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無料の歪さ/本当に『無料にする意味』ってある?

ごきげんよう、かわほりです。
今回のnoteはあくまで個人の意見ですので、議論等は求めていないことを先にお伝えしつつ筆を取らせてください。

途中から有料にしてます。

どうにも、無料のものの歪さを感じている今日この頃です。
大変有難い事に無料広告のお話を幾らか頂くことがございます。
お話を伺って、物によってはお願いすることがあるのですが基本的にかわほりは無料のものが苦手なのでお断りすることが多いです。

「えっ、無料なんだからいいじゃん~」って思われる方もいらっしゃると思いますが、主観で見たときに中途半端な事をされると凄く嫌な気持ちになるので、基本的に「お互いの善意ベース」のお仕事はお断りをしています。

無料提供すべてがダメと言うわけではありません。ただ、何も考えずに「無料にしてます!使ってください!」は違うよねって話と、本当に無料で出す意味ある?っていう内容になってます。


●無料と善意に感じるモヤ

無料の関係って、「してあげる/してもらう」の構図にどうしてもなりがちです。なので、基本的には簡易的なやり取りや「こういうことをします。貴方はこういう情報をください」というサービスの明確化と、無料の範囲の明示が必要です。
1往復且つ、OK・NGの解答だけで進めることが出来る内容ぐらいが望ましい…。

煩雑なサービスを無料にすることは、お互いにメリットがあるものの「無料のやりとりへ時間を割く」必要が出てくるわけで…正直私はこの無料のやり取りが面倒くさくて仕方がない!してもらう側に回ると、修正が発生した場合に、「お願い」をしなくてはならないのもモヤ~~っとします。
何故モヤつくかというと、「対価以上のお願い」をしている可能性があるからです。だから、私はサービスには金銭を払いたい…💴

「対価以上のお願いをする関係」って、これってビジネスとしては歪な関係です。「善意でやってもらってるしな」とか「無料でやってもらってるからな」って、だんだんお願いするのにも気を使ってくるし……と。無料のものって経過も含め、最終的な品質が見えづらいよね。こういう経験や思いから、無料のやり取りは複雑なやり取りが発生するサービスには向かないと感じています。

例えばこれが、お互いに金銭の発生している契約であれば、金額分の品質を担保するためにお互い尽力します。依頼側も契約範囲内で、相手に品質の担保を求める権利が生まれます。もし、契約範囲外のことを追加で依頼をしたいと思ったなら、追加料金を支払えばいい。
おおむね、ストレスがない。

なんだかお気持ち文になっちゃったな。


●無料の周りにあるもの

当たり前と言えば、当たり前に感じるかもしれませんが、「無料のものには無料を求める人」が集まります。
これは以前どこかで見たか聞いた話で、詳しいソースが出せなくて恐縮なのですが「無料→正規価格」への引き上げと「お試し価格→正規価格」への引き上げのパーセンテージはほぼ同率なんだそうです。
ただ、このお金を払ったか、払ってないかで明確に変わるものがあります。


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