2016Album

2016年気がついたら終わってましたね

個人的には30過ぎてようやく初めての一人暮らしがスタートしたり、
転職の機運を逃したり、職場で中堅新人がホイホイ抜けてゲロ吐きながら将来について思いを馳せたりといつもより変化に富んだ年だった気がします

何もしないと忘れてしまうのでちょっとした記録くらい残そうと思い、
なんかblogでもと思ったんですが、tumblrはカスタマイズめどいし、
はてなもなんか手を出しづらい、なんか身の回りの人がnoteやってるし
これでいいかと適当にこれにしました
いつもどおり飽きたら廃墟になります

ちなみにさあ書くぞ!って時にインフルに感染してくたばりました
早く白骨化したい

そんなどうでもいい前置きのある2016年聴いた音楽まとめです
アルバムとしてよく聴いたのと、曲単体のとでそれぞれ15個ずつ
2016年作とは限らずに順不同で流しておきます

まずはアルバムから

1.Aluk Todolo - Voix

ブラックメタルのリフワークとクラウトロックのサイケな反復性を用いた、なんか気色悪い音楽が今作もいい具合に発酵しててとても良かったです
ぐねぐねばきばき怪しく動くベースラインとそこに乗る気持ち悪い不協和音のギターリフが乗ってグルングルン動くさまはとても気持ち良い

2.Bark Psychosis - Hex

イギリスの1994年に出たアルバム、ポストロックの源流の一つとしてなんとなく見かけてたんですがやっと聴いてウワァー!いい…となったアルバム
近い雰囲気としてはSlowdiveのあの静謐さで、夜中にぼんやり流しながら出勤するととても穏やかな気持になれたんす

3.The Caretaker - Everywhere at the end of time

大昔のレコードをサンプリングしてノスタルジックなアンビエント、くぐもってるけど広がりのある響きのある音場やプチプチと鳴るレコードノイズも心地よい…
2011年に出たAn empty bliss beyond this Worldが非常に好きだったんですが、同じ方向性で、とにかくものすごく耳障りがいいんですこれ

4.competor - Compect Disc M - こんぺいとうP 初音ミク作品集

昔はあんなに出したがってなかったのに「もういいかな」って突然出された、
こんぺいとうPの初音ミク曲の作品集
この人の作品に関しては今まで散々好き好き言ってきたけど、アルバムでまとまったこれも雑多な遊び心が感じられて良かったです

5.Deathspell Omega - The Synarchy of Molten Bones

近年の作風からあまり変化はなく、複雑だけど度が過ぎないというか、なんだろう合わせるところを合わせているのか頭で考えずに身体でしっかり聴ける複雑さがあるような気がする、昔から聴いてるので馴染みが良いというやつかもしれませんが
フルアルバムにしては少々短いのが難点ですが、いつも通りしっかりとうるさくてドス黒いブラックメタルで最高でしたね…本家はやっぱ違う

6.downy - 無題

downyもなんか聴いてるとどうやってるのこれ…ってなる複雑さが、特に今作はドラムのフレーズで多かったなあって印象
ギラギラとはしていないけどしっかり向き合うと情報量の多さに驚くやつ、前作は復帰作なのもあってもっとダイレクトにぶつかってくる印象で、それと比べたら今作はちょいと頭でっかちかも?と思ったけどやはり細部がしっかりしてるのでなんだかんだリピートがすすむパティーンでよく聴きました

7.GRANBLUE FANTASY ORIGINAL SOUNDTRACKS Lyria

ソシャゲのBGMですがPCブラウザでやることも多くその時は音楽再生するんですが、これがまた結構いいBGM多いんす
メインは成田勤氏が作っててそっちもJK戦のお歌とかアーカルムのボス戦とかかなり好きなの多いんですが、グランデ戦の植松伸夫氏のこのプログレい曲はもうメロメロになりましたね…
というか2016年はグラブルばっかやってました
覚悟しろ!お前たちは俺が倒す!

