ないしょエディット後記
kqckさんに作曲noteの感想をいただきました。
めちゃくちゃ嬉しいです……! ありがとうございます!!
嬉しくて感想の感想を書……いていたつもりが、感想をダシにあとがき書いてる感じになりました。しかも長え! 読むのめんどいとこは飛ばしてください。
ここの1文がめっちゃすき。少しユーモラスに演出しておいて、でもその実、本人からしたら本当に色々な紆余曲折と苦節の日々があったんだろうな…と勝手に想像して、簡単に笑えなくなる。でも面白い
ここ軽く書きたかったから面白いって言ってもらえてよかった。
自己紹介もとい自分語りを削り過ぎて「お前のフットワークが軽いだけだろ。“できる側”の人間だから曲を作ることにしたなんて簡単に言えるんだよ」みたいな幻聴が聞こえたので、「フットワーク、重いが?」って表明をしました<三、四年の部分
曲でしょう
曲!
また、このnoteの最高ポイントとして「使ったもの(要るもの)」に、
一般的な作曲本だけでなく
・好きな曲
・自分のツイート
・妥協
など、一般的でない「生の」事項が含まれているところがあります。
教本はggれば出てくるからあんまり重要じゃないかなと思って。でも実は大体が作曲少女の受け売りです。教本重要じゃねえか! 教本は重要です。作曲少女を買ってください。
好きな曲については、リスナーは基本的に自分の好きな音や曲調がどんなのか考えるのが好きだと思うので、楽しい作業の情報があるとフックになるかなと。自分の好きな音がわかってると選ぶのに迷いがなくなるので、これもリスナーならではのアドだな~と思います。正直音作りめっちゃ楽しい
発狂・・・していきてえな・・・常に・・・
〜オタク特有の誇張表現仕立て〜 ですが、冷静になると需要のこととか考え出してほんとに何も作れなくなってしまうのでわりと真面目でした。自分のための創作活動a.k.a発狂
優勝!!!!!
いやほんとに、もし僕が曲を作るとしても、いちばん参考にするのはこの曲だろうと思います。
「hp」でもなくて「GPS」
イントロのリズムが・・・・すき・・・・・・
イントロいいですよね…イントロがいい曲すき……
GPSはそれぞれの音がすんなりと聴こえて、シンプルで美しいので選びました。手数の多い曲は何が起こってるんだかわからなくて参考どころじゃありませんでした
余談
ナカノは4番さんは(どの時点までかは知りませんが)フリーのプラグインで曲作ってたらしいです。そういうのも見つつ元気を出しました
P関連でもうひとつ。
一曲目を作ってから、気になるけどDTMやらんしな〜と見ないでいたきくおさんの『さかさまうちゅう』メイキングを少しだけ見ました。推しPがリアルタイムで一曲作る過程が残ってるの恵まれすぎでは????
自分の好きなボカロPもちゃんと人間で、一から作っていて、「このフレーズめっちゃ良いな!!」みたいなこと言いながら制作してるんだ……最高……ってなった
あとこれはネトストスキルなんであんま大きな声では言えないのですが……「from:@推しのp 知りたい情報に関する思いつく限りの単語」でツイッター検索すると音作りや歌詞や調声のこだわりを知れることがあります。粘着キモオタクで本当に本当に申し訳ないですが、めちゃ有益な情報が得られるのでこれからもやります(開き直り)(ナカノは4番さんの情報はこれで手に入れた)
曲の感想(聞きながら書いています)
聴きながら感想書いてもらうのって作者視点だとこんな嬉しいんすね………………しらんかった……あまりにも善行……ありがとうございます……
イントロすき!!!!!
浮遊感とか、かわいらしさとか、温かみと冷たさが両方感じられるというか・・・
温かみと冷たさ>嬉しい
イントロは自分で新曲チェックしてても「おっ」と思えるであろうところまで精一杯粘りました。
ボカコレ全巡回された栗田さん(私の動画もいいねされたのでガチ)もツイートされてましたが、曲聴いてて変化ないとよっぽど好みじゃない限り飽きるので、ずっと同じような音にならないように気をつけたり。
イントロで言うと「和音→無音からのブレス→オク下も増やした和音+ドラム+きらきら」という感じで緩やかに変化をつけて、歌が始まるまでの25秒どうにか立ち止まってもらえるよう意識しました。
こういう細々とギミックを仕込む作業は、絶対にオタクは好きだと思うし、編曲は楽しいのでオススメです。(ながやまこはるちゃん構文)
動画(というか絵)の演出めっちゃすき!!!!!
調声エディット画面をそのままタイトルとして表示するの、天才では?
