L'Arc〜en〜Cielアドベントカレンダー21日目「TIME SLIP」

L'Arc〜en〜Ciel Advent Calendar 2017 21日目。いよいよ終わりが見えて来た。

歌詞ーの

アルバム「REAL」収録

L'Arc〜en〜Cielが怒涛のリリースラッシュを繰り返し続け、その果てに完成したアルバム「REAL」の中の一曲。

このアルバムを機に、一度活動休止宣言をするわけだが、解散の噂も出たほどに慌ただしい日常を過ごしたであろうことを考えてみると、非常に危ういバランスの上に成り立ったアルバムのようにも思えてくる。

と、この曲については非常にレビューというか、文章にするというのが難しい。非常に淡々とした進行の曲であるものの、イージーリスニングというのは重く、ハードナンバーでもないしどちらかと言えばスロー寄りのミディアムテンポという感じなので、聴けば聴くほどふわふわした、それでいて物悲しいのか、そうでないのか複雑な感情にとらわれてしまうような、そんな歌に思える。

このTIME SLIPという曲は、hydeが久々に友人と会った時に感じたことを歌詞にしたためたそうなのだが、なんとなく分かるなぁというか、友達ってなんだろうってなった時、定義なんてものはわかんないのだけれども「久々に会ってもまるでつい先日会っていたかのように会話ができる人」という話を聞いたことがあって、嗚呼、その通りなのかもなーって理解はすれど、もう一度会って、ギクシャクしながらでも少しずつ時間を埋めたいと思える人もいるよな みたいな、まぁあんまり友達いないんだけど、そういう人も、いる。

中には長い時間の中で共通の言語をなくしてしまい、わかり合う言葉を持てなくなってしまった人もいたりするのだけど、そんな時この曲が思い出されたりしてものすごく心をえぐってくるというか。切ねぇなぁ…。

曲調もなんというか、淡々としている中で、時間を無くしたかのような喪失感を思わせるものとなっており、なんとなく秋に聴きたいな! ってなってしまう。実際このアルバムがリリースされたのも秋だし。

REALというアルバムは全体的にこれまでのL'Arc〜en〜Cielの楽曲に比べてかなり控えめなトーンに落としながら、めちゃくちゃ攻撃的という「重さ」が強い印象があるのだけれども、その中にあってこの曲はニュートラルな立ち位置な気がしてる。アルバム終盤の曲でもあるし、ちょっと一息。でも余韻は残るみたいな。

そんなこんなで、個人的にものすごく複雑な曲ではあるのだけど、REALというアルバムの中では一番好きな曲だし、こういう感じの歌もたまにはいいんじゃないだろうかってことで。

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