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ゆるゆるフリーランスの日常

好きな言葉は「現状維持」嫌いなものは「デスマーチ」でおなじみのmasakiさんなのだけれども、快楽主義者に片足突っ込んでるところもあって、ストレスが溜まる何某からはとことん距離を置きたい系のポケモンだ。

とてもとてもありがたいことに、今の自分の仕事環境といえばストレスがほとんどなく、仕事量としてもそれなりに飯が食える程度には恵まれ、大きく羽ばたくことはないが、年に一本くらいは高額なレンズを購入できる程度にはお小遣いが貯められるので、三十代最後の年となった今、それなりに充実していると言っても過言ではない。

基本的に「成長する」「自分を高める」とか本当に意味がわからなくて、日々ぬるま湯に浸かっていたいし、肯定され続けたいし、常に僕は間違ってないんだよって認めて欲しいので、わざわざ苦行に首突っ込むようなことなんてしたくない。自分が肯定されるためなら本気、出します!

苦行(デスマーチ)に首突っ込むとするなら、せいぜいどうしても欲しいものがあるのでその種銭稼ぎという程度の感覚しかない。仕事においては自分を高めて得られるものが経済でない限り、頑張ることはしない主義だ。

こういう書き方をすると、「こいつの未来はなさそうだ」とか、「10年後後悔してそう」だとか思われそうだが、現実的には欲しいものがありすぎて、かなりの高頻度でデスマーチに首突っ込んでるので、大体そこで帳尻は合わされてる。前述の通り、経済が絡む限りは頑張るんだよ僕ってやつは!

とは言っても、こんな地方でダラダラ仕事してるフリーランス、華やかな世界でスーパーWebサービスをローンチしまくってる人たちに比べれば得られる仕事なんて相応のものでしかないのだけれども、それはそれとて得られるものは非常に多く、大それた仕事は持ってないが、自分をそれなりに自由にしてくれる程度の何某はあるわけで、このノンストレスな環境は絶対に手放さないぞという気持ちだけは強い。

猛スピードでくるくる回る世界に対して、頑張って日々活動している人もいれば、晴耕雨読よろしく、立ち止まる時間を大事にしている人もいるわけで、それでいてどちらも正しいあり方なんだろうと思えるなら、僕はそこまで頑張る必要もないし、頑張る才能も持ち合わせていない人種なのだという諦観もある。

多分だけど、僕は世界を変えられないし、変える気もないし、何かを訴えかけたい訳でもなければ、人様に誇れるような主義主張も持ち合わせていない。煌びやかな世界の陰で甘い汁を必死に吸おうと無駄な努力ばかりしてる側に僕はいる。そういうのがいいんだ。

自営業者、フリーランスとしては相当ダメな部類に入ってるんだろうという自覚はあるのだけれども、本音をぶちまけるなら、楽して稼ぎたいし、余った時間は家族と趣味のために使いたいし、まず以って勉強なんてする気がない。必要に駆られて半泣きになりながら無理やり今覚えなきゃならんことを詰め込む程度でいい。そんでもって、その半泣き作業が自分にとって最もストレスの少ない勉強方法だったりもする。ほんと同業者に怒られるやつだこれ。

そんなこんなで、今日も今日とてゆる〜〜く、でも納品に関してはプライドを持って臨んでいくぞ! みたいな局所集中型スタイルで余った時間はのんびりのんびり暮らしていくぞと誓っているここ最近のお話であった。

めでたしめでたし。

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