10月21日（土）さちこの結婚式に行ってきたよ〜〜〜！めでたい、めでたすぎる。ということで今回の更新はさちこ結婚式レポート！

　雨女で、旅行やイベントも2人だと大抵雨になっていたけれど、この日は快晴でした。

　これだけで10月に結婚式する意味あるよ。街路樹が光に反射してキラキラと輝く式場までの道のり。着いた時の空と芝生のコントラスト。

　わたしはさちこの高校の同級生なんだけど、一年生の頃に同じクラスで席が隣だったってだけで、コミュニティ（部活とか）は全く被ってなかったので、今回はおひとり様参戦でした。

　てっきり係の人に呼んでもらえると思ってロビーで待ってたら、特にアナウンスもないまま皆様控え室に集合しており、「新郎様ご友人」みたいな机の札通りに、コミュニティごとに各友人たちが座っていて泣きそうになっちゃった。ああこれはバイト先の人だろうな…これは大学の友達だろうな…。そして1人空いているはじっこの空白の席につき、桜茶を飲むはいる。

　会場からご案内があり、これから式が始まるが、神聖な場なので写真は新郎新婦で1人ずつしか撮っちゃダメといわれる。ご希望される方いますか？という声があり、新郎側はすっと手をあげる人がいた。わたしはてっきり一眼レフとか持ってる友達が手を挙げるだろうと思ってたら、新婦側の友人、マジで誰も手をあげない。え、えー。
　1人で参戦してるのお前だけなんだからお前が撮れってコト？？？
　「あ、あの、これはスマホで撮るだけでも別にいいんでしょうか…」にっこりお姉さんが「大丈夫ですよ！」というので立候補した。

　写真担当者は1番前の席座らせてくれるんだけど、新郎新婦は後ろの方に座っているので、なんかあんまりうまく撮れなかった。他の参列者の頭ばっかり撮れたし、とんでもない大きさのカメラを持った会場カメラマンもいたし、わたしの写真なんの役にも立たなそ〜と思って途中で撮るの諦めた。
　儀式で葉っぱを神様に向けて捧げる、みたいなやつあるじゃん。あれで2人とも逆向きに捧げて注意されてさちこ本当に不謹慎にニヤニヤしてた。そういうところだよ。

　参列者で列を作って2人がその間を歩く時に、ちょうどさちこのママとお隣になったから、この度はおめでとうございます〜！ママ今日は飲みましょ〜！っていったら、さちこのママは「今日は本当に飲まないの、絶対着物脱いじゃうから」って言っててウケた。御車代も渡さなきゃいけないのに「誰に何渡したらいいか全然わかんないんだよ〜」って言いながら、さちこが書いたであろう名前の付箋をご祝儀袋につけたまま渡そうとしていたのもウケた。

　なんかさちこの結婚式でかなり独特だな〜と思ったのが、フリータイムの多さ。あの綺麗な芝生での写真撮影とか、「はい、ではみなさん並んで撮りますね〜！」みたいな？そういうのなくて、「撮りたい人は今のうちに行ってくださいね〜！」みたいな感じ。
　披露宴までの待ち時間に、控え室に普通に新郎新婦が「暇だから来たよ〜」って感じで同席してたのもウケた。

　披露宴会場に移動するとき、お庭の横を通って、外ですごくうまいサーモンの何かとシャンパンを持たされた。両手が塞がった状態で座席を探すのがマジで難易度高くて、さちこの友達が見事に座席表にサーモンの全てをこぼしたりしてた。

　ちなみに席はさちこの小学校の同級生の席に1人混ぜてもらったんだけど、「ARMY（BTSファンの総称）なんだよね？」とか、みんな親切に声をかけてくれて（さちこの根回しもあると思うが）社会ができるやつが多く、“友達のレベルがお前のレベル”じゃん、になった。
　卓の人の中には、その日が初対面じゃない人もいて（若い頃なぜか一緒に飲んだことがある）話しやすかった。さちこは割とカジュアルに友達とか彼氏に会わせてくれるところがある。それはお前の日頃の行いがいいからできる芸当なんだよ。

　酒の鏡割りから始まったのが良かったです。嬉しそうに樽を割る、さちこママ。
　中座する時はお兄ちゃんとなのもすごく良くて。野球に音楽にと共通点がある兄妹よすぎる。自分の息子と娘を重ねちゃった。

　ケーキもシンプルで、ファーストバイトみたいなクソイベントしないところも矜持を感じた（わたしは参列者としてファーストバイトを見るのは大好きである）

　途中でインタビュータイム？みたいなやつがあって、マイク持たされたんだけど、
「一緒にご旅行とかも行かれるんですか？」
「えっ…？旅行とかはあんまり行ったことないですよね？？？」
「（さちこ）京都！京都！」
「あっ、京都？…あんまり覚えてないんですけど〜」
　ひどいよね。もっと伝えられた愛があるはずなのに…。あんな予定されてないインタビュー、交通事故だもん…。
　でも同じ卓の皆さんがとりあえずなんか喋っとけば「よいしょー！」って合いの手入れて盛り上がった空気にしてくれてよかった。

　最後のご両親への手紙も、パパへのくだりと、それに関連する音楽が、泣かずにはいられなかった〜。みんな泣いてたょ。

　最後は明治記念館の良い階段で写真を撮って帰りました。
　どうせ友達いないから披露宴終わったら帰るわーっていってたのに、さちこの小学校の友達たちが本当によくしてくれて、結局３次会まで行って帰ってきたよ。ウケるね。

　ということで、さちこの結婚式レポート、いかがだったでしょうか。もっとボタボタ泣くかな〜とか思ってたんだけど、「紆余曲折あったけどここまで来れてよかったよな！」の気持ちが大きかったです。

　3年前に、前の彼氏と会ったときに書いたnote。この時はこの彼氏と結婚するかな〜と思ってたけどね。人生は想像していたようにはならない。
　結婚式のプロフィールムービーで、この彼氏（とか他にも通り過ぎた男もいたと思うが）と付き合ってた期間をなかったことにして、しれっと2015年から付き合ってるって書いてたのウケたな。（さちこはヨリを戻した相手と結婚しています）「えー！そんなに付き合ってたのー？！」って会場がざわついてたよ。

　結婚式は、大事な人間の様々な側面が見れるから好き。小学校の友達、バイトの友達、家族、結婚相手。どのコミュニティの人たちも親切で。それはあなたの聡明さ、人を傷つけない優しさと明るさがもたらしているのだと思います。
　そんなあなたに「You are my soulmate」と言われたこと、誇りに思います。

　どうかお幸せに！愛してる！

今回ばかりはさちこに結婚お祝いのメッセージ、式などについてご質問をどうぞ！