本当にあったとある病院の数年の話(怪談)

はじめに

夏だから怖い話を書いて欲しい
と、ほぼ身内から希望が来たので
ダラっと書こうと思う

この話は数年に渡って私がバイトで
毎週当直に行っていたとある病院の話
以前別のブログでも書いた所と同じ所
(立て続けに四人亡くなった話)

今回有料にしたのは普通に
読んだら怖くて寝れないです!
と言う方が出てしまった
前のブログの反省を活かして
決済してからじゃないと
読めないようにすることにした。

取り敢えずどんな話かあらすじを書くと

>とある病院で当直バイトを頼まれる
>まぁまぁ暇な当直なのに
 中々定住バイト医がいつかない
>行ってみると寝てられない
>寝れない理由はうるささと臭い
>そのバイトを蹴った先生から聞いた理由
>ずっと見続ける変な夢
>突然解決した臭いの話
>バイトの終わりに見つけた鏡

こんな感じになる。
別に盛り上げたいわけでもないから
そんなに画像とかも入れないと思うし
病院という性質上嘘も多く入れる。

1:当直バイト


この話をすると大概の人に言われるのが
医者なのにバイトするんですか?
ということだが、勤務医はそんなに高給取りではない

そもそも卒後臨床研修医制度が出来るまでは
各自いきなり好きな科に入局して
そのまま他の科をやることなく純粋培養で専門医になる人もいたり
数年間は大学病院の中をローテーターとして回ったり
色々自由だったようだが今は二年間の研修が義務になっている

必須科を回った後は自由に回れたり
全てを平等に回ったりそれぞれの病院で制度が違う
このため医学部生は取り敢えず学生の時に
色んな病院に面接とか試験を受けに行き
医師国家試験合格見込みで就活をする

で、就職したところの病院で固定給で研修しながら2年いる
この研修中は一応国からの補助があるので昔よりは給料がいい
しかしこの補助が外れる後期研修(三年目)からは
一気に給料が下がるパターンが多い


著しいのが大学病院でベースの給料が10万台になる
大学病院は特殊な技術も学べるがお金がない
なので医者は出稼ぎに外の病院に行く

私の場合は大学病院に週四日いて
週1、2回外の病院にバイトに行っていた
週5〜6勤務で当直もこなす
当直も大学病院は安い
一回外でやったら数万になるのに
大学病院は一万ちょいだったと思う


十分高いって言われそうだけれど
当直明けに普通に仕事を朝からするから
本当に当たりが悪いとほぼ不眠不休で仕事をすることになる
過労死するのも当たり前の世界だった
今はちょっと改善してるのかな
もう大学の医局を辞めたから私にはわからない

話が逸れた。時期は後期研修の時期に遡る
ある時大学の医局でダラダラしていた時に
同じく後期研修中の先輩が話しかけて来た

「お前、寝当直一個欲しくないか」

寝当直というのはそのままで
寝てその場にいるだけで終わる当直のことだ
小さい病院など入院病床を持っているが
勤務医が少なく内部だけでは回しきれない時
外の金が欲しくてたまらん若手にそういうバイトを振ってくる
いかに三年目の新米とはいえ保険医登録されているので
(※卒後臨床研修を終了していないと保険医の資格がなく当直できない)
そこにいるだけでも十分な価値がある存在になる

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BJ

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