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実は歴22年の九星気学①:気学って?編

タロってデザれるイタコ/O-タロットクエスター主宰
シバタトモコです♪ まいどヽ( ・∀・)ノ
⇒シバタトモコ概略★


実はワシは、22年ほど九星気学を個人的に使っています。

きっかけは、最初の会社を作った頃に、友人のお母さんが九星気学鑑定士の先生で1年間の吉方位や流れを出してもらった事。

このあたりっすかね。

そこから、10年ほど毎年その先生に年間吉方位を出して頂いて、8年くらい前までは積極的に吉方位があれば出向いてエネルギーもらってまして。

で、同時にスグそうなると探求欲が湧くワシは、自分でも色々調べたりその先生に質問したりしながら、マイペースに気学や東洋易の哲学に慣れ親しんで来ました。

自分で観るようになったのは、離婚した翌年から。
先生に鑑定してもらうお金が無かったのが原因(笑)

ワシはそんな九星気学を使い、人体実験かよ?と思えるほど、引越したり旅行したりして吉方位を使っています。今は、そんなマメには吉方位取りはしませんが、年間の吉・凶方位の把握と、海外旅行や引越しの時はしっかり調べます。

今回は長くなるので記事は2つに分けます。

今回は、ワシが思う九星気学のハナシをざっくりと。

次回は、そんな九星をワシが人生で22年使ってきた実体験で思うこと。
⇒次回分はコチラ★


素人意見な部分も多々ありますが(笑)
よろしければお付き合いを。


①九星気学とは「統計学」だと思う件

九星気学の吉方位を取り入れる人は多いと思います。
自分にとって「いい方位・悪い方位」を知れる便利なツールだとも思う。

気とは宇宙の流れやエネルギーの流れの1つだとワシは思っていて、その気の質いかんで、受けるエネルギーや放つエネルギーはいかようにもなると思っています。

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そんな見えない「気」を「学問」として、優れた哲学者や先人達が「計算」できるようにシステム化したものの1つが九星気学だと思います。

ワシ的には、気学に留まらず、風水・数秘術・四柱推命・算命学・ホロスコープなど、ある一定のデータから計算して答えを紐解いていくものは全て「統計学」という「学問ジャンル」であると思っていて、占いとは思いません。実に精度が高い統計学だと思う。

これって素晴らしい叡智だと思う。

九星気学は、盤と星の配置や個人の命式によって方位の吉凶を知ることができます。吉方位の種類や方位によってその方位に合った行動が必須になるし、動く距離も凄く影響に関係すると言われています。

が、ワシ的に体験から思うのは、

吉方位だから運が良くなるとか、凶方位だから運が悪くなるとか、そういう単純なご都合主義や、あやかり系の次元ではないと思っています。

あくまでも「最善の気やエネルギーを積極的に取り入れるためのヒント」こういうもので、そこに何かの目的(モノゴトがうまくいくとか)をくっつけて使うのは、九星気学に限らず全ての鑑定・占いジャンルにおいてはナンセンスだと超個人的に思います。


②九星気学の強み(個人見解)

まず、なんと言っても方位方角の吉凶や時流の流れを観る、動くときの物理的ヒントとしては九星が最強やと思う。

方位・方角を扱うのでよく風水とごっちゃにされる事もあるけど、、自分にとって最善の気の流れを取り入れるってところは同じだけど、気の取り入れ方の根本が違うと思います。(ワシは飛玄風水も多少かじってますw)

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風水は静的要素で、住まいや身の回り・環境・人やモノゴトの配置から「気」を取り入れるもの。
気学は動的要素で、その場・土地へ動き、できるだけ長く滞在して「気」を取り入れるもの。

ざっくりと、こういう違いがあるなと個人的に思う。

九星気学は、「気」を取り入れるたり自分に生かすために「自ら行動するための動的ヒント」であり、その哲学であると思う。

あと、潜在的な性格や性質は、九星気学の「傾斜宮法」を使えば、結構詳細な事がわかります。これ結構、当たってて笑いますw(後述します)


③九星気学に欠かせない哲学「五行思想」

九星のベースは五行思想「木火土金水」です。
西洋の四大元素(風火水土)より1つ多い。(タロットは四大元素)

五行思想

五行思想は、古代中国に端を発する自然哲学の思想で「互いに影響を与え合い、その生滅盛衰によって天地万物が変化し、循環する」という哲学。

九星気学もこの五行思想が根底にあり、水星は水、土星は土、木星は木、金星は金、火星は火と割り当てられてます。

五行思想は九星では相生と相剋と表され、相生は「生かせる・生かされる」もので相剋は「殺す・殺される」となる。

相生関係なら「木は火を発生させる材料になり、火は土を肥やして土に還り、肥えた土の中では金が生まれ、金を冷やすと水が生まれ、水は木を育てる」というもの。

相剋関係なら「木は土の養分を吸い上げ、土は水の流れをせき止め、水は火を消し、火は金を溶かし、金は木を切り倒す」というもの。

ワシはこの哲学が凄く好きで、実はこれだけで何記事も書けるとさえ思うw

九星気学では、星の相生・相剋関係や九星気学独自の法則で、吉方位や凶方位や相性・自分の性質などを出します。


④九星気学の超ざっくり基本構造

九星気学は、方角を8方位に分けます。30度は東西南北、60度は北東、東南、南西、北西で、干支で表します。

星は、一白水星・二黒土星・三碧木星・四緑木星・五黄土星・六白金星・七赤金星・八白土星・九紫火星、この9つに分けられます。

方角8方位もそれぞれの管轄要素が与えられています。
(北は財運・不動産とか、北東は家族・跡取りとか)

