小説講座:第4回 コンテンツの説得力と、その論理性について
小説や創作で面白い作品が作りたい!
みんなに楽しんでもらえる記事やブログが書きたい!
まあ、そんなことを思う人は多いと思います。
ですが、まずその前に「面白さ」ってなんでしょう?
意外なほど、その面白さっていうのを「なんだかよくわからないけど、とにかく自分が楽しかったり面白いと思ったもの」という曖昧な定義をしていると思います。
簡単にいうと好み、もしくは独断と偏見です。
いやそれ以外にどんな測り方があるんだよ、ってそこで思考停止する人が多いんじゃないでしょうか。
でも、みんなよく忘れてると思うのですが、こうした文章やコンテンツというのは全て「情報」です。
そうです、イラストや音楽を含む、創作や記事、コンテンツというのは、別に特別な存在でもなく、つまるところ、ただの情報です。
情報である以上、情報の理解というのは順を追って行われます。
ぶっちゃけ「ちゃんと情報処理をする手順を踏んで、丁寧にわかりやすく論理的に説明されること」というのを旨とします。
要するに、ちゃんと分かるように順を追って説明しろってやつです。
その順を追って説明して、その上で説得力が高いってのが面白いってことです。
簡単にいうと「論理的で納得できる積み重ねが行われた」時に人は気持ちいいと感じます。
でないと、あなたの面白いってのは「ただの個人的な独断と偏見の押しつけ」になってしまうので、そりゃ面白くないだろうってやつでして。
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