ロシアW杯のオンラインサロンを運営して得られた3つの示唆

11月3日にテレビ東京のサッカー情報番組「フットブレイン」に出演しました(詳細はブログで)。

その際、「プロサポーター」としての稼ぎについて詳細を語ったんですが、編集で全てカットされてしまったので、当note上で「プロサポーター論」と題してコラムを連載していこうと思います。

昨秋に参加費1万円のオンラインサロン、ロシアワールドカップ現地観戦コミュニティをFacebookで立ち上げて、本番のロシアワールドカップまで10カ月間、運営してきました。

コミュニティの成果

海外サッカー観戦の初心者向けに、ホテルや観戦チケット、航空券などをリーズナブルに個人手配するノウハウや、ロシア現地でしか手に入らない生情報を提供するコミュニティを10カ月間運営した結果、最終的に参加者が300人に到達しました。

返金請求などのクレームは10カ月間でゼロ。

W杯閉幕後にコミュニティ内でアンケートを取ったところ、否定的なコメントはほぼ出ず、非常に役に立ったという感想が大多数を占めました。フィードバックの一部を抜粋します。

・ロシア大会で初めて導入されたFAN IDの取得方法や無料寝台列車の予約方法がきめ細かく解説されていて、非常に役に立った
・格安航空券の発売時期やリーズナブルなホテルの空き情報をリアルタイムで知ることができて、何万円も旅費を節約できた
・現地駐在員が勧める地元のレストランや穴場の観光地などがとても参考になった
・ひとりでロシアに行く予定だったが、このコミュニティで知り合った人と現地で合流することができて、安全に旅ができた
・信頼性の高い情報がコミュニティ内で網羅的に整理されていて、真偽の確認なども含めた情報収集の手間を大幅に節約できた
・W杯旅行のことで何か困ったことが発生すればこのコミュニティで相談すればいい、という安心感が得られた
・W杯開催期間中もロシア各地を旅する300人の参加者から随時アップされた生情報(トラブル経験談やお勧めの土産情報等)が貴重だった

これだけポジティブなフィードバックが揃ったのは主宰者冥利に尽きます。

サロン運営がうまくいった要因

ホリエモンなどインフルエンサーが主催するオンラインサロンでは年商1億円を越えるところもあって、そういったところと比較すると私のコミュニティは足元にも及びませんが、年商何百万円クラスのオンラインサロンの中では、かなり運営がうまくいった方だと自負しています。

つつがなく運営できた理由を自分なりに分析すると、3つの成功要因が挙げられます。

①明確なゴール(期限)があったこと

世間では自己啓発系のオンラインサロンが乱立していますが、何を目標にするか、裏を返すと何を達成すればそのオンラインサロンを卒業するかの「ゴール設定」が難しいのではないでしょうか?

弊コミュニティにおいてはそのゴール設定が非常に明確で、「W杯旅をリーズナブルに安全に楽しむこと」の一点に尽きます。かつW杯が閉幕したら自動的に解散。この「有期性」がコミュニティを活発に運営できた第一の要素だったと考えます。

②参加費以上の実利があること

オンラインサロンに加入する際、「参加費以上のリターンが見込めるか?」という費用対効果の観点を気にする方が多いと思います。

当コミュニティでは、無料寝台列車の手配方法や高騰している航空路線における格安航空券の販売開始時期の情報を提供することで、実際に旅費を何万円も節約した参加者が数多くいました。

③惜しみなくコストをかけたこと

サロン主宰者である筆者はW杯開幕前に2度、ロシアを下見に訪れました。インターネットに転がっている2次情報ではなく、実際に現地まで足を運んで1次情報を提供することに注力しました。

その下見旅の最中に知り合ったモスクワの駐在員と何度も打ち合わせを行って、対価を支払った上でサロンに加入してもらい、現地でしか手に入らないレア情報も提供してもらいました。

このように、提供する情報の付加価値を高めるために、惜しみなくコストをかけた点も良かったのではないかと考えています。

まとめ

有料のオンラインサロンは、中に入ってみないとわからないことだらけだと思うので、加入していない人に向けて、10カ月の運営成果についてまとめてみました。

これからどこかのオンラインサロンに加入してみたい、もしくはご自身がオンラインサロンを運営してみたいとお考えの方に、少しでも参考になれば幸いです。

次回のnoteコラムでは、このオンラインサロンも含めた「サポーターをサポートする事業」の収支内訳を公開したいと思います。

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村上アシシ

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