までに終わらせましょう」
相手の好きなことを盛り込む手法とは反対的に敢えてネガティブな条件を盛り込むことで強力な影響を与えます。
が、これは影響力が大きいだけに相手へのストレスも大きく多様すると自分の評価、信頼を落とすことになりますので最終手段として覚えておいてください。
まとめ
人一人が作りあげる物は非常に小さく、他者と強力することで作りあげるものは大きくなる。
そこで重要なのは「伝えること」
「伝えた」ではなく「伝わる」ことが大切ですよね。
私たち各自の持ち合わせる常識が異なるからこそ自然に私たちは人によって対応を変えていたと思います。
そこで、上手く行かなかったから自分は間違ってない!空いては自分の話を聞けないんだ、理解しないんだという考え方は自分の視野を狭めます。
ちょいと伝え方を考えてみましょう。
私も伝えベタでしたが、意識するようになってから目的の達成率が変わってきました。