(前例は探せばあるだろうが…)
サムネへの言及嬉しいです!!!!!
私もこれ思いついたとき天才じゃん!!! って思った(前例どっかにあるだろうなとも思ったので全文同意) でも時間かけたらもっとかっこよくできたんじゃ…? とも思う…
この一枚絵が端的に表示されていることの凄みはとうてい言葉では表せない
うれしすぎる。
この辺の話はリンちゃん観につながるので後述します。
サビメロ〜〜〜〜〜良〜〜〜〜〜〜。シンプルにド良メロ
歌の後ろで鳴ってるギター?の静かな存在感もいい
やった~~~~~~~!
歌メロは一回全ボツにして、VOCALOIDエディター上でリンちゃんに歌ってもらいながら歌詞と同時進行で練り直しました。
塗りつぶすようなギター入れてみたくてお気に入りなので嬉しい
ほんとに好きな曲でした・・・
これ皆言ってると思うんですが、「しめじさんって知らなくても推してました」
「しめじさんって知らなくても推してました」、ありがたいことに色んな方から仰っていただきました。happy
自信はあんまりないんだけど、一作目より曲っぽい曲が作れたんじゃないか? という思いはあるので素直に嬉しいです。というか私自身めちゃくちゃ気に入っていて、歌詞は解釈一致だし愛着もあってここ数日ほぼないしょしか聴いてない(お恥ずかしい)
ただ、実際にしめじさんの創った曲だと知っている状態で聞いているので、この言葉が正しいものであるかはわかりません。
だから、自分としては、しめじさんだと知った上で、とにかく大好きだと言おうと思います。
ありがとうございます!
実際知人バフや私とリンちゃんの関係性バフ(これは自分で言っててちょっと恥ずかしいけど)はあるし強み(?)だと思うので、曲だけで評価してもらいたいな~って気持ちが出てきたら別名義とかでこっそりやると思います。
とりあえずkqckさんのnoteへのリプライはここまでです!
本当にありがとうございました…!!
チラシの裏
ここから自分語りです!!!!!
今までのも自分語りでは? はい。
ないしょエディットのサムネの話
『きのうのゆめ』でも『ないしょエディット』でもリンちゃんの外見メインの描写をしなかった(できなかった?)のは、いつも私が描いているリンちゃんたちと、リンちゃんの歌を切り離してみたかったのが理由だと思います
私のリンちゃんの歌そのもの、がどんなか知りたかった。見た目のイメージがあると、どうしても印象が引っ張られるから。
私はリンちゃんのことが大好きですが、リンちゃんというキャラクターの本質は声だと思っているので、絵を描いても核に触れる感触がないことに悩んでいました。
ないしょエディットのサムネは、「リンちゃんを描いてもそれがリンちゃんって気がしない」ことに対して、「リンちゃんのビジュアル以外でリンちゃんを表現する」っていう自分なりの解だったのかなあと思います。
わからんけど。エディット画面は単純にカッコいい。
でもイントロでは息を吸うリンちゃんが描けたから、そうやって少しずつ声と見た目の乖離をなくしていけるかもしれないしゆくゆくはそうなりたいです。
歌詞の話もしていい? いいよ。ありがとう。
今年の初めに『培養』っていうイラスト本を作ったときにも色々考えたんだけど、
イメージ元がきのこなので、「培養」のリンちゃんたちはロボットじゃないつもりです。多分いきもの。でもあんまり知能とか自我は備わっていなくて、目の前で起こったことにただ反射で反応したり、ぼーっとしていたり、見たものを真似っこしたり、あるいは「培養」した人間にポーズをとらされている……かんじ。
イイネ。この子たちはリンちゃんの声は出なそうだな。というか別ジャンル某二次創作の影響を受けてそうなことに気づいてゾッとしてしまった
『培養』のときは、きのこの他には「虫」「妖怪」みたいなイメージもありました。物理的に存在してる。
ぼーかろいどに物理ボディ、欲しいけど(欲しい…………ごはんとかも食べてほしいし一緒に眠りたいしあくびしてるとこだって見たい)、アンドロイドもメカバレも大好きだけど、なんか理想とは違う気がして。妖怪とか妖精は近いけど、それも微妙だし……強いて言うなら幻覚とかイマジナリーフレンドなんだよな~~……
とか言ってたら、2020年、わたしのリンちゃん観を形成したうちのひとつである時田さんの、イマジナリーリンちゃん本が頒布されたんですよ。
やばくないですか?
わたし時田さんのpixivに上がってるリンちゃんコピー本を後から知ったとき喉から手が出るