創作や表現で、いきなり100kgのベンチプレスしてませんかね?

なんかすごいことしよう、素敵なことを表現しよう。
何かを表現してみようって思った人は、結構そう思うことも多いと思います。
そう思うのはわかる、わかるんです。

……でもね。

やりたい気持ちが先走るあまり、無理なことに挑戦しすぎて心の健康壊したりしちゃってません?
というお話です。

この辺をまず原因解析編と、その対処編に分けてやろうかと思います。

あ、写真は斜度10%超の激坂です。
重りの写真なかったので、せめてつらそうな坂にしてみましたw

■原因解析編

まずは、なぜそうなるのかを知っとくといいかなーと。
事故率を減らせるので。

対処法だけだと何故がわからずに苦労することがあるんで、ちょっとキツイところもあるかもですが、一応知ってもらえると幸いです。

いやホント、創作は目に見えにくいから、無理して100kgのベンチプレスあげようとして事故る人多いんですよマジで……。

これがスポーツや体を使う割合が大きいものですと、自分でも体感で危険を感じたり、実際に行動を起こすところを見られることも多いし止めてくれる人が結構います。
包丁使うときには「その使い方やべえ」って言ってくれやすいのですな。

また、最近では動画で実際に見れるものも多いので、とりあえず怪我する前にとまることができるものも多いです。

対戦型のものも、なにもできないうちにボロクソに負けたりしますが、少なくとも「今の身の程を教えてくれる」ので、心の事故には繋がりにくいところがあります。
(もちろん別の理由で大変な部分もあるんですけども)

これがですね、創作や文章、音楽などのコンテンツ表現になると、まず目に見えません。
どういう経緯や仕組みで出来上がるのかがわかりにくいんですな。
動画などで作り方とか見ていても、なるほどわからんってなりやすいです。

ってことはですよ。

なんかこう、自分の中の素敵なものをスーパーマックス的に放出してやれば、世間様なんかよりも超絶素晴らしいことになるんじゃないかって思いやすかったりします。

なりません(╹◡╹)

えー、残念ですが、それは単にあまりに仕組みや工程がわからなすぎて、どういう経緯で成り立ってるかわからないので、知識も見識も足りなくてなにが必要かもわかんない感じなんですな。

要は知らなすぎると、すごい技術は魔法にしか見えないってやつです。

……はい。
ちょっといろいろ思い当たって動悸がやばい人もいるかもなのでちょっとコーヒーブレイク。
落ち着いてから先に進みましょう(๑•̀ㅂ•́)و✧


まあそんなわけでですね。
実際はどんな物事も技術や研鑽、仕組みや訓練といったものが必要だし相応の知識も大事なんですが、創作や表現などはそれがわかりにくいんですな。

するとどういう事が起きるかってーと、自分の限界や能力を無視して結果だけを求めに行きやすいんですな。

簡単にいうと、レベル10ぐらいでレベル50地域に行きたがるんです。
まあ将棋のルール覚えたてぐらいで有段者に立ち向かうようなもんです。
当然、死にます_(:3」∠)_

死ぬとどうなるかと言うとですね。
あまりに知らなすぎると、なんで死んだかがわからないんです。
下手すると死んだことにすら気が付かないこともあります。

だって、感覚としてちょいとルール覚えればプロになれるんでしょ?くらいに思ってるからです。

だいたいちょっとかじればできるんでしょって感覚になりやすいんですな。
ですが、ちょっと練習すればできるならそれは金銭が必要な仕事になってません。
できないことをするからその人の経験にお金を出すのであって。

よくそういう人は、プロほどじゃなくてもいいからそこそこできればいい、ちょっとかければいいみたいなことを言うんですけども。
その、そこそこって感覚がもう全国大会級なんですよ。

それがいわゆる、物を知らない時に言うそこそこって感覚です。
全国大会に出るとか、全然そこそこじゃないですよな?

まあそんなわけで、あまりに必要なことがわからなすぎて、自分ですげーことを一生懸命考えれば、それが実行できてしまう気がするんですな。

一応、名誉のために言っておきますが。
別にこれ、本人が不真面目なわけでもいい加減なわけでもないんです。
本当に本気で一生懸命なつもりだったりするし、別になめているわけでもないです。

単に認識を見誤っているので、本当にそういうもんだと思ってるだけってことが多いです。
本人が悪気があるわけでも、悪いことをしているわけでもありません。

本人はいたって真面目です。

そこはすくなくとも俺が認めるので、今まで認めてもらえなくても心配しないでください。
他の誰が認めてくれないと思っててもそこは大丈夫なので安心していいです。単にそういうのを分かる人が少ないだけなので。

ただし、この状態になると、まわりにそう思われなくなることも多かったりして、自分を守りに入ることも結構あります。

やってると無意識のうちに薄々感づいてくるんですが、様々なパターンがあるものの大きく分けるとこんな感じ。

●現実否定系
・感情を爆発させればできると思っているので、なんか神から啓示が降ってくると思っている
・事実を認めたくないので、とにかく実行する機会を減らす
・自己表現が目的なので、資料を嫌って現実から遠ざかろうとする
・努力をあえて否定し、上手くいかなくてもいい理由を作る
・自分の価値をを高く/低く固定設定することでダメージを減らす

●現実依存系
・とにかくルーチンワークや繰り返し作業に依存、検分をしない
・自分がやってきた期間や量に依存する
・自分が組み上げた癖や絵柄に固執し、存在意義のように思う
・とにかくこれしかないと思ってしまい、選択肢を減らして追い込む
・一度できた、発見したと思ったことを絶対だと思いこむ

