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「せめて高野豆腐より強くあれ、老人の大腿骨頸部」

◎◎ 時には真面目なおはなし その1 ◎◎

昨日、ネットの友人から、「プロフィール写真の犬の事について教えて」
というリクエストがありましたので、しばらくお付き合いを願います。

こやつめは阪神淡路大震災で家が全壊し、マンション住まいを余儀なくされた神戸の知り合いから、兵庫は高砂にある小生の実家が引き取ったオスのワンコです。あえて『男の子』とは言いません。当時すでに5歳で、人間ならまさに男盛りの真っ最中だったから。

聞けばビーグルとラブラドルのミックスらしく、確かに体格は両親の中間くらいで毛並みと顔立ちはかなりビーグル寄りですが、耳だけはラブラドル。なかなか優秀な頭脳をしておりまして、見知らぬ人が近づけば太い声で吠えて番犬の役をこなし、法事で集まった親戚には一人一人丁寧に挨拶をして、十数人を一発で覚えてしまいました。
犬の挨拶とは『尻の匂いを嗅ぐこと』ですが、時には散歩中に信号待ちとかで前にいる綺麗なお姉さんに、とりわけ丁寧に挨拶をして小生を困らせました。

小生はそんな時、「お前な、見境いなしに誰でも友達リストに入れたらあかんやろ。さっきの人がもし女盗賊やったらどないすんねん」といつも厳しい目で諭してやりました。・・・ん? 優秀な頭脳なら一度言えば理解したはず。やっぱりそれほどでもなかったのかな・・・。

前の飼い主も小生の父母と兄もしつけが甘かったためか、こやつめは散歩中に小生の老父母を引き倒して一度ずつ重傷を負わせました。奇しくも同じ部位の骨折で、まあ命に別状は無かったんですけれど。

父母は平均寿命を越えてそれぞれ大往生致しました。
こやつめは父と母の死の中間あたりで寿命が尽き、ペット葬儀社で火葬の後、骨壺は親父の隣に納められました。はたして、あの世で被害者と加害者が同席してうまくやっているか少し心配ではあります。
最近ふと浮かんだ自由律俳句みたいなのをひとつ。
「かつて愛した犬がそこにいる、親の骨上げで股関節に残る太い金属棒に」

おそまつさまでした。ところで、ビーグルとラブラドルのハイブリッドなら、呼び名はやっぱり『ビードル』ですか。4匹のビードルが一列で横断歩道を歩いている・・・。もしそんな絵とか写真をネット等で見つけた方は、壁紙にしたいので是非お知らせ下さい。

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あばばの茂平

落語と量子力学と日本史をこよなく愛する大阪のおっちゃんです。 未だ宇宙の神秘解明の登山口にも達してないのに、医者からもらう薬の種類は増えてゆくばかり・・・(涙) なお、記事はイラスト付きで転載OKです。漫画化や映画化にも応じます。
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