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全プロ記念競輪

今回は先日5月25日、26日、27日の3日間、松山競輪場で行われた全プロ記念競輪について書こうと思います。

全プロ記念競輪とは初日と2日目、計2日間だけ普通の車券が購入出来る競輪を行います。そして、3日目に自転車競技の大会を行います。初日、2日目は通常通りの競輪なので外部との接触は一切出来ません。

しかし、3日目に行われる大会が控えているので全レース終了後、まだ競輪場内にいるのに携帯電話を使用することが出来るんです!
大会は賭け事ではない、いわゆるオリンピック種目などの自転車競技です。なので携帯電話は返却してもらえます。

ということで普段見せることの出来ない選手側の風景を撮ってみました。
これがレース前の控え室!

みんなそれぞれウォーミングアップなどの時間に備えゴロゴロしたり、トレーニングジャージや洗濯物を干したりしています。
だいたい昼間はここで過ごしています。
そして夜は宿舎の部屋へ戻ります。

だいたい4人部屋!
全国の競輪場の宿舎はどこもこんな感じです。
そして検車場!

ここで車体検査や自転車整備をしてレースに備えています。

3日目に行われる自転車競技の大会は全プロと言って各地区で行われた地区予選を勝ち抜いてきた選手が走る全国大会みたいな大会です。
この大会で日本代表メンバーを決めたりするのでとても重要な大会です。
その他、寛仁親王杯というG1レースの出場権を獲るためのS級の選手にとっても重要な大会になっています。

しかし、競技事態はガチンコ勝負で真剣ですが
車券の対象ではないので、どちらかというと運動会的な雰囲気で和気あいあいな感じです。
選手はバンク内で待機したり、場内外を行き来したりと自由な姿も見られるし、また違った選手の一面もみられると思います。そしてオリンピックでも使用されるようなカーボンフレームで走るので、桁違いのスピードが出て迫力満点です。ちなみに値段は完成車で200万ぐらいの自転車です。

松山本場でもたくさんのファンの方が競技の観戦に来てくれていましたが競輪とはまた違う、あのスピード感にさぞ驚いていたのではないでしょうか。毎年行われている大会なので是非本場で観戦してみてください。

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