ミスしちゃいけないとか絶対にやりぬくとか、考えないようにしよう
自分が成長したい変わりたいって思うとき。
そういうとき、ありますよな。
でもちょっと待ってください。
こうしちゃいけないとか絶対にやりぬくとか、そんなこと思ったりしてません?
それ禁止ワードっす。
なぜなら!
人は常にほぼ失敗しているものだからです。
そう言われると
「え、ちょっとまって、だって成功してる人たくさんいるし、あの人みたいになりたいとか思っちゃダメなの?」
とか、ついうっかり考えるんじゃないかなーと思うのですけども。
そもそも、成功失敗、って基準が最初からずれてたりします。
世間の多くの人は成功してるんじゃなくて、失敗要因を大量に知ってるからフォローや修正が上手いだけ(未然に防ぐのも同様)だったりします。
そもそも、会社起こして成功したけどその後会社が時流に合わなくなって身を滅ぼした人も、ずっと失敗続きで苦労したけど下積みが花咲いてすげえ人もいるわけでして。
成功が失敗の原因になったり、失敗が成功の原因になったりと、長期的に見ると「成功や失敗ってのは、意味がころころ変わる」のですな。
世界最速のランナー、ボルト選手だって脊椎の変形症で体の左右バランスが大きく違う選手でしたからな。(足が左右で実際違ってたとかある)
おかげで体の負担が大きく、数年計画で肉体改造する前はとにかく故障しまくりで、かなり大変だったみたいでする。
試合に出ると怪我したりするんで、基礎から鍛え直した2年は出場すらコーチから禁止されたらしいです。(実際には2年ちょっと前に出てますけども)
陸上選手のキャリアってだいたい10数年なんですが、そのうち2年ですよ。すげえ。当人にはとんでもなく長い時間だったと思います。
それぐらい、世の中って何が幸いするかよくわからんもので。
つまり、不確かなものである成功失敗に重きをおいて判断するのは、さすがに判断が早すぎるんじゃないかなと。
何より、自分がせっかくやったことを否定しちゃうようで、せっかくの経験がちょっともったいない気もします。
さらに、実際問題として「成功してる人たちは思ったより別に成功してない」んですな。
特にアーティスト関連に顕著なんですが、自分の作品に対して、意外なほどアレが不満コレが不満みたいなものを大量に持ってます。
表に出さないのは、それを失敗とか駄作みたいに言ってしまうと、作品を気に入ってくれる人のことまで貶めてしまうことになるから言わないだけで。
(作品が人生の支えになったと思ってる人が、作者にそれを駄作って言われたらさすがに辛いと思うの_(:3」∠)_)
なので、見た目より案外成功してません。
本人的には失敗の嵐なんで。
ほら、よく職人さんが何年やっても修行足らないとか言ったりしてません?
あれはそういう意味なのですな。
じゃあ、なんで上手く行ってるように見えるのか。
それは失敗し切る前に対応してる、もしくは自分的には失敗でも世間的にはOKな失敗ってやつだったりします。
例えばコミュニケーション。
相手のことなんかわかるわけないんで、どんな話題で話し合うかなんてそんなもん誰だって知らんのです。
なので、聞きます。
何を話したらいいか、じゃないんです。
よくわからんので聞き出すんです。
困ったら調べる、物事の基本です。
自分のことを話すんじゃなく相手のことを聞いて、合う話だけ合わせてるのですな。
無理しない頑張らない。
確定情報でもないことを勝手な想像してアレコレ悩まない。
そうは言っても結構言い過ぎやりすぎあるもので、毎日が失敗の繰り返しです。
むしろ失敗前提で考えるのがコミュニケーションと言えましょう。
そんな感じでで、対処法をたくさん知るのおすすめかなーと思います。
一つの失敗なんかにいちいち沈んで人生終わったみたいな対応するんじゃなくて、いくら失敗してもいいようにしていくのがおすすめかなと思います。そもそも気をつけているのにやるから困ってるわけなので。
「コレを守らないといけない」
「こうしないといけない」
「ミスしちゃいけない」
なんてのはやらかすたびに失敗を強調するだけです。
むしろ失敗してもいいから失敗したときにどうするか考えるの大事。
失敗なんかしまくっていいので。
そこから、まあまあ困らない事例の法則を見つけていくのがコツです。
っていうか、失敗します。絶対。
まずは失敗するので失敗を覚悟しましょう。
むしろ失敗していいです、しましょう。失敗に納得しましょう。
すんません失敗しますって言ってしまっていいぐらいです。
レッツチャレンジ。
とはいってもなかなかそうもいかんかもなんで、まずは余裕持ちましょ余裕。
余裕とはなにか。
失敗しても大丈夫なことです。
そのへんの飲食店に入るとき、1万円あるのが余裕です。
千円しかないのが不安です。
ぶっちゃけ気分の大きさです。
つまり、千円しか持ってなくて不安なら、100均ショップや半額弁当を買えばいいわけで。
そんな感じで、とりあえず根拠なくてもいいから、できるだけ大丈夫そうなことからやるといいです。
大丈夫、理由なんかなくても大丈夫。
そうは言っても……とか関係なく大丈夫。いいね?
