人を注意するときに気をつけたいこと
人を怒るときに、端的に言おうとしてその注意したいところだけを言いがちだけど、
それは相手からするとあまり良くない注意の仕方になってしまうと思っていて、
知らず知らずのうちに完璧を要求してしまっている?
例えば10工程のうちの1工程をミスしてしまった時に、
その1工程だけ指摘してしまうと、
相手からすると、他の9工程はしっかり仕上げたのに少しのミスで言われるんだ、
という気持ちになってしまいます。
『完璧を求められている』という感覚になってしまうんですよね。
私の場合だと、手を抜くところとしっかりやるところのメリハリをつけて仕事をしているのですが、
手を抜くというか苦手なところは人に任せたりとかになるんですけど、
そのしっかりやったとこは無視して、
手を抜いたところだけを指摘されても、
『そこだけ見られているなら他のところ一生懸命やっても意味ないじゃん』
という気持ちになってしまいます。
やはり完璧にしないとこの人は納得がいかないのか?となってしまうんですよね。
肯定をしっかりと相手に伝えよう
なのでしっかりやっているという肯定の言葉もぜひ付けてあげて、
その後に指摘してあげると相手も聞き入れやすくなります。
指摘する側からしたら、
いやいやそんなのこっちだって管理者なんだからしっかりやっているところも見てるよ、わかるでしょ?
と思っていても、
指摘された側がわかっていても、
やはり言葉にするかしないかでは大分変わってくるんですよね。
される側は嫌な気持ちになっても、いざ自分がする側になったら忘れがちになってしまうものですよね。
指摘される人もあなたが指摘しないといけないことはわかっているはずです。
しかし、指摘ばかりされているとあなたの立場のことを考えるよりも自分のことで精一杯になってしまいがちです。
あとサラッと言ってしまっては意味がなくなってしまうので、
肯定と指摘は7:3ぐらいでも良いぐらいだと思っています。
自分を認めてくれる人には、その人のことも認めてくれるもの。
上下関係があってもそこにあるのは人間関係です。
相手も気持ちのある人間です。
相手のことも尊重していきましょう!
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あなたならできる。あなたならやり切れる。
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