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ケータイ業界(法人)はどこへ行く?⑫

みなさん こんにちは  4DL Technologies株式会社 CCOの荒巻順です。みなさんはGWいかがにお過ごしですか?

本日5月3日、首都圏は薄曇りですがナイスな天気です。私はいつもの様にうつものカフェに陣取って仕事してます。

GW限定のコーヒーゼリーラテ

前回は

試験で、あるタイミイングを切り取って評価認定するではなく、ある一定期間で活動内容と量で評価し支援する。
仮に成果があがらなくても、種まきとして愚直に活動したプロセスを導入資格として設計が必要ではないと思います。
時代の変化が激しいだけに、そして最上位が更に難しくなる前提としたら、導入部分は「基本動作の徹底」にすることで、線形関数的な認定制度からの脱却に繋がると思います。

こんな感じで終わりました。

導入認定は、基本動作としての「活動量」をテーマにする。そして、試験としての「あるタイミング」の理解度ではなく、実際にそれを愚直に毎月こなしているかどうかの「プロセス」を評価する。

まず、ヒトを育てるという中で「試験」という制度は「測定」という面では正しいけど、導入認定では測定の仕方を変えましょうって話です。

常に測定をして、活動の「量」と「質」を常にチェックして、できているヒトには支援費を出す。

商談テクニックの前に、行動する癖付けを徹底する。

お客様への訪問件数、連絡件数、パンフレットの配布件数、お客様からの情報入力数、CRMへの連続投入率・・・など、法人営業としての動作をしているかしていないか。

成果を得るためには「行動」が大前提ですから、それをちゃんとやっているヒトをすくってあげる。

導入研修とか認定で「傾向と対策」でクリアできる試験はそろそろ、捨てていい気がします。

なので、場合によっては3段階の前のプレマイスター資格を、法人特有の中身に切り替えて、認定制度を法人特有で4段階にするもありかもしれませんね。

量と質はどっちが先なのだという、不毛に近い議論がありますが、今までの認定制度は「質」に重点をおきすぎだったかもしれません。

理由は色々とあると思いますが「基本動作は通信キャリアが教える範疇ではない」という意味だったとしたら、それはその通りではあるのですが、代理店網のスキル的な部分の底割れを防ぐためには誰が責任をもって教育をするのか。

混沌とした答えの無い時代というか、正解が日々変わる時代になるなかで、そういう「変えるべきではない」側面で認定制度を設計するのも考えとしてはあるのではないかと思います。

代理店法人営業の人物像のレンジが拡がるということは、やるべきこと、できてあたりまえが通じない時もある。そのリスクをどう避けるかという話です。

試験タイミングだけではなく、日々測定をすること。それを認定制度に広げるという考え方です。

繰り返しますが、一直線にスキルアップのテーマではなく、並列的に認定制度をつくることで、いつの変化にも耐えられるようにしておくこと。

変化への耐性を持たせるために、常に使える基本動作という「変えるべきではないこと」を一本持つ。

そして、線形関数的な資格にしないと言うことは、資格認定制度の入れ替え、作り直しが簡単にできるメリットもあると思います。

継続性は運用で考えればいいだけで、中身の継続性は時代に合わせて変化に柔軟に対応できる様にする。

日々の活動そのものをトレーニングする。そして、その測定結果で一定ラインをクリアしているヒトだけ評価する。

毎日は知っているうちに身につくことを徹底して支える。これもヒトを育てるコツではないでしょうか?

ブラックに聞こえたらいけませんが、人間負荷をかけているうちに慣れてくることをまずやらないと成長の土台はできません。

最終的にお客様にDXという、我々にとっては高付加価値の活動をするための基礎体力。話の切り出し方とか、質問の投げ方とか、判りやすい商品説明とかの前に、活動を「きちんと」できる。

こんな当たり前があって、はじめてDX提案への道だと思います。導入部分は「必ず動く(行動)」を担保することから見直しもあると思います。

最上位が更に難易度を上げるなら、導入部分を下げるのはバランス的に正しいという気もします。

さて、次回以降は中級認定をどうするか考えましょう。色々な意味で「ボリュームゾーン」の設計はある意味イチバン難しい。

って、長いのでまだ続く。




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