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くずの嘔吐物

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今まで書いてきた エッセイと詩をまとめました。 くずの言葉をぷんぷん嗅いでください。
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記事一覧

生きてることが気持ち悪い

気持ち悪い 息を吸うのが気持ち悪い 朝鏡を見るのが気持ち悪い 薬飲むのが気持ち悪い 人間み…

西野くず
4年前
18

生きてりゃいい、ならクエチアピンと酸素をちょうだいよ。

あなたには たった一つでも今この瞬間を生きる 理由があるだろうか。 使い古された疑問だ。 …

西野くず
4年前
55

醜いわたしは灰かぶりの少女に手が届かない豚の子でした。

「あなたは美しい」 こんな言葉を言われたことのある人間が、 今どき何人いるだろうか。 こ…

西野くず
4年前
25

生きていたんだよな、綺麗な言葉も届かない遠くで遠くで

どうも。くずです。 午前4時過ぎ、 生理痛の重みに 瞼がどうしても閉じてくれなくて、 セック…

西野くず
4年前
34

泥唾のにおいをかぎながら、九月あたしはブランコに揺れる台風日和の夜

どうも。くずです。 数日前の夜、雨が降ってたね。 ゲームもネトゲもセックスも飽きたから お…

西野くず
4年前
28

若さが財産だなんて、ミニスカートが可愛いだなんて信じてやるもんか。

少し前に とある短編を読んだ。 医療技術が高度に発達していて いつでも外見を ピチピチに若…

西野くず
4年前
23

しゃぼんしゃぼんと、今日も泡沫の悲鳴が耳に聴こえる

黄色いヨーヨーをもらった。 少女の乳房を思わせるやわからさ、 蛍光灯に透かすと 昼の日だまりが 置いてけぼりになったようだ。 手でついてみたら しゃぼんしゃぼん と音が鳴った。 しゃぼんしゃぼん 何か聞いたことあるなぁと思った。 無機質で 淡く耳に残る水の温度。 ぱっと思い出したのは、 仲良しの女友達が クラスメイトの彼氏といちゃついていた事。 小さなおさげと赤いリボンを揺らして、 男の子の眼鏡をひょいっと取り上げた。 彼氏は頬を赤らめ、 返せよーと言いながら追いか

夜のオカワリ

「今日の料理は野菜カレー」 どろりとした肉を口にはむ さっきあなたの町田をくわえた口で 白…

西野くず
4年前
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あたしが自殺未遂して超絶きつかった話第二段

どうも。くずです。 前回の話を読み返したら、 漢数字とアラビア数字がごっちゃになっている …

西野くず
4年前
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くずと破綻とスイサイドはこうして出来上がる

どうも。くずです。 ただいま午後11時。 すっ裸で 真っ白なブルーライトを浴びているけど、 …

西野くず
4年前
23

何故レズビアンがこんなにも可愛いのか

皆さん、レズビアンのことを どう思われますか? ちなみにあたしはバイです。 可愛いものや美…

西野くず
4年前
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くっそつまんない人生

皆さん、一日に何度死にたいと思いますか? 私は 繰り返し読んだ漫画に飽きたとき 小説を読ん…

西野くず
4年前
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児童精神科病棟に入院した時の話

おはよう。くずです。 突然だけど、もう九月だね。 夏が終わっちゃったね。 何を言いたいかっ…

西野くず
4年前
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あたしは人殺しです。

私は昔 人を殺そうとした事がある。 小6の頃に とある精神科病棟へ1年間入院していた。 そこで大部屋に移った時 小4か小3の女の子と一緒になった。 その子はとても小柄で、体重が足りないから あんまり動いてはいけなかった。 笑顔が可愛らしく、他の高校生の女の子も 含めた3人で いつも仲良くしていた。 もう名前も覚えていないけれど、 雑誌やテレビを一緒に見たりしていたっけ。 入院して1ヶ月か2ヶ月になる頃 私はだんだん不安になっていった。 よく分からないけど、気が塞いで 鬱々