8.HOWLS OF EBB - Cursus Impasse: The Pendlomic Vows

冷徹さすら感じる極道な雰囲気のデスメタルで、低く重たく抑えつけられるような毒々しさがある、音がみっしり詰まってたり重低音が効いてたりという訳ではないんだけど、死体から吹き出てくる風みたいな音が鳴ってたり、ダレないように緩急がついてる割には軽くならない、息を詰まされる圧がありました
ちなみにこのジャケ、でかい狒々の化物にも見えるところとかも好き…なんかそういう異生物っぽさを感じて投影してしまった

9.THE NOVEMBERS - Hallelujah

美しい火

土屋昌巳がプロデュースしたミニアルバムから急にストライクゾーンに入ってきたんです、ちゃんとやかましくロック名局も好きなんですが、美しい火のこのロマンティックさがとてもこう、兎に角好きなんですよね…

10.Radiohead - A Moon Shaped Pool

今作は耳当たりがよいというか、全体的に穏やかで柔らかい音が多めでトムヨークのちょっと物悲しい歌声も優しめに感じられたり、曲というよりはそういう要素の集合がアルバム通して流れていくというような感じで、それは統一感があるというよりは粒が立った曲がないからなんでしょうけども、それはそれとしてやっぱり好きだしよく聴いたよねっていうアルバムでした

11.Siraph - siraph - EP

ボーカルがAnnabelだったり元SFP組がいたりとメンツだけでその手の人にズガンときますが、このEPも期待以上の出来でした
マスっぽい変拍子やら耳馴染み薄い変なコードやらをポップソングとしてまとめて、それに乗るひんやりとして質感のボーカルとか、やっぱいいんですよね…

12.サニーデイ・サービス - DANCE TO YOU

世代が近い割にサニーデイも曽我部恵一ももともとあまり触れてきてなかったんんですが、この記事を見て興味持ってこるぴが誕生日プレゼントでくれたヤッター!と聴いたらめちゃくちゃ良くてびっくりしました、多分アルバムとしてはこれが2016年で一番気に入って聴いてた
まあ詳しくは上の記事で書いてあるんですが、記事を最初に見たからってのもあるだろうけど、このアルバムで最初に触れた印象がその通りで、基本非常に馴染み良くてポップなのに、なんか引っかかりというかぐっと掴まれるものがありました

13.Syrup16g - darc

復活後はこれはこれで悪くはないけど復活前に比べるとうーん…ってなるとか、作り込みが甘いというかグダってるとか、ボーカルがいつも以上によれているとか色々ありますが、個人的には五十嵐が歌って曲作ってアルバム出してくれたらほぼ無条件でベストに入るしそれでまあいいかなあと
この歌声と歌詞とメロディが好きなので、昔みたいに才気走って何かに憑かれたような作品は出なくてもいいし、このアルバムだとI'll be thereとかは過去作と遜色ないくらい名曲ですよ
そんなこといいつつ今作のライブ全くイケてなくてそんな時に限って一番好きなアルバムの一番好きな曲のMy Love's Soldやってて血を吐いたので死にます…うそやん…

14.True Widow - AVVOLGERE

このどこまでも曇り空な音楽よ…大体どの曲もゆったりしたリズムで程よい重さのディストーションに淡々と刻まれるリフ、けだるいボーカルがのってそのままだるだる曲が流れていって終わり、ずっとそれですがこのだるさがボケーッとしたい気分とマッチしてダラダラ聴くのがほんと最高なんです

15.VEKTOR - Terminal Redux

VEKTORは確かにプログレッシヴなんですけど、スラッシュメタルの勢いや攻撃力をあまり削がずに展開するというか、勢いを落とさず直角かつスムーズに進んでいく印象があって、そこが好みのミソなんですね
今作はその辺の緩急付く部分でちょっとドラマティックさが重視されてるように感じましたが、性急な曲展開は相変わらずでストレートにかっけえ!ってなる瞬間が沢山あってよかったですね


こんな感じです、文章書くのなんか久しぶりで疲れたのもあるので、
曲の方はまた今度書きますし…書かないかもしれないですし…
他にも漫画とかアニメとかも振り返っておきたいんですがあんま覚えてない…酒ばーっか飲んでたから…お酒おいしいね…
とりあえずもう寝よう…

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