妻の転勤?で独立する決意をした話

はじめまして。
私は、都内で弁護士をやっているのですが、このたび自宅近くで独立開業しようと決意しましたので、決意のきっかけやその後の流れを記録に残しておくべく、noteを始めました。
よろしくお願いします。

私は、大卒後は会社員をやっていましたが、ふとしたきっかけで弁護士になろうと考え、会社を辞めて法科大学院(修了すると司法試験を受ける資格を付与される大学院)に進学しました。
その時点で妻と子供1人がいたというギャンブラーっぷりなのですが、学習環境にも恵まれ、なんとか司法試験に合格し、都内の事務所(現事務所)に拾ってもらうことができました。
弁護士になろうと考えたきっかけの部分については、別の記事でまとめたいと思います。
そのきっかけにより、私は、子育てについては片方の配偶者に負担を集中させるべきではない、という考え方を持っています。

弁護士登録以来、子ども(現在は3人います)の送り迎えなどをやりくりしながら、勤務を行ってきました。
都内の弁護士というと、深夜まで仕事が詰まっているというイメージを持つ方もおられるかもしれません。
幸いなことに、現事務所はそこまで深夜勤務が必要になるわけではなく、ほとんどの日は20時頃には皆さん帰っているという状況でした。

現在、子ども3人の内、2名は保育園に通っていますが、それぞれ別の園です。妻との間では、各自送りとお迎えを行うことを基本の分担としてやってきていました。とはいえ、コロナ禍により在宅勤務が基本となった妻とは違い、私は出勤することが基本という形でしたので、私が担当する子供のお迎えは基本的にベビーシッターさんにお願いする、という状況でした。(ベビーシッターさんにお願いするのは新型コロナウイルスの流行より前から継続しています。)

妻の話をします。
妻は、発展途上国の開発に携わりたいという目標を持っており、横で見ていても、そのための努力を絶え間なくしていました。その結果、希望通りに、本年8月からアフリカの小国に赴任することが決まったようです。

それ自体は妻にとっても、私にとっても喜ばしいことです。しかし、問題はアフリカの小国に妻が赴任した際に、子どもの監護をどのように行うか、です。現在の事務所に勤務したままですと、平日は毎日出勤し、子どものご飯を準備し、ベビーシッターさんに子どものご飯の温め等をお願いするという手配を行う必要があります。

正直なところ、「ちょっと無理だな」と思いました。現在でも、ベビーシッターさんのやりくりに頭を悩ませながらなんとか日々しのいでいる状態です。さらに、妻の助力がないよという状態では生活が沈んでしまうことは想像に難くない。

これは、自分で働く時間・場所を決められる状況にならなければ無理だろう、というのが妻のアフリカ勤務を知った時の結論でした。

その様な勤め先は、あればあったでよいのですが、探してあるようなものでもありません。しかし、自分には弁護士資格がある。妻のアフリカ勤務を独立開業の時期に合わせ、自分のペースで顧客開拓を行うのがよいのではないか、という結論に達しました。

ここまでが2020年年末までの話です。取り急ぎ、第1回はこれで終わります。

これから、独立開業に向けたあれこれを投稿していきたいと思いますので、継続的にのぞいてもらえると嬉しいです。

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