脱出成功の心得。

どうもはじめまして。HN:424@ichi、「いち」と申します。

なんとなくですが、今回のAdvent Calenderに参加してみました。

僕についてのことは、前の方の記事とかを読んでいただけるとありがたいです。

それでもざっくり説明しますと、
・山口県在住
・リアル脱出ゲーム好き(あくまでもSCRAPメイン、他団体は滅多にない)
・ほぼソロ参加
・結構スタッフとかやってた
・脱出率57.1%(42戦24勝18敗)
って感じです。

そこで、今回は少ないながらも色々経験してきたことから、どうすれば脱出成功に近づけるのかをちょっと綴って行こうかと思います。

まずは、まだまだ初心者でどうしたらいいのかわからないって方は、
僕が尊敬している「ぎん」さんのブログ
『なぞまっぷ http://lirlia.hatenablog.com/ 』
を参考にされるといいかもしれません。
特に「http://lirlia.hatenablog.com/entry/20161008_world_tech」とかは脱出成功への近道かもしれません。

とはいっても、参加しているだけでは脱出成功している他のチームがどんな感じなのかはなかなかわかりません。
なので、ちょっとスタッフ目線だったり、自分の体験から成功する秘訣(?)みたいなのを語ってみます。

1.公演開始前の雰囲気でだいたいわかる
なにが言いたいのかというと、始まる前から仲良くしゃべっているチームのほうが脱出してる感じがします。もちろん、6人だとか10人だとかが全員顔見知りで友達同士、だとふつうにしゃべってはいるのですが、案外脱出できていなかったり。。。初対面同士で会話がはずんでいるチームが不思議と脱出成功しているように感じます。
反対に、それぞれ招待状とかを読み込むのに必死になって会話してないチームだとゲーム中でも情報共有がうまくいっていない印象です。で、結果もお察しの通り、と。
やっぱり情報共有が大事になるので、仲良くなること、ひいては「思ったこと考えたことを臆せず口にできる環境」を作るのが重要ですね。

2.友達同士で1チーム、ではなくて時には新しい風を入れろ!
これは前述のとおり、友達同士で1チーム、変わらないメンバーで情報共有もうまくいっているはずなのに、脱出できないチームへのアドバイスです。
確かに、見知った仲間だと楽しいですし、脱出できそうな気がします。
ですが、実際は同じ思考パターンの人が集まっているため、見落とすところは全員で見落とすし、誰か1人がひらめくことも少なかったりするみたいです。
なので、同じチームでも、別れて挑戦してみたり、違う人を招き入れたりするといいかもしれません。この際、招き入れる人が初心者だと、今までの固定概念から外れた思考回路を持っていたりするため、その人の一言が脱出につながった!なんてケースも珍しくないようです。

3.「なかよしこよし」に気を付けるべし
時々、6人チームや10人チームになかよしこよしの2人や3人などがいる場合があります。もしかすると気を付けたほうがいいのかもしれません。
ゲーム中、その人たちだけで1つ、もしくは複数の問題を抱え込んでしまうことがあります。仲がいい分、その人たちだけで解こうとして、他のチームメイトに相談せず、ずるずると時間がかかってしまう・・・なんて経験がある人もいるのではないでしょうか。
特に、ルーム型公演で起こるとてんやわんやになったりします。
これも、情報共有がうまくいかない状況なんですね。
そんな時は、個別に他の問題をお願いしてみたり、手伝ってみたりするのが一番でしょうか。反対に、自分がいつも仲間内で固まっていたなぁ、なんて人はばらけてみると、脱出できるかもしれません。

4.脱出癖、が存在する
脱出癖(だっしゅつぐせ)なんて僕は言っているんですが、今まで脱出出来たことがなかった人が、一度脱出成功すると、そのあともポンポン脱出するようになったりします。これをそんな風に呼んでいます。
それまで積み上げてきた経験があっても、脱出につながる一手が足りなかったことが多く、それが何かのきっかけ、例えば経験者のアドバイスなどで、その一手を手にしたとき、それからコツをつかんだように脱出できるようになります。
まだ成功したことがなーい!なんて人もあきらめなければいつか脱出できますよ!

5.自分の得手不得手を知っておく
「自分は謎を解きたいんだ!」なんて人も多いかとは思いますが、さすがに自分の得意分野苦手分野は把握しておきましょう。
小謎が得意です、や、中謎、大謎でひらめくことが多いです、など。
また漢字、計算、言葉、ひらめき、論理、パズル、などのジャンルなど。
バリバリ解く方が得意なのか、みんなをまとめるのが得意なのか、いままでの情報を整理するのが得意なのか、ゴールまでのあと一押しをするのが得意なのか、などなど。
個人的に重宝するのは論理パズルを解ける人。これ、解けない人にわたってしまうとほんとに大変なことになったりしますからね。得意な人はもっと誇ったほうがいいです。たぶん。


というわけで、まずは5個ほど脱出の秘訣を書いてみました。
まだまだあるような気がするんですけど、今のところ思いついた分まで。
また気づいたことがあれば追記か新しい記事として公開するかもしれません。

ひとまずはなかなか脱出できない人向けに書いてみました。
少しでも参考になれば幸いです。

では、また。

(終)

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?