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これからのマーケティングは、親友をつくることから


情報の過去と現在

今までは、情報が制限されていたので一部の人しか手にできない情報がたくさんありましたが、現在はそういったことがなくなりTwitterやFacebookやYouTubeなどが大衆化されたことで誰でも質のよい情報にアクセス可能になりました。情報の民主化が起こりました。

過去、ニュースや新聞、ラジオくらいのツールしかなかったので、情報発信が限られた人になっていました。政治家が汚職しても一般人の目にふれる前にもみ消してしまったり、この情報は都合がいいからどんどん流したり、スポンサー契約してお金をたくさんもらっているからたくさん宣伝するような企画を作ってテレビに流すなど、利害関係、既得権益のかたまりだったかと思います。

しかし、ソーシャルメディアの急速な普及によって一般の人が個人でメディアをもつことができ、いままではニュースでしか動画放送ができなかった内容や新聞でしか見れなかった記事、ラジオでしか聞けなかったコンテンツなどは、いまは一般の人でも同じ性質のメディアを持つことができるようになりました。

最近、私もYouTubeでプログラミングの勉強やマーケティングの勉強をしていますが、基礎知識をつけるのには全く問題ないです。HTMLやCSS、Javaなど本当にクオリティの高いコンテンツを配信している人が多いので、行く必要はないと思ってしまいます。

情報を受け取る側に必要なリテラシー

コンテンツが誰でも発信できる時代なので、その道の専門家で人気のYouTubeなどを見れば、学習はできます。お金を出しで学習系のビジネススクールなどあります。コミュニティを形成したいのであれば有益かもしれませんが、学びにいくことを優先に考えるのであれば必要ないと思っています。

やる気のない人には必要かもしれませんが、

ネット回線があれば情報収集して自分で学習できます。実践的な業務内容も十分にコンテンツとしてあります。QAもできます。Twitterで日々の情報もキャッチできます。はたまた書籍でもいいと思います。これをやった上で、必要であればスクールに通えばいいとおもいますし、それを基準に必要か必要でないかの判断をすればいいと思います。

コンテンツ提供側も、マネタイズ設計をしていて無料版には、ここまでしか見せないよという仕掛けをたくさんしてあって、時間のサンクコストバイアスを利用、現状維持バイアスを働きかけるマーケティングなので、無料にしてそこにたいして資金=時間や労力を費やしたことをコミニケションの土台として課金側へ移動させていきます。

無料版から課金する

課金に抵抗のあるひとは多いかもしれませんが、実際には過去は買ってから失敗したとか、なんでこんな内容のものにお金を使ってしまったのかの0か1かでしかなかったので、無料版がでたことでコンテンツの使い方、内容を十分に吟味して課金するかしないかを判断できるようになりました。0、1ではなくてもう少し手前にコンテンツがでてきたように思えます。

簡単に言うとコンテンツを消費者側に近づいてきて、それを段階的に分けているということです。手に取りやすい状況になったので、消費者側が一度コンテンツを利用して判断できる状態になったということです。

見え方は変わったが、本質は変わっていません

企業が提供しているコンテンツは、予算があってその予算の中でプロモーションからマーケティング、セールスまでしていかなくてはなりません。これはいつの時代もわかりません。新しいコンテンツがでたからって、その背景に無限にお金をねん出しているわけではないです。予算があってそのコストのかけかたを考えて、サービスを提供していきます。

ここは変わっていません。

これからのマーケティングは??

結構、企業側は大変な時期にきていると思います。過去は、テレビコマーシャルに出稿したり、大きく大衆に周知させるので、1対多のマーケティングで、少し前には口コミもお金で買って、ある程度自社に有益な状況に持っていけていましたが、これからはそうではないです。

例えば、Twitterのプロモーションが流れてきたら読み飛ばしますよね・・

YouTubeの広告ってうざいよね

広告ってわかるとまたかよってなってしまいます。ここの感じ方は、広告=うざいってなっていて、それよりも人気ユーチューバーなどが紹介する商品は、コンテンツとして広告色がだいぶ薄まっているので、商品はなんでもよくてコンテンツがおもしろいから見るみたいなことです。コンビニもあの商品が欲しいからというよりはコンビニに行けば弁当があるとかお酒がが充実して手軽に買えるからという目的で行くとおもいます。逆にZOZOタウンで購入するのは、そこに目的のブランドがあるからで、たまたま買ったのが、ZOZOタウンだったということの違いです。

少し前に芸能人が使ったこともない商品をこれいいですよって、ステマでたたかれましたが、企業はこういった消費者をなめたような広告をしかけたりします。やっていることは政治家と一緒ですね・・・

これからは、企業は売りたいものを提供したいと思いますが、もう少し消費者に溶け込んだ内容でないと、周知はできますが、そこにはコストもかかりますし、費用対効果の面だけ考えると段々と採算制のないよう内容になると思います。

友達感覚が必要となる

信用経済など言われていますが、友達をだますとどうなるか?

誰でもわかると思いますが、けんかになりますよね。嫌われますよね。普通のことだと思いますが、これを企業という団体になるとやってしまうんですね。目的が売り上げの会社は間違えやすいですよね。目的がお客さんだったらどうでしょうか?どんなことをしたらありがとうや喜んでもらえるかから逆算することで、この商品を親友に紹介するとしたらどうやって紹介したら興味持ってもらえるかなって考えると思います。正直これも違います。

親友になるまでの過程を踏んでいません。過去は1対多だったので個人の感情よりも大衆の行動の方が重要だったのでアプローチがまったく違います。

これらをふまえてお客さんにアプローチしないとおそらく何言ってんんだこのひとってなってしまいます。現在のGAFAなどはテクノロジーを利用して個人にアプローチしています。個人の時間を尊重して、その中であなたにおすすめの商品はこちら、これを購入した人はこんなのも買っていますよと提案も欠かしていない。過去の日本企業はいけいけどんどんの会社が多かったのでやったらやったぶん成果がでていた時代から個人に丁寧アプローチをすることがわかっていません。

最後に

これからの時代は、まずは親友を作ることからはじめて親友になったらその親友にどう商品を紹介するかを考えて、紹介したあと商品はどうだったかを聞いてみる。このフローをもっとやわらかい感覚でできるようにした方がいいよって話。テクノロジーが進化して必要な部分は全てテクノロジーに提供してもらい、親友(ファン)をしっかりと作ることが、これからの企業を成長させてくれる。

ご視聴ありがとうございあした。

また、読んで頂けると嬉しいです。

yumetama さんのすてきな画像使わせて頂きありがとうございました。


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