はい、ココで深呼吸入れましょう。
たぶんキツイのはココまでです_(:3」∠)_

えー、まあそんなわけで。
人は無意識に自分の認識や感覚を信じようとして、ダメージを減らそうとしてるうちにだんだん時間が過ぎていくことが多いです。

こういう状態になると、結構な割合でバッドステータス化します。
ぶっちゃけ、RPGの毒状態みたいなものなので、時間で累積ダメージが入っていきます。

悲しいことに、現実ではステータス確認も自力でやらないといけないのですな。
この手のダメージコントロールはステータス表示を惑わすことで、ごまかして処理しようとする手段のため、実際にはめちゃくちゃダメージ食らってるのに自己確認ができなくなります。

もちろん、一定時期が来ると心のHPが削られきって破綻したりします。
で、心が複雑骨折やったりしてしまうのですな。

そういうので苦しんでるの見るの辛いので、こういう記事を書いたりしてるわけです。

そんなわけで、とりあえずはベンチプレス100kgを上げずに、できることから一個ずつやるのマジおすすめかなーと。
(ココまで来てやっと本題)

■問題解決編

簡単に言うと
・腕のないうちから無茶をしない
・別にすごいことをしないでもいい
・しょっちゅう確認する
これに尽きます

小説なら好きな場面だけ書いていいし、絵なら顔だけでもいいんです。
楽器ならワンフレーズでいいんです。
下手でも上手くいかなくてもいいんですわ。

そもそも自分が好きでやってることなので、好きなところでぶった切ったり投げっぱなしたりして全然OKです。
すごいことをいうと、そもそもなんかと比較して上下考える必要もないし、必ずしも成長する必要すらないんです。

だって趣味とかその延長ですよ?
されど趣味ってなら、そのときにそうすればいいだけの話でして。

もし成長させたいならそういう選択肢をとればいいだけで、別に成長しない趣味もあっていいと思うし、楽しみ方なんて人それぞれで、主張だって付き合い方だって人それぞれで良いんですな。

人によってはレクリエーションだったり、気晴らしとか雑談とかコミュニケーションの種とかいろいろあると思います。

たとえばロードバイク乗り始めたからって、みんなが何百キロを走ったり日本縦断するわけじゃなくてですね_(:3」∠)_
ロードバイクが何万しようと、そんなの買いたい人が必要だからお金出して、走りたい人が走りたい分だけ走ればいい話で、走らないやつを馬鹿にする必要もなければ、走ったらすげえってわけでもなくて、自分が好きなぶんだけ楽しめばいいと思います。

文章だって絵だって創作だって、表現はもともと自分が形にだしたいだけのことなわけでして。
それに、なんか自分の存在意義や人生の意味とか乗っけたら、もはや他人を使った人生相談でする。

少なくとも、多くの表現やコンテンツはエンタメやサブカルチャーとか日々のちょっとした楽しみであって、見ず知らずの人に人生相談されたって受け手からすると重いだけで逃げちまいますよ。

街角で「ボクの人生について相談のってくれませんか」って突然言われても無理みたいなもんです。
ネットだと、独白みたいになってついうっかりやっちまうだけです。
(もちろん、自分で納得できる範囲内なら問題ないですが)

あと、それでも上達したいなーってとき。
まずは学習手順を丁寧に追いましょう。

あ、学び方どうやんのみたいな人はココも参考に


とりあえず自分が嫌にならない程度に、基礎をちょっとずつ入れ込むとおすすめです。
ぶっちゃけ好きなことのついでに入れとくと楽です。
まず基本的な知識とテンプレを大事にしましょう。

基礎ってのは「色んな人が死ぬほど失敗しまくった結果、これやっとけばだいたいどうにかなるっぽい」っていう叡智の結集です。
なので、学び方を知っとくと、どれだけ労力かければいいのかが判断しやすくなっていきますので便利。

これよくあるんですが、とにかく資料と基礎、定番とテンプレをえらく嫌がることで基本的な概念や手法が身につかず、基本手順もわからないうちから奇手奇策に走るってのがあります。

たとえば、まだ体力のないうちからサッカーで90分も走らされたら試合どころじゃないと思います。
なのに、まともにやっても太刀打ち出来ない気がするので、逃げの手段としてひねりたくなります。しかもそのほうが上手くやってやった気さえします。

でも、考えてみてください。
そのまま正面から堂々と押せるなら、そのまましたほうが楽じゃないですかね?

ひねるってことはわかりやすさを失うことでもあるので、ひねりたくなる時は正面からやりあいたくない、もしくは足りないと感じているときだって覚えておくと良いです(修行中はとくに)

すごいことをやろうと思う前に、まず普通のこと。

この手順が守れると結構便利かなーと思います。
そんで、羽目外したくなったらいつでも外すとストレス溜めにくいかなと。

さいごに。
なんかいろいろ言ってますけど、基本的にストレスに思うならめんどくさいことボンボン放り投げて良いんですよ。
失敗してもいいし、上手くいかなくても良いんです、未熟だもの。

たった一つ、自分がまだそんだけの腕がないってのだけわかってれば、それ免罪符にしていいんですよ。

すごいことをしなくてもいいしできなくてもいいし、気に病む必要すらないんですな。

まあそうだよね、で十分なんですわ。

もっと気楽になっていいので、荷物やおもりはこの際、投げ捨てちゃいましょ。
持てるぶんだけ持っておけばいいので。

もともと楽しむためにやってるし良いことやってるんだから。

むしろ、創作とかクリエイティブってのは精神の健康のためのおくすりみたいなものなんで、不味くなったらさっさとぺっぺしましょうぜー。
良薬は口に苦しとか言って、不安をおさめようとしうて規定量超えるほどにたくさん飲まなくていいので。

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あ、もし「なんかちょっと気楽になったぜヒャッホウ!」
みたいなのがありましたら、サポートいただけるとありがたいです。
焼肉食べながら拝みます。

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どもです!
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