L'Arc〜en〜Cielアドベントカレンダー23日目「虹」

L'Arc〜en〜Ciel Advent Calendar 2017 23日目。あと2日だぞー!

歌詞!

アルバム「HEART」収録 シングル曲

言わずと知れた、L'Arc〜en〜Cielの表題曲でもあり、色々と思いをはせてしまう曲でもある。

この曲がリリースされるに至るまでの道は決して順風満帆ではなく、当時のドラムだったsakuraの不祥事による活動休止後、復活シングルとして発表された曲である。
そのまんま、L'Arc〜en〜Cielの日本語をタイトルにしただけあって、色んな思いが詰まってるんだろうなーってことは想像に難くない。

ちなみに、この曲の発表は1997年12月23日の東京ドームでの復活ライブ「REINCARNATION」にて発表された。
この記事の公開日からちょうど20年前だ。

復活ライブの模様はWOWOWで同時中継されていたのでリアルタイムで観ていた人もいるかもしれない。僕もそうなんだけど、ラストの羽根が舞い降りる中歌い上げる二度目の虹、最高すぎて涙出たよな!

ロックバンドなんだし、復活は華々しくアップテンポな曲で来るかと思いきや、重厚なバラードとなっており、旋律の美しさを強く押し出した曲でもある。

この曲の当時、sakuraが脱退しているので、メンバーは3人となっており、全楽曲の中でも唯一のものとなっている。この後に新ドラマーであるyukihiroが加入するのだが、この時はまだサポートドラマーであり、正式なメンバー加入では無い。すでに合流はしていることも伝えられていたし、セッションはもちろん、ライブの準備も進められていたのだが、虹をリリースするにあたり、この曲に限っては3人でなければならないという強いこだわりがあったようで、正式な加入は次曲のwinterfallからになる。

僕的にこの曲はシングルでもいいのだけれども、アルバムバージョンの方を推したい。虹とwinterfallの収録されているアルバム「HEART」に収録されているのだが、シングル版ではボソボソ声だった、間奏に入る詩がアルバムバージョンだとはっきりと聞こえるようになっている。

これは歌詞カードにも歌詞サイトにも掲載されていないので自分の耳で覚えるしか無いのだけれども、「記憶の天秤にかけた1つの傷が釣り合うには100の愛を要する」という部分ははっきりとわかるんだけど、以降はググらないとわからん。

全体的に重い歌となっているが、人の弱さと、それでもなお立ち上がる強さを歌ったものであり、当時のL'Arc〜en〜Cielそのものを歌ったものでもあるんだろうと思うと涙なしには語れないわけでして、ええ、ファンとしても辛ぅございましたよ。

しかし、虹を引っさげて復活後、それからの快進撃はもう言わずもがな。国内トップクラスのバンドにまで成長を遂げたことはご存知の通りだろう。

色々と悲しいことが積み重なってしまった時期ではあったが、今でもsakuraとも親交はあるようだし、かっこいい曲をリリースしまくってるし、傷は追えども良かった良かったという感じで嬉しい限りだ。

やっぱり今でもラルクを代表する曲だし、リアルタイムを生きた人にとっては本当に大事な曲でもあると思うし、今でも大切にされている曲でもあって、思うところはたくさんあったりするものなのだ。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?