サツマイモでミキを作るように
なり、糀から遠のいていたけど、
夏が近づくにつれミキの完成度が
落ちる一方という原因不明の
状態にハマり、発酵生活そのものが
遠のいてしまって糀生活の復活が
チラつくも、ヨーグルトメーカー
で使った、甘・塩・醤油いずれの
糀もアガるに至らない仕上がりで
作る氣になれないまま時間が過ぎて
いたところ、Twitterスペース中に
自家製糀を作っているお部屋に
ふらりと入った事で久しぶりに
塩糀をヨーグルトメーカー無しの
常温で１週間ほどかけて作って
みたら、まぁー旨いこと❣️✨

糀・天然塩・水を合わせただけで
お宝級の調味料が完成するって
奇跡なんだと改めて実感した。
上記を合わせて30分もすれば、
糀の寝床にしている部屋には
糀のこっくりと甘い香りが漂い、
それを嗅ぐと〝♪〟が飛び出し
ニヤリとしている自分がいた。

7〜8年前に初めて塩・醤油糀を
作った際には、旨味を引き出す
調味料という認識でしかなかった
のだけれど、糀好きの方々との
交流から、そんなものは〝オマケ〟
程度のものである事がわかってきた。

この記事の通り、ヒトは生まれ
ながらに消化酵素の量が決まって
いて使い切るとヒトの寿命は尽きる
らしい。
難消化なものばかり摂る暴飲暴食
が短命というのにはちゃんとした
理由があったんだねー。
んで、その消化を助けるのが糀の
酵素なんだって。

体温上昇を意識して何年か続けて
きた重曹クエン酸は、逆流性胃腸炎の
症状が消えてそれなりに手応えは
あったのは、重曹自体がほぼ胃腸薬
だったからなワケだけど、別の症状
が氣になり始めて重曹クエン酸を
止めてみたいと思いつつ、また
あの不快な逆流性食道炎が復活
するのかと思うと踏み切れなかった
んだけど、胃もたれ時に糀水を
飲んだら即解消されたと驚きと
感動している人がいて糀水なら
イケんじゃね？と。

ただし、ぶっちゃけ糀水の味が
苦手なのと糀の再利用をイチイチ
考えるのが面倒でグズグズしてたら
チタ ─── ♪ ででん❗️

パウダー状の糀、キスケ糀パワー。
肉や魚の下味付けの段階で一緒に
使えば旨みを引き出しつつ、食材は
柔らかくなり消化しやすくなる。
もちろん、塩糀や醤油糀でも良いん
だけど、切らしちゃった！って時
もコレがあれば余裕だし、毎朝、
白湯にキスケさんと天然塩少々を
溶けば塩糀水になって冷え対策と
逆流性食道炎防止になりそうだし、
他にも洗顔や歯磨き等々、何しろ
幅広過ぎる用途が魅力的。

早速、白湯＋天然塩＋キスケさんで
飲んでみたら「旨っ♪」と思わず
もらしてしまうほどの旨さで、
嗜好ではなく、體が喜ぶ領域での
旨さだったりする。
血糖コントロールにもポテンシャル
を発揮してくれるそうだから初老
には何かとありがたいアイテム。

80歳を過ぎた実母の食欲がめっきり
落ち、それを本人がストレスに感じ
ているようだから試しに分けて
持ってったら使いやすい事もあり、
億劫がらずに生活に取り入れて
くれてるもよう。
生まれた時からアトピーな甥っ子
にも良さげと感じて妹にも渡した
くらいで、ここ数ヶ月の買い物の
中で一番氣に入っているかもしれない。

守備範囲が広くシンプルで使い
勝手が良いなんて、ズボラが基本
スタンスのわたしとは相性最高かよ
なキスケさんだ。

塩・醤油糀は作り続けると決めた。
土いじりが苦手中の苦手なわたしが
命をダイレクトに感じられるもの
だと氣付いたから。
仕込んで30分後には糀の香りが
部屋にたち込めるのは、糀が
生きているからで、それにニヤリ
とするのは、自我が何と思って
いようともわたしが〝生〟の
体験を望んだ証だろうから。
人生で出逢った人々や糀に
〝ありがとう〟と言うように
できる事なら自分にも言える所
までたどり着きたい。