遠足

日記です。
エゴン・シーレ展を観てきました。
ショルダーバッグひとつで新幹線に乗るの初めて。楽しい。

新幹線ですこし寝る。

上野公園。日が差していて暖かい。
ひろーい。人多い。みんなのんびりとした空気。噴水。
周辺に動物園だの美術館だの博物館だの色んな施設があるようで、一本の案内看板があちこち指しすぎてておもしろかった。



エゴン・シーレ展はとてもよかったです。

ドローイング目当てに行ったので、鉛筆や黒チョークの描線を舐めるように見た。かっこよすぎ〜〜〜!!!??? 線から旨み成分が出ている。
お気に入りがふたつあって、ひとつは『背中向きの女性のトルソ』。
線がキマりまくっててずーっと見てしまった。ひざの裏側。お尻のえくぼ。線………………。線が気持ちいい。美しい肉のシルエット。
でもいちばん釘付けになったのは、筋張って赤みのかかった左足首。うわ〜〜〜〜……凝視。うわ〜〜〜〜…………。エゴン・シーレ、人間の身体が好きすぎないか??

もうひとつは『リボンをつけた横たわる少女』。
指!!!!!!!!!!!

でも風景画のドローイングもめちゃよかった……。ウオウオフィッシュライフ。

油画もよかった!
『横たわる女』。脚を開いてる女性の絵なんだけど、太ももの肉の描写がすごすぎて……何この色? 完全に血が通っている。ひざ。ひじ。足首。手首に血管浮いてる〜…にく…ほね…にく……(にくほねbot)

みたいに進んでたら2時間経っていた。
図録が欲しかったけどしっかりした作りで重くて、抱えて帰る自信がなかったのでポストカードをたくさん買った。
横たわる女だけセンシティブすぎるのか封筒がついていておもしろかった。

美術館ってなんか居た堪れない気持ちになる。

あと東京駅でラーメンを食べて、お土産を買って帰りました。

遠足たのしいかもしれない。
またしたい。

おしまいです。おやすみなさい。

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