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Nintendo Switch Sports

Nintendo Switchを1年くらい前に購入しました。僕としてはプレイステーション2以来のゲーム機購入で全てが驚きの連続で初めは仕事から帰ったら娘とマリオパーティをして癒されながら、Joy-Conの操作方法に驚きました。従来のファミコンみたいな操作方法だけではなくなんと『Joy-Conを持って振ったり、上げたり、踊ったり』したら自分の選択したキャラクターが同じ様な動きをするんですよ。しかもJoy-Conの触り心地が非常に良い!
ゼルダの伝説ブレスオブザワイルドでは弓矢を操作する為のジャイロ操作に初めは戸惑い(猪を倒すのに約1週間かかりました)、徐々に慣れ始めたら「こんなに臨場感のある操作方法なんてすごいぞ!任天堂!」とさらに感心し、そして何より、このゲームずっとやっていられるぞ!と睡眠を削り、少し仕事をサボってしまうほどにハマり、任天堂に心を奪われてしまったんです。え?カラオケもできるの?すげーよ。任天堂と。

プレイステーション2以降、ニンテンドー64を最後に任天堂から離れていた事もあり、任天堂がどんなゲームを作ってきたのか知りたくて、色々と調べてゲームキューブも遊べるWiiを購入しました(ジャンクで揃えました)。
僕の初めてのWiiのソフトは「Wii sports resort」でスポーツ好きの僕としては、「何だこれは!?
卓球のスマッシュやらカットが本当に僕が打った様に反応するじゃん!!スイッチに無いの?これ。」と感銘を受けました。Wiiリモコンは音も出るし、形もその名の通りリモコンの形状で任天堂の創意工夫が感じられました。
2021年に今更こいつは何をWiiに感銘受けとるんだ?と思われる方もいらっしゃるでしょうが、ゲーム体験としては大学生の頃にPS2でウイニングイレブンばかり遊んでいてそこで止まっており、任天堂製品は子供が遊ぶ物という固定観念ができていて敬遠していましたし、身体を動かして遊ぶゲームがもうこの頃に誕生していたことに対してのいい意味での驚きでした。Wiiの誕生に立ち会えなかった事を悔やんでいます。

Wiiのローンチタイトルである「Wii sports」も遡って遊んでみましたが、先にモーションコントローラーで細かな動きのできる「Wii sports resort」をプレイしており、操作性としては正直な所、今となっては少し厳しかったです。その後WiiUも(ジャンクで)購入し「Wii sports club」も遊んでみました。
こちらは競技種目は前作と比べて少なくなったものの映像は飛躍的に綺麗になっていて、オンラインでも様々な人達と対戦できる内容でした。Switchの時代である2021年には WiiUの「Wii sports club」 で遊んでいるプレイヤーは非常に少ないと思われ、ほとんどマッチングはされませんでしたと言いますか、やっとの事で1度だけテニスで知らない方とマッチを組まれて遊んだだけでコテンパンにやられましたがCPUと違い、人間との対戦は気持ちが熱くなりました。
それまでは家族や友達、CPUと対戦するオフラインだけだったのが、WiiUの「Wii sports club」からはオンライン対戦が登場し、相手に簡単なサインを送れて知らない人と簡単なコミュニケーションを取ることが可能になっておりテンションが上がりました。が、2021年という事で僕は1回しか経験できませんでした。(Miiversというサービスがあった頃には相手に文章を送れたようです。間違っていたらごめんなさい。)
この知らない人とのオンライン対戦の経験が白熱し大変に面白く印象に残り、「Switchでもこのsportsシリーズ出ないかなぁ。」と半年くらい思っていたところにニンテンドーダイレクトで急に発売が発表されて、僕は子供の頃の様に胸が躍りました。

発売までに任天堂がニンテンドーオンライン加入者にチャンバラ、テニス、ボーリングをオンラインのテストプレイをさせてくれて、知らない方々と対戦しサインを送り合いました。遊んでいる時のテンポも以前のシリーズと比べて良くなっており、操作性も向上し、テストプレイにはない種目のサッカー、バドミントン、バレーボールへの期待もありましたが、一方でテニスとバドミントンが少し競技的にカブるのではないかという一抹の不安もありましたし、サッカーも手で遊んで楽しいのか?という疑問も残りました。バレーボールに関してはどんな操作性なのか?という単純な疑問だけが残りました。

いよいよ発売日になり最寄りのゲオに予約した「Nintendo switch sports」を受け取りに行きました。早速娘と遊びました。
全ての不安は杞憂に終わりました。
ここからは簡単な解説と印象を述べたいと思います。

・ボウリング
オフライン:
リビングで妻と子と僕の三人で対戦。
今までのシリーズでは投球する際に1人ずつ投げていたので待つのは少し退屈だなと思っていましたが、リビングモードでは画面が分割されて一斉に投げることができるようになっており相手の投球を待つ事なくスムーズに短時間で試合が済むようになりました。(2人から4人同時に投げるか、従来通り1人ずつ投げるかを選択できるようになっております。)
オンライン:
バトルロワイヤル方式で試合が進みます。始めの3ゲームを戦い成績の悪い人から脱落する仕組みです。それ以降も3回3回ずつ生き残りをかけて戦い、最後の投球10回目でで3人が残り決勝という流れです。99秒以内に投球する必要がありますが時間的には余裕のある時間だと思いますし、この仕組みのおかげでそんなに待たなくてストレスを感じません。カーブももちろんかけられます。
100ピンゲームが無くなったのが個人的には残念でした。

