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もし障がいがなかったら③


先日の27日で24歳になりました。
正直今年の誕生日は嬉しさ半分でしたね笑
歳だけとった感じで…
まだまだ指導者としても人間としても未熟なのでできれば歳をとりたくないなと
ただ時間は止めることはできないのでできることをひとつずつ増やして
成長できればと思います‼︎24歳も引き続き頑張ります🦾


前回、前々回と書いたこの題の続きを書きます!


中学3年生の時少しサッカーから気持ちが離れた時期がありまし。
所属していたクラブでトレーニングをしていたときに

「足痛いの?」
といきなりチームメイトに聞かれ、

今までも何度もそういう会話がありましたがその時は少しいつもと雰囲気が
違いました。相手は悪気はなかったのかもしれませんが、
少し小馬鹿にされたような印象を僕自身が感じてしまい…


そこから今まで以上に自分が足のことを聞かれるとデリケートに感じてしまう事が
増えていきました。


3年の夏の練習試合で相手チームから小馬鹿にされたように

「あいつ足引きずってんじゃん」

今まで誰にも言っていませんでしたがこの言葉が完全にあの当時の僕のサッカーに対する気持ちを変える一言になりました。


「あー俺はやっぱりそう見られてたんだ」

ただそれだけ。

以降、練習や試合に行くのが嫌になり、サボるようになりました。
練習や試合に行けばまた何か言われる。
バカにされる。


「なんで俺だけなんやろな」


中学生の自分は周りの言葉をそのまま流すことができずにもろグサっと受け止めてしまいました笑


練習も試合も行くのやめよう。
そこからサボる日々が1ヶ月近く…


もともと片道2時間かかるところに通っていたため家を出るのが17時前、
トレーニングが終わり家に帰ってくるのが23時を過ぎる生活をしていたため
どうにか親にバレないように練習着をカバンに入れ家を出て色んなところを
彷徨ってました。
いつも帰ってくる時間に家に帰り使ってもない練習着を洗濯カゴに入れて…


最初は休む事にビビってましたが1度休んでしまうと
今度は練習に行くことが怖くなってしまったんです。

「風邪で休みます」「電車が事故で遅延してしまって」

休む理由なんてこれくらいしかありません。
そこから無断で休むようになり当時遊ぶことなんてほとんどしなかったので
遊ぶところや時間を潰せる所を知らないんです。


終いには通うために使っていた山手線を意味もなく何周もしたり。


駅員の方に怪しまれることもたくさんありました。


もちろんバレるのも時間の問題でチームのコーチから連絡が来て、
親にも全てバレました。

今でも罪悪感が残っているのは
本来チームに渡さなくては行けない月謝を使って時間を潰していたのでバレた時はめっちゃ怒られて僕の話なんて一切聞かずにチームも辞めることになり、携帯も没収されました。(全て僕が悪いのですが笑)


もちろん高校の話も全てなくなり親からも今までで1番怒られ。
全てが無くなったと言ってもいい僕ですがなぜかサッカーを辞めるという
発想は1回も出てこなかったんですよね笑


当時なんでサボったのかも言わず聞かれず。


もう絶対にそんなことはしないからサッカーをやらせてください」

それだけを親に伝えて高校を探すことにしました。
こんなことしておいて許してくれた親にはほんとに感謝しかありません。


僕はサッカーをするなら家を出て寮に入ってサッカーをしたいと思っていたので
それも親に伝えて練習に参加させてもらいました。
父親も元ラガーマンでバリバリの選手だったので寮生活事情にも詳しく規律にも厳しい悪さもできない。と同じことを思っていたそうです。


この時のもう1つの本音は都内の高校だと辞めたクラブのチームメイトやスタッフに会う可能性があったのでどうしてもそれは避けたかったというのも理由の一つです。
辞める時もめちゃ怒られて。


以来チームメイトやスタッフには一回も連絡を取ってないです。
自業自得ですが今でも気まずいです笑


高校を選ぶときも足のことや自分の実力なんて一切気にせず、
(そこは気にしろよと今は思います笑)

「ヒガシに行きたい」


それだけ言って練習に参加して入学することになりました。
枠が多かったのでこんな僕でも入ることができたんでしょうね笑
クラブとの接点も全くなかったのでチームに連絡が行くこともありませんでした。
多分行ってたら入部できてなかったです笑

親も福岡は僕が生まれた場所だったので何かあれば知り合いもいるし
そういう安心材料があったのですんなり許可してくれました。


僕の気持ちももう絶対に逃げない
何がなんでも選手権に出る。


新しい挑戦にワクワクしてました!


足のことで気持ちがブレた中学時代でしたが
ヒガシに行ってから気持ちだけではどうにもできない怪我と
戦う日々になりました。


これはまた別の機会に書きます🙇

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