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こだわりは才能になる。ADHDと診断されたA君の才能。

私のクライアントであるA君は「ADHD]と診断され、薬も処方されています。

今日、勉強について話をしました。
彼からは「教科書の会社が統一じゃないのが気持ち悪い」と言う言葉を聴いきました。

今までそのようなことを話す人に会ったこともないし
私自身も何も気にしたことがないです。

何が気持ち悪いのか具体的に聴いたら
「会社が統一だったら、字の書き方も同じになるだろうし、
教科書のサイズも統一になったら、並べた時に気持ちがいい」
と教えてくれました。

「そんな考えもあるんだ」
と学びました。私にとっては新しい価値観です。

物は規則正しく並べたい。
学校の配布物の字の並びも左に偏ってるのは気持ち悪い。
真ん中にバランスよく書いてほしい。

と教えてくれました。

その話の後、彼の趣味を見せてもらいました。
その趣味はアイドルを追っかけることなのですが、
写真をアルバムにセンス良く、奇麗な配置で整理していました。
私がファンなら、このアルバムが欲しいと思うほど
センスが良かったです。

これは彼がさっきまで「気持ち悪い」と言っていたこだわりの現れなんだなと感じました。
バランスを気にする彼のこだわりは私の中で正直
「ADHDと診断される理由なのかな」
と感じました。

ただ、彼が作成した写真アルバムの素晴らしさは
才能でしかありません。


それを伝えました。

今まで自分には個性がなくて、良いところがないと感じて落ち込んでいました。でも今日私と話したことで、自分のこだわりが才能だったことに気付いて、
自信になったという言葉を頂きました。


こだわりがADHDと診断された理由なのかもしれない。
ただ前にも書きましたが、私はADHDかどうかは気にしない。
彼は彼。
彼の才能は素晴らしい。
今後の彼の将来に活かせる可能性がある才能。
こだわることで誰にも迷惑はかけていないし、何の問題もない。

彼が幸せで、その様子を見て親御さんが幸せなら良いじゃないですか。
症状名なんてなんぼのもんじゃい。
そんなものいくらでも才能に変りますよ!!






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