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実質実効為替レート

またきたー!実質なんちゃら、ということは名目もあるってことですよね。

名目と実質の違いは昨日のNOTEでわかったので、

今度は実質実効為替レート。

日銀のホームページでこのグラフが作れます。

スクリーンショット 2021-03-17 17.27.37


このページの右上の時系列データを検索するを押すとこの表になります。

日銀のページってすごい掘り起こすと

素晴らしいデータめっちゃ公開してくれていますね〜。



名目為替レートは貨幣単位で表された通貨間の交換比率

実効為替レートは相手国・地域の貿易額で加重平均して算出したもので

実質実効為替レートは、実効為替レートから物価変動分を除いたもの。

さらにその国の、通貨の対外競争力を総合的に捉えるための指標でもある。

実質は、インフレ率を加味って覚えておきましょう。


スクリーンショット 2021-03-17 18.47.33


名目実効為替レートは1995年以降はレンジのような状態(赤いグラフ)

実質実効為替レートは(青いグラフ)は

物価の変動率をひいて、さがってきているので、

インフレが強いということがわかります。

現在の実質実効為替レートは2010年を100として75円くらい

遡ると1980年前後の第二次オイルショック後の頃と同じ水準。


この頃からは新興国なども成長してきて、日本の対外競争力が

相対的に弱くなってきていることも考えられます。


ただ、1ドル=109円と為替をみるだけではなく、

実質実効為替レートなどをみて

インフレや貿易競争力なども加味して為替をみていくと

色々とみえてきそうですね。


今日も勉強になりました!


読んでくれてありがとうございます。

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