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初・紙博を満喫した

今日は「紙博 in 東京 vol.8」に行ってきた。週内にやるべき仕事は昨日23時台になんとか終えたので心置きなく。あー、仕事終わりの紙もの、沁みるー。

紙雑貨とオリジナルノート「エモジ」さんのブースで買った缶詰め型のメモ帳。これ開けると美味しそうなんだけどまだ開けない(エモジさんのインスタグラム

ポストカードやレターセット、シール、ノート、紙箱、コースター、カレンダーといった紙でできたグッズのほか、筆記具やスタンプ、クリップなど紙と相性のいいグッズもたくさん集まっていて、雑貨ババアの血が騒ぐ。

ゴム版はんこと紙もの雑貨「cotori cotori」さんの持っているだけで幸せになれそうな紙。文庫本をカバーしようと思っている(cotori cotoriさんのインスタグラム

案外、ブックカバーないしブックカバーに使えそうなシンプルな紙はそんなに多くなかった印象。ブックカバー用紙を持ち帰るつもりでクリアファイルをたくさん用意して行ったけど2つしか使わなかった。

貼り箱専門店「BOX & NEEDLE」さんの紙トレー。BOX & NEEDLEさんの箱は、世界17カ国から集めた美しい紙をニカワで手貼りして作られるそう(BOX & NEEDLEさんのインスタグラム

金曜から日曜の3日間開催で、平日の今日が混雑状況としては一番マシだと思うんだけど、それでも盛況、活況、わし発狂、楽しくて。紙博みんな感じがいい。デザフェスにしろ文具女子博にしろ出店者/出展者の皆さんの感じがいいのは変わらないけど、紙博はお客さんが落ち着いていて場内過ごしやすい気候になっている。

タカハシカヨコさんのシール。この青い猫のやつが特にお気に入りで大小買ってしまった。貼りたいような貼ってしまいたくないような(タカハシカヨコさんのインスタグラム

混み合っているので人とぶつかることもあるし、狭いところをすれ違うこともあるんだけど、「ごめんなさい」と言ったら、みんな必ず一言返してくれる。わたしの日常はそうではないので地味にうれしい。

熊谷奈保子さんのぽち袋。メッセージが「happy」なのも好きだし、happyを合わせる図柄がこの子なのも好き。もちろん絵自体が好き(熊谷奈保子さんのインスタグラム

浅草駅から歩いて数分のところにある都のコンベンション施設の4階から6階が会場で、別のフロアに行くときは階段を使うけど、みんな整然と上がったり下りたりしていて、ストレスを感じる場面がなかった。出店者にことわれば撮影OKというルールだけど、会場内で写真を撮っている人は少なく、ライブコマース事業者みたいなのも見かけない。

rin workさんの封筒。トレーシングペーパーの封筒ってスペシャルなときに使われる感じがしてわくわく。かなり売り切れていたんじゃないかと思う(rin workさんのインスタグラム

蚤の市や雑貨系のイベントでわたしはなんとなく立体造形物を買いたくなりがちで、紙博には初めて来たけど、これは楽しい。思ったより立体もいるし。

& PAPERSさんのノート。この「ZOE」シリーズどれもすてきで選ぶのに苦心していたら「これとこれがこの春の新色で」とご案内いただき、ちょっと選びやすくなった。わたし軽薄でよかった(& PAPERSさんのインスタグラム

残念なことと言ったら、ワニがいないことぐらいだ。わたしはどのブースを見ているときでも、そこにあるものに感じ入りつつ、意識の2割3割でワニもの(ワニの形をしていたりワニが描かれたりしたグッズ)を探すんだけど、まず見当たらない。ワニだけでなく狼やサメもいなくて、全体に獰猛そうな動物は鳴りを潜めている。クマはいたけど当然、三毛別みのないテディな方向性に限られる。

miho miyauchiさんのブックマーク2種セットとA4ペーパー。80'sっぽいテイストがたまりません。見て買うと決めるまでに1秒かかってない(miho miyauchiさんののインスタグラム

紙博に限ったことじゃないけど猫が多い。犬もいるけど猫ほどいない。あと鳥が他のイベントより多め。手紙を運びそうな感じがするからなのか。一方でヤギもときどきいる。紙からすると捕食者なのにね。他のイベントでは多少いる羊がほぼいなかったのは、ヤギに割を食ったのだろうか。ヤギめええええ。

LOOPYさんのワッペンバッジ。こちらは90'sっぽい匂いがするかも。宇宙百貨を思い出すようで飛びついてしまった。台湾のアーティストさんで、売り子さんの笑顔も特筆すべき素敵さ(LOOPYさんのインスタグラム

ちょっとしたことメモ。とあるブースを眺めていると売り子さんが「これとこれセットで○円です」とご案内くださった後に「皆さん『安い』とおっしゃいますね」と胸を張っておっしゃる。「ああ、それはそうでしょうねえ」と返しつつ、安い高いは別にして気に入ったので購入。お会計をしているときに別のお客さんが来て、その人にもやはり「セットで○円」のご案内がありつつ「『安い』と言われる」くだりはなかった。わたしはなんか、そういうのよくある。なんでだか分からない。べつに嫌ではない。

Biscuitさんのポストカード。段ボールと木工ボンドで制作した動物像を撮影してハガキにしたもの。ブースには動物像の実物がいて、なんとワニも! わたしが今日出会えた唯一のワニだったし、めちゃくちゃ素敵だった。でも2万円を超えるものをパッとお迎えする決断ができなかった。今度出会えたら勇気を出すぞ……(Biscuitさんのインスタグラム

建物を出たら、路地の先にスカイツリーが見えた。行きには目に入らなかったのだ、あんなに大きいものが。

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