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『ザ・ボーイズ』1巻を よんで。

ダース・エニス作 ダリック・ロバートソン画 椎名ゆかり訳
『ザ・ボーイズ』1巻
読みました。感想。


 先日ダイハードテイルズ・レディオで、おたよりフォームからメッセージ送ったら読んでもらい、抽選で当たってプレゼント!で、いただきました。ありがとうございます~!
 ダイハードテイルズのアカウントでなんかオススメしてたなぁ、くらいの認識だったので、まさかこんな分厚い本だとは思わなかった!

 さて、僕はアメコミ系にぜんぜん明るくなく、有名どころのアメコミ映画を見たくらいの知識しかないので、特にこの作品は何々の系列で~みたいなことは全くわかりません。ヒットマンとやらも知らないので、単純にこのマンガを読んだ感想。


 とりあえず「ウーン…!おもしろかった~(ウーンのあとの「…」が重要)」というところですね。
 大筋としては、スーパーヒーローたちが増長しないように"警告"したり懲らしめたりするチームの話です。明らかにスー〇ーマン、バッ〇マンなどのパロディのヒーローたちが出てくるんですが、みんな汚いカス野郎(=いわゆる悪人、邪悪、ってのともちょっと違う)。政党や企業などをバックにプロモーションを行いマーチャンダイジングで稼ぎ、スキャンダルを起こし、もみ消され… というそんなヒーロー業界を監視し時には懲罰を加える、ザ・ボーイズ。

 表現も下品でどっちかといえば暗めの作品なんですが、テンポは良く、読者にメッセージを強く押し付ける感じもないので、第一印象より読みやすいです。爽快感と後味の悪さのバランスは見事だなぁと思いました。
 
 TwitterのTLでよく名前を見たテックナイトは、性依存症のヒーローで、またクソ野郎かと思いきや…。これはぜひ読んでほしい。(でもあの小惑星のデザインはバカすぎる!)


 とにかくも、迫力あるフルカラーのマンガがこの分量!ってだけでも楽しかったです。ということで読んでその日のうちに2巻を買ってしまいました。

 いちいち下品だが、下劣ではない。善きヒーローが悪人をコテンパンにやっつける作品とは違うおもしろさ。そしてブッチャーの笑顔ね。
 オススメ!

金くれ