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社長秘書から学ぶ ビジネスにおける人間関係

皆さんは、自分の立ち位置を正しく理解していますか?

私が秘書時代に体験したことの一つに、役員の地位によって自分も偉くなったと誤解する人がいることでした。

偉いのは役員であって、秘書ではないのですが、不思議なことに、役員の序列が秘書の間の関係性にも影響していました。

一方で印象的だったのは、社長の秘書の方とのやりとりで、その方の謙虚さと思いやりにはいつも感動しました。

その方は、社長の秘書なのに、一切威張ることもなく、こちらへの配慮もしてくださる控えめで思いやりのある人物でした。

その方の態度は、自分の立場を理解し、それを謙虚に受け入れている素晴らしい例だと感じました。

これは、自分を過大評価したり、有名な人との関わりが自分の価値を決めると勘違いする行動とは対照的です。

ビジネスにおいても成功への急な階段を駆け上がろうとする意欲は理解できますが、それよりも重要なのは、自分の位置を理解し、謙虚さを持つことです。

もちろん、影響力のある人から力を借りることは悪くはありません。

でも、それを自己中心的な目的で利用するのではなく、共に成長するために活用するべきです。

互いに尊敬の念を持ち、学び合い、支え合うことで、信頼関係は成長していきます。

表面的な関係に甘んじるのではなく、謙虚さを持ちつつ、急ぎ足でなく丁寧に進むことも大事です。

皆さんは、他者の力で自分を大きく見せていませんか?

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