ツアー中のVESSELが何をもたらしているか
パリのカフェにて
自分にとって現在参加しているダミアン・ジャレ+名和晃平作品「VESSEL」とはどんな存在なんだろうか。ダンサーとして山海塾の作品に匹敵するほど肉体的な酷使があり、なおかつ、アベレージの質を維持するために毎日のルーティンワークを必要とされる作品でもある。
私にとってエモーショナルに動くことをこの作品では不必要なのではないかと感じている、なぜなら、演出家が望むシンメトリーな構造美そして、完璧にディテールまで計算された振付が存在している。もちろん、エモーショナル