特に自分が心配にならないでいいことに、実は理由なんかないので。
不安が大体の原因で、不安をもとに作り上げた先入観から構えて構えて感情グッサリパターンが多いと思うので、まずどうでもいい的になるまで物事に慣れましょ。
もしくは、やってもいいことからやりましょ。
ぶっちゃけ、やることはゲーム攻略みたいな感じで、失敗してもいいことを連続して反復練習。
攻略手順は結構世の中に転がっておりまする。
困ったらお家で料理とかでもいいです、失敗しても食べるのは自分です。誰にもバレません。しかも材料と手順が明確なら結果が出ます、うまい!
あと、自分から能動的にアクションをやりすぎようと思わないこと。
もちろん行動は大事でいいことなんですが、別に無理してまで自分を出さなくていいってことです。出来る範囲からでいいので。
先程も言いましたが、例えばコミュニケーションの場合、話すのが大事じゃなく聞き出すほうが重要っす。
そもそも苦手なのに、自分から制御とか完璧な実行とか無理です。
負担を可能な限り少なくするわかりやすくする方法から始めるべきでして。
だからって、黙ってやりすごすってのは、むしろずっとビクビクしていないといけない上に、ドコにも広がらない悪循環です。
こうしたコラムを書くときだってそうだったりします。
話そう話そうじゃなくて、誰かの顔を思い浮かべつつ、伝わるように書いたほうがわかりやすいです。
話は一人では出来ないので、ついうっかりひたすらに自分語りにならないように、自分の話をするときはむしろ控えめに。
変にカッコつけなくても虚勢張らなくてもいいので、無理しないでいいし、そんな自分に安心していいです。
自分は別に、強くも弱くもダメでも優秀でもないんで。
思ってるより上手く行ってなくてもそれはダメの証明にはならないんで。
ただ、それだけのことに納得する、というのが大丈夫ってことです。
それと、まずは手近にあるような他愛もないことから。
ひとり旅よりも、近所でちょっとごはん食べてくるだけのが楽なわけでして。
普段入らないとか知らない店に入ってみてごはん食べてくるだけでも立派な旅行です。
で、その様子を写真にとってSNSに一言入れて連投するだけで旅行記っす。
SNSの反応とか考えずに自分の備忘録でまとめるだけでも体験記です、楽!
そんな感じで別に特に見せる気でもなく、自分用に自分の気持をまとめるところから始めていいと思います。
ゆるーく、ゆるーく。
うまくいかないんだから、余計に自分はもっと甘やかしていいのです。
まあ、前回ちらっと書きましたが「うまくいかないときは死に覚えゲー」ですので、バシバシやられていいって思うといいです。
大丈夫、それは予定調和っす。
ループモノの作品みたいなもんです。
大勢の人がなんとか出来てるってことは、慣れてないだけで、なんとかする方法は大体あります。
慣れてないときにうまくいかないだけで。
単に今はよくそれを知らないだけです。
知らないなら慣れるまで知るだけです。
そんでもいたたまれなくなったら、焼肉です。
焼肉買えないときは半額焼肉弁当です、おにくだいじ。
ってところでタイトル画像を回収してみましたw
次は、知らないことを知るための話とかしてみましょうかなー。
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