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期待に応えるのではなく期待を超えるという挑み方

今年も残すところあと1日になりました。今年はnoteを始めたことが僕にとって一つの新たな取り組みになりました。競輪というやや閉塞的な世界を皆さんに少しでも知ってもらう機会になればと思い始めましたが、来年も引き続き裏話を中心にここに書いていけたらと思っています。

ということで今年最後の投稿は僕の最近の考えを記しました。

競輪は国で定められた法律にのっとった公共のギャンブルです。競輪の売り上げは施工者である自治体に還元され、ありとあらゆる社会事業に貢献しています。
たとえば健康診断でよく使われる、レントゲンとか心電図とか色々な機械が積んである検診車。あれよく見ると競輪補助車両って小さく書いてあるんです。
ぼくたち競輪選手はファンの皆さんの命の次に大切なお金を掛けてもらっているという自覚と社会貢献にも繋がっているというプライドを持って走っています。
いかにファンの皆さんの期待に応えられるか
それはやはり1着をとり、車券に貢献すること
そのためにはトレーニングあるのみ。9人で走り、みんな同じ1着を目指している中で1着をとることは並大抵の努力では叶えません。
色々なプレッシャーがある中で、更にファンの皆さんの期待に応えるというプレッシャー。
そのプレッシャーを常に抱えながら走り続けてきたこの四半世紀。
しかし、ここ最近は「期待に応える」のではなく、「期待を越える」という方向にシフトすることで気持ちがラクになってきました。
期待に応えるということは、人からの願いに応えること。
期待を越えるということは、自分自身で成し得なければならないこと。
競輪選手は365日自己管理です。サボろうと思えばいつでもサボれます。なのでセルフコントロールは得意です。期待を自分自身で越えていけば期待にも応えることが出来る。そして社会にも貢献できる。まさに一石二鳥じゃん。来年こそ大きなレースで優勝できるよう頑張ります!皆さん応援よろしくお願いします!!

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