L'Arc〜en〜Cielアドベントカレンダー24日目「Hurry Xmas」

L'Arc〜en〜Ciel Advent Calendar 2017 24日目。次でラスト!

歌っ詞

アルバム「KISS」収録 シングル曲

ちょうどいいタイミングだしね。クリスマスソングで盛り上がりたい。

この曲は、他のシングルとは違い、期間限定販売となっており、2007年11月発売とは別に、2008年11月、2009年11月、2010年11月と、なぜか4年連続でパッケージを変えて再販されており、初回限定と通常版、再販版を含めて5種類あるとかいう、TRFの「寒い夜だから」も顔負けの商法だ。

ロックバンドがクリスマスソングとか…というのは気持ち的にないわけではないんだけど、びっくりするくらいラルク節というか、クネクネ踊りながら歌うhydeを満喫できる、ある種「L'Arc〜en〜Cielらしい」仕上がりの曲とも言えなくもない。なんのかんのでお祭り騒ぎ的なことしたがるバンドだしねぇ。

みんなの記憶に残る超名曲かと言われれば、これまで紹介してきた曲に比べてパンチの薄いタイトルではあるし、甘ったるい感じの歌ではあるのだけれども、聴いてみるとやっぱり「L'Arc〜en〜Ciel」なのだ。こう言う題材の歌を歌わせても、どこまでいってもラルクなのだって思えるってすごいなぁって。

前述の通り、L'Arc〜en〜Cielのこれまでの曲にしては随分甘ったるい感じの曲調だし、これまでのどの曲とも違う系統ではあるものの、そもそも初期のライブ「carnival of true」ではI Wishを歌い、これまでもお祭りのような演出をライブで展開してきたこともあれば、意外と演出の上でウサギなどの小動物が数多く登場してきていることもあって、実はそんなに意外というわけでもなく、ある種の必然に沿って生まれた歌なのかもしれないと思ってみたりもしているところだ。

もともとhyde自身もハロウィンではノリノリだし、仮装することも多いのだから、クリスマスに凝るというのは当たり前の話かもしれない。それゆえの楽曲であれば腑に落ちるので、やはりこれはこれまでと多くの違いはあれど、L'Arc〜en〜Cielのひとつなのだ。

ただ、やはり従来の曲とは違う異端的な作品でもあるのは間違い無く、メンバーをして「(アルバム「KISS」の中で)最もチャレンジした曲」と言わしめるほどであり、演奏手法もかなり変わっているようで、色々と苦労もあった模様。

PVもかなり豪華でセレブな感じなっており、やっぱりラルクのクリスマスはこうでなきゃなー! って感じに浸れるので、PVとワンセットで視聴することをお勧めしたいものである。

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