・テニス
基本的に相手が取れない様な際どいコースを狙うと良いと思うのですが、これが僕には難しく、特に野球で言うところの流し打ちができません。
オンラインで少し遊びましたが、上手な方はギリギリのコースを狙ってきますので、やはり練習すると上達するのだと思います。
現時点ではあまりやっておりません。

・チャンバラ
Wii sports resort にもあった進化版で、
刀のスタイルも今まで通りの基本の刀、パワーをチャージできる刀、二刀流、の3種類があります。
これも正直なところ、ほとんどやっておりません。小学生の頃にこのソフトがあったらかなり遊んだかもしれません。


上記の3種目は以前のシリーズでも遊んでいたので現時点ではあまりやっておりません。子供との付き合いでたまにボーリングで遊ぶ程度です。
ここからがかなりオススメの3種目です

・バレーボール
2人で1チーム制です。
基本的な動きはサーブ、レシーブ、トス、ジャンプ&スパイク、ブロックを行います。
タイミング良くJoy-Conを本当のバレーボールをしている様に動かすと臨場感が出ますし、自然とそのような動きになると思います。
オンラインでは守りの際、例えばブロックを絶対に左に打たせない様な位置どりをして、ブロックが成功し相手側にボールを打ち返せばベストですが、最悪打たれてしまっても右側に打たせて、相方にレシーブで拾ってもらう意図が伝わるとこれは本当のバレーボールをプレイしている感じが出ます。
攻撃の際は、スパイクを左右に狙えますし、相手のブロックのタイミングをずらす為にクイックでスパイクを打つ事もできます。ただし、相方がナイスタイミングでトスしてくれるのが条件ですが、上手く決まればこれはもう爽快です。

・バドミントン
懸念していたテニスと競技性がカブるのではないかと思っていましたバドミントンですが、全く別物でした。
相手を如何に前後左右に揺さぶって、スマッシュを決められるか、前によろめかして相手の後ろのスペースにシャトルを落とせるか、あるいは相手を後ろに押し込んで、相手手前のコートにシャトルを落とせるか、この駆け引きが面白いのです。
左右にも打ち分けられますし、ふんわりとしたロブショット(テニス用語?)、ストレートに打ち込むスマッシュ、相手手前に落とすドロップショット、相手がよろめいた時に打てる鋭いスマッシュショットを巧みに打ち分けて翻弄しましょう。上達するとラリーがかなり続いて白熱します。
相手をよろめかす事を覚えて攻略するとかなり強くなると思うのですが、いまいちコツが掴めておりません。コツを掴んだら強くなりすぎてゲームの枠組みが見えてしまい面白くなくなるのか?と言う不安も無いわけではありませんが、相手もコツを掴んだ方だとこちらの思惑通りになるとは限らないので、もう少し極めて強い方達と試合をマッチングできるように頑張り、ゲームの枠組みが構築できてしまい完全な攻略方法が生まれてしまうのかを探りたいと思います。

・サッカー
手でやるから面白いのか?と思っていましたが、これがかなり面白いのです。4対4で行います。
刻々と変わるボールの位置に対して各々が良いポジショニングを取り、ボールを奪い、チームワークがうまく噛み合えば即興的な連携プレイができます。相手のゴール近くに行ってボールを如何にゴールに押し込むかという感じです。ダイレクトプレーもできますし、センタリングも上げられます。
本当にフィールドに立っているかのような感覚になれます。ボールをクリアするときは特に思わずテレビに近づいてしまうくらいです。
プレイヤー達にはスタミナゲージがあり、ダッシュやダイビングヘッドをするとスタミナゲージが減り、ゲージがゼロになったらダッシュができなくなります。回復するにはダッシュボタン(ZL)を押さずに走っていたら少しずつ回復します。スタミナも攻守にわたってポイントとなります。
夏にはレッグバンドを使って4対4や1対1の試合もできるアップデートがあるそうです。

・ランクマッチ(オンライン限定)
各種目毎にある程度、勝ち星を上げると突然「プロ認定」を受けます。
このオンラインのランクマッチが白熱します。実力が同じくらいの人達のマッチングされます。
たまにランクが高い方とも組まれますが勝った時は「出し抜いた感」を感じられます。
オンラインは非常におすすめです。
ちょっとランクマッチ疲れちゃうな、嫌だなと思ったら、オプションでランクマッチ機能をオフにすることもできます。

・アイテムが貰えます
勝っても負けてもポイントが与えられて100ポイント毎にアイテムが貰え、そのアイテムで自身のアバターをカスタマイズできます。このアイテムが1週間毎に新たなシリーズがどんどん出てくるみたいです。アイテムの種類としては、ラケット、ボール、サッカーのゴール、服、帽子、髪型、刀、
「またの名前」などです。
「またの名前」とは僕の名前の野生でしたら例えば、「ダイアモンドお父さん野生」などと野生の前に色々と「またの名前」をカスタムできます。異名ですね。異名。

Wiiuの「Wii sports club」と比較すると種目も増えてデザインも一新され、マッチングも当たり前ですけどすぐに組まれて、オンラインだけですが相手や味方にサインを出してコミュニケーションを取ることができて進化を感じます。オフラインでも出せれる仕様にしてほしいなぁ。
寝る前や少しの空き時間でもちょっと遊びたい時でもおすすめです。
ゲームから離れていた人にやってもらいたいと思います。
Nintendo Switch Sports じわじわと末長く流行って欲しいと思います。


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