星は年単位、月単位、日単位、時間単位で「盤」と呼ばれるものを、九星独自の法則に従って回座していきます。

回座する星と方角の管轄によって吉凶方位とそれぞれの方位の作用詳細が分かるものになってます。(めっさざっくりw)


⑤九星気学の命式の出し方や盤・方位の見方を超ざっくり

※⑤に書く事は、あくまでもワシが九星の先生に教えてもらいつつ、調べ倒しつつの内容をさらに代表的な事だけざっくり書きます。

九星は非常に奥が深い計算の学問なので、ここではあくまでざっくりです。


⑤-1【命式について】

九星気学では、自分の星(命式)は、本命星(生まれ年)・月命星(生まれ月)の2つが基本的な命式となります。

九星気学は1年を陰暦で観るので、2/3が年の節(節分)となります。
陰暦なので、日にちによっては太陽暦のその月には当たらない事もあります。例えば9/1生まれの人は、九星では前節の8月生まれとなります。


⑤-2【吉&凶の方位:盤】

九星気学には「盤」というものがあり、「後天定位盤」「年盤」「月盤」「日盤」「時盤」の5つで方位の吉凶を鑑定します。

後天定位盤(下記写真)九星の定位置で基本となる盤。この盤を基準に、年盤から時盤は1年・1ヶ月・1日・2時間ごとに九星気学の法則に従って星の位置が変わっていきます。(子:北/丑寅:北東/卯:東/辰巳:東南/午:南/未申:南西/酉:西/戌亥:北西)

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吉方位は主に、三合・大三合・同会吉・輪重吉などがあります。
(ここは流派でめっさ変わるし三合以外は計算がマジ複雑w)
凶方位は基本的なものは、本命殺・本命的殺・破・土用殺・五黄殺・暗剣殺などがあります。

方位を出す時は、自分の命式の本命星と月命星の両方でみます。


⑤-3【意外と重要!年4回来る凶期間:土用殺】

吉方位だからといって、土用殺が絡む期間は、吉方位であっても避ける時期となります。この期間は土の神が降りてくる期間と考えられ土を耕したり新しい事をするのには向かない時期とされ、特に九星気学では土用期間は「五黄土星」の影響(腐食など)を受ける時期と考えられているため避けます。

土用殺は春夏秋冬で年4回あり、期間は年ごとに若干変わりますw
なので、これはワシもネットでググります(笑)
(「土用殺 2020年」とかで調べると出てきます)

土用殺の方角は毎年固定で決まっています。

春土用→南東/夏土用→南西/秋土用→北西/冬土用→北東
となります。

ワシの経験から、土用時期はこの方位は犯さないというのが無難かなと思います押忍。


⑤-4【自宅からの方位を知る】

盤も用意していざ、どの方角よ?ってなるのが九星気学(笑)

昔は日本地図買ってきて、角度測って、磁北測って線引いてってアナログな事やってましたけど(笑)

今は便利になりまして(笑)ネットで方位が分かる神サイト(神アプリ)があります。しかも無料!w

あちこち方位スクショ

使う時は必ず「偏角を考慮」にチェック入れてくださいね。
九星気学で使う場合は「気学30°/60°」を選んでください。

⇒あちこち方位(PC版)【無料】
⇒あちこち方位(スマホ版)【無料】
※スマホ版はアプリもあります(無料)

ちな、偏角考慮のチェックあるところに「方位線(青線)」と「正方位線(赤色)」があるのだけど、ワシは「地球は丸い」ってことで(笑)正方位線で調べます。

(方位線:地球を平面にした地図(メルカトル図法)に直線で引いた方位の線/正方位線:地球を球体状に表現している地図(正距方位図法)に正確な方位を示す線)


⑥九星気学を使う時に大切なメンタルポイント

九星気学ほど簡単に入れて奥がとてつもなく深いものは無いと思う(笑)
命式だけ見たら単純なのだが、実はいろいろな計算があり奥深い。

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相剋関係にある場合、悪い・生きづらいとか、方位だと相生は吉、相剋は凶ととりがちやけど、これだけでは本質の詠みではないと思う。

吉方位や最大吉方位が多い命式で生きづらい人もたくさんいるし、吉や最大吉が少ない命式でも楽しく生きる人はたくさんいるし、傾斜でさらに潜在的な性格や特性は多岐にわたるし、単純に「一白水星だから●●な気質」とかではないと思う。

吉凶方位についても同じ事が言える。

吉方位だからといっていい事が起こる、という事でもないし、凶方位でも種類によっては一瞬・短期的なら悪い影響はさほど受けない、という時もある。吉にしろ凶にしろ、結果的にみて「そうなる」という事。

九星気学の「吉」とは宇宙レベルの「善」であり「凶」とは宇宙レベルの「非情な愛」だと超個人的にだが思う。

宇宙の善と愛は、人に都合が良い悪いという単純な事ではないんだなー。

長い目で見た最善最短を寄越すのが宇宙だから、吉方位といっても手放しでは喜べない時もあるし、凶方位だからって全てが絶対に避けないと、でもないのだから困ったもんだw(ここの詳しくは次の記事の実体験でw)

ここは詠み手によって表現や価値観が変わるところなので、

結局、確率統計学系のの鑑定がいくら手法さえ分かれば鑑定はできるといっても、深く詠めば詠むほど、詠み手の価値観や直観力は大事な要素になるなとは思います。


以上、九星気学について書いてみました!

次回のワシの人体実験経験談はコチラ

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(内容は適宜更新しています)



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