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一日が過ぎて

加藤さんの結婚発表から、もう24時間が経ってしまった。
昨日はあれだけ騒いでいたのに。

学校に行った。本当は行きたくなかった。それでも、家にひとりでいるよりは何百倍もマシだと思った。もしそうしていたらわたしはきっと壊れてしまうだろうから。

学校に着くなり友達に抱きついて、笑われて、わたしも笑った。
わたしは表面上はとても元気。
今日だって、学校に行ったら友達と加藤さんの話をして、時々笑って、辛くなっても笑顔でいて、お昼ごはんだって食べられたし、来週の金曜日に控えている卒業式の練習も真剣に取り組んだ。

だけど、少しでも隙があれば加藤さんのことを考えてしまう。
いま何してるのかな。
今日も忙しくしてるのかな。
彼がSNSを見ないことが分かっているのに、顔も名前も分からない人が書き込んだ強い言葉たちに傷つけられていないかどうかを心配していた。
報告文にまでファンを心配する言葉を綴るような彼のことが好きだから、わたしもきっとこの気持ちを持てているのだと思うし、言葉を大切にしてきた彼だから、言葉で愛を返したい。

加藤さん、これはね、わたしなりの愛だよ。伝わってるかな。
これを聞けば彼はきっといつも通り、知ってるよ、分かってるよと言って笑うだろう。

いつだって愛されていることを実感していて、それを言葉にして伝えてくれる。彼のそんなところが好きだ。
彼に向けられる数々の華やかなお祝いの言葉を見て、多くの人に愛されているのだなと、改めて思う。

わたしは一日経ってもまだ泣いていない。彼がファンの前でもう二度と泣かないと決めたように、わたしも彼の前では、彼のことでは泣きたくない。でも、時々出てしまう嬉し涙は、許して欲しいんだけど。
わたしが泣くことで、彼を責めているような気持ちになる。彼はやさしい言葉を掛けてくれているのに、それに背いているような。これは泣いている人を非難したいわけではなくて、わたしの信条として思っていること。
だから、泣きたくない。わたし、あなたの結婚をまっすぐにお祝い出来るくらいにあなたに愛を教えてもらったんだよって、届かなくても言いたい。
もうダメかな。

今回の発表で、ああ、わたしって加藤シゲアキを、加藤成亮をこんなに好きになってたんだなあって何度も何度も強く思った。好きだからこそ、辛いし、やるせない気持ちもある。
それでも、前を向きたい。いや、前を向く。
彼はきっと、すべてを分かっている。今回のことを聞いて彼のファンではいられなくなった人がいること。上手く受け入れられないファンもいること。でもそれを決して責めずに、ごめんね、って気持ちを報告文に書くようなところが、わたしの好きになった彼の姿。

さびしいよ。好きで好きでたまらない。今でも。
たぶんその気持ちはこれからも変わらない。
数日後、数週間後、数ヶ月後、数年後。いつかは今日のことを忘れてまた彼のことを愛しているのだと思う。
でも、彼のことでこんなに考えを巡らせるほどに彼のことを好きだと思っていたことが分かったんだから、こんな日も悪くないなって思ったりもする。

乗り越えなきゃいけない毎日を、加藤さんとともに過ごしてきた。いつもわたしの心には彼がいたし、未来でもわたしを救ってくれるのは彼。
それだけで良い。十分だ。


幸せをくれてありがとう、一日遅くなってしまったけど、本当におめでとう。これは、心からの言葉。
そしてこれからも変わらず、加藤シゲアキというアイドルに幸せをもらいます。よろしくね。

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