追い詰められないと頑張れない

突然ではあるが、皆様は「グランブルーファンタジー(通称グラブル)」というソーシャルゲームをご存知だろうか。

つーか知らない人の方が少ないと思うのだけれども、まぁスマホでもPCでも楽しめるファンタジー好きがキュンキュンすることでおなじみの壮大なゲームだ。

どんなゲームなのかの詳細は書き出すと1億文字くらい使いそうなのでゴッソリ省くが、グラブルには敵と戦う上で様々なスキルが用意されており、その中でも特殊なものの一つに「背水」というものがある。

この「背水」というスキルは、プレイヤーのHPが少なくなればなるほど攻撃力が上昇するスキルで、猛者になると、わざわざメンバーのHPを1にして最高火力で敵をぶん殴るみたいな話になってくるわけだけれども。

思うに、僕の人生において、余裕を持って動けた、仕事ができた。なんてことはほとんどなく、大半が追い詰められて追い詰められた結果として、なんとか終わりを見出すみたいなことの方が多くて、大学受験も然り、就職活動も然り、フリーランスとして独立してから今に至るまでの経緯も然りと、とにかくギリギリの戦いばかり強いられてきた気がする。

仕事においても、時間に余裕がありすぎる案件ってなかなか動き出せず、結局納期のデッドラインが判明したあたりから本気を出して最終期限3日前くらいになんとか目処を立てるみたいなことになってしまっている。

逆にそういう意味では「短納期で!」とか言われる仕事は割と得意分野で、デッドラインがはっきりしている限りはかなりのパフォーマンスを見せる自信があったりするので、もしかすると僕には天然で「背水」スキルがあるのではないか? と思うのも自然な流れな訳だ。

「結果が全て教団」に入信してる訳でもないので、できなかったらできなかったで仕方がないとは思っているのだけれども、それはそれとして、最終日に形になっていないということ自体に強烈な拒否反応があって、納期は絶対に守りたいし、結果が叶わずともその時点のベターだけは証明したい。その気持ちだけでここまでやってきたとも言える。

「追い詰められた方が強い」って現実的には相当リスキーなスキルだし、こんなノリで仕事されると困るわ! と思う人の方が多そうではあるが、実際問題、追い詰められてめちゃくちゃな力発揮する人は一定数確実に存在しているし、グラブルだと背水ガチ勢は強い。大事なことはグラブルが教えてくれた。背水スキルしか持たない俺たちでも使いようでなんとでもなる!

そう、みんなグラブルをしよう!

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