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巨漢おばさんは不細工で見るに堪えないのに、歌の舞台に立っている身の程知らず

こんばんは。4Lかあさんです。
若いころはクラシックのコンサートに行くのが好きで、コンサートホールの年間会員に登録するほどでした。でもパニックや鬱などを経て(今もなんですけど)、閉鎖空間のホールが苦しくなってしまいました。映画館もダメです。隣の人が気になって過呼吸になったりして集中できなくなりました。座席がある大型のコンサートホールでもダメなので、小さいホールやライブハウスは他人に触れただけでパニックを起こして迷惑になりそうなので行くことはなくなりました。

夫は小さいライブハウスの知る人ぞ知る方のライブが好きで、たまに1人ででかけていきます。夫の誕生日に、夫の好きなアーティストのライブチケットをプレゼントしたこともあります。いつも忙しく働いているので、たまには息抜きしてもらえたら、とは思うのですが、行っている間はずっと、不安で胸が苦しくなります。そういえば、1月に帯状疱疹を発症したのですが、発症を感じた日は夫がライブを観に出かけた日の夜でした。

最近は、オンライン配信があるコンサートも多いのですが、生の迫力には勝てないだろうと今まで躊躇していました。でも当日ダメでもアーカイブがあるし、一番安心できる自宅でゆっくりみることができるのが利点で、たまには好きな音楽をたっぷり摂取したいので、オンラインライブのチケットを買うようになりました。

もちろん自分が演者側で歌うことも好きです。合唱の演奏会など、歌があるコンサートを観ると「素敵な演奏だな」と思うと同時に「なぜあの舞台に私がいないのだ」と思ってします。どちらかといえば、観る側より演者側が好きなのかもしれません。でもたいしてうまくもない上に見た目が巨漢おばさんの私の歌なんて誰も聴きたくないだろうと思うのです。

歌のサークルで合同ライブなどに出演して、他の団体さんのソリストさんを見ていると、もちろんお上手なのですが、見た目が良い方がとても多い。以前いた団体で私もソリストになりたい、と思っていましたが、選ばれなかったのは実力不足はもちろん、不細工だったから(サークルの代表としてふさわしくないから)でしょうね。歌がもしうまかったとしても、ブスだと恰好悪いと思うのです。この人の歌を聴きたいと思えるような見た目が大事なのです。まあ、美人になることは無理ですから、ブスなりに身なりを整えて、コツコツ練習していくしかないでしょうね。

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