海外の2Dアニメーション・モーションデザインスタジオを紹介します。参考資料を探しにVimeoやdribble、Instagram、Behance見ていたところ、かなり詳しくなってきました。2018年現在の「海外2Dアニメーション・モーションデザインスタジオ」の様子がなんとなく見えてきたので、まとめてみようと思います。極私的なチョイスですがどうぞ。

Giant Ant

カナダ・バンクーバーにあるアニメーションとモーショングラフィックスに特化したクリエイティブスタジオ。そんなに大きなスタジオ（15名ほど在籍）ではないのに、Google、Facebook、CNN、Disneyなどのビッグクライアントとハイクオリティな仕事をしています。タレント性のあるイラストレーターとアニメーターが在籍していて、ここ出身のフリーランサーをよく見かけます。

Buck

ロサンゼルス、ニューヨーク、シドニーにスタジオを構える大きめのデザインプロダクション。3Dにも強くめちゃくちゃハイクオリティな作品が多いです。最近、自社で開発した、SlapstickというARアプリをリリース。ビッグクライアントとのビッグプロジェクトが多いです。

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oddfellows**

サンフランシスコとポートランドに拠点を持つスタジオ。主に2Dのアニメーションを制作。どちらかというと女性的なタッチのイラストがすごくいい感じ。

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Gunner**

アメリカ・デトロイトのアニメーションスタジオ。3Dからセルアニメーションまで、どれもとにかくうまいです。

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Animade**

ロンドンのアニメーションスタジオ。キャラクターアニメーションが得意で、個性的なキャラが多いです。こういったスタジオには珍しく、ブログがあるので、スタジオの様子やアニメーションのプロセスが知りたい方は見てみるといいかもしれません。

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Yeah Haus**

セルアニメーション（手描きのオールドスタイルな）が得意なアメリカ・デトロイトにあるスタジオ。カラフルでファンキー、独特のユーモアのあるものが多いです。

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illo**

イタリアのアニメーションスタジオ。お国柄なのか、シンプルで力強いデザインの仕事が多い気がします。

白輻射影像（whitelightmotion）**

台北（台湾）のモーションデザインスタジオ。2Dと3Dの組み合わせ方がうまいです。あとクリーンなタイポグラフィが得意なようで多用しています。最近知ったのですが、アジアにもこういうスタジオがあるのに驚きました。

Jorge Rolando Canedo Estrada

After Effects 2018の起動時のアートワークを手がけたかたです。上で紹介したBuck、Giant Antを経て独立しています。AEでかなり複雑なアニメーションを組み立てるのが得意なのと、どの仕事もトランジションがとてもスムーズです。キーフレームの神様。オンラインクラスをLearn squaredで持っているので、直接学びたいかたはチェックしてみるといいかもしれません。

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sandervandijk**

上で紹介したBuckから独立したフリーのデザイナー。ものすごくミニマルなデザインが得意で、過去にGoogleの仕事が多く手掛けています。AEの便利なプラグイン「Ray Dynamic Color」「Ray Dynamic Texture」「Ouroboros」の作者でもあったり、フリーランス講座を開いたりとさまざまな活動をしています。

どれも見ていてため息が出ます。。。

やっぱりアメリカが一番大きな市場ということもあり、モーションデザインの産業もダントツです。巨大IT企業（Google、Apple、Facebook、Uber、Airbnb、Spotify等）と一緒に成長してきた感があります。

そして、最近はモーションデザインのオンライン講座ブーム？Podcastブーム？が起きているようなので、次はそのあたりを書きたいと思います。

ではでは。