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中学受験回想録22

宿題と復習は何をどこまで?
親のサポートは?

Sの大規模校に転塾してゲンナリしたのはテキストの多さです。宿題や復習には何をどうするべきなのか分からず4年時は右往左往していました。
5年のテキストで息子のスランプに気づいてからは積極的に状況把握する為にテキスト整理を行いました。

Sでの宿題や復習は何をどうしたら?
先生方にするべきことを質問すると
「多過ぎて息子には無理」な量でした。

推奨内容をざっくり →対応
算数
①その日行った中で出来なかった問題の隣のページに類題があるので解く。
②その週のテキストのまとめ問題を解く。
③デイリーSテキストを毎日解く。

☆息子の対応→①②は4年次は管理しようと戦いましたが5年以降は親は放棄し個別指導Pで対応。
③の習熟度でテスト結果が変化する為進捗具合をチェックし息子とのケンカの原因でした。

国語
①漢字テストに合わせて漢字を覚える。
②毎週問題文に対する書取り問題を書いて出す。
☆息子→①は自主的にやっていましたが②は…。
6年ではゆるく管理、過去問対応は自主的に提出していました。

理科+社会
毎週のテストに合わせて出題範囲を暗記する。
☆息子→好きな為積極的に自己管理。親とクイズバトルで楽しみました。

個別指導塾P  
Sの学習内容をサポート塾。算数の苦手意識が芽生えかけてからサポートをアウトソーシングしました。ピンポイントで疑問を解消出来るため安定的に点数が取れる事が増えました。解くべき問題や内容を先生方から指定して貰えたため、家庭学習に活用し、積極的に私も相談していました。

親のサポートはどこまで必要?
私が行ったのは
①テキスト整理(2週毎に2時間深夜まで)
②するべき課題に付箋貼り
③Pの先生からの指示の確認
☆Sの先生からの指示は息子を介する為不確実なので仕事の空き時間に電話及びメールで確認。
④デイリーSテキストのこまめチェック
⑤テスト内容の分析した上で振り返りと励まし

◎算数のデイリーSテキストを2回以上解く事以外は子供に求めないように努力していました!

するべき課題だけ整理して本人の裁量に任せる 事を理想に口を出さないよう努力していましたが、睡眠時間を削って整理したテキストが白紙で活かされないのを見て“何をしているのか"と自問自答し怒った事もあります。こんなに勉強しないのなら受験をやめようと息子を説得した事も何回もありました。算数のデイリーSテキストをこなせるか否かで受験意欲を確認していました。

勉強するのは子供自身と開き直り、子供が楽しんで学べる時間と環境を確保する!
特にテキストの整理や管理は親が行い、子供は学ぶことを優先できるように環境を整える。親が書類と情報管理が出来なければ受験時の日程や金銭管理は無理です。

怒っても子どもはやりません。自分が出来なくて悔しいと思ったら必死になります。子どもが必死な時にするべき物を差し出し、素早く対応できる様に備えていたのだと6年時に実感しました。
親はテキスト整理し状況や子どもの現状を知る事が受験戦争の第一歩だと割り切り、子どもの理解度を図り対応策を怒らずに練りましょう。

テストは時の運もあります。点数や偏差値でなくニアミスや捉え方を確認した上で「ここがもう一歩だったから次は気をつけよう!ここまで出来てるからあとちょっと」と励ましながら一緒に戦術を練り本人の自覚を促す機会にしていました。息子は悔しさから泣いて話す時もありました。

中学生になった今も息子は授業の内容をよく話してくれています。彼が今も学びのパートナーとして見てくれる事が嬉しいです。

まとめ
子どもに求める最低限を決めそれ以外は見逃す。
本人の自覚ありき!怒っても何も解決しない。
一緒に勉強を楽しむ!
親のサポートは環境整備と現状把握。

atsuko ishi:2021年受験生の母
息子くん:Sに通塾
私立偏差値60台男子校(自然豊か自由系)に進学
共働きでの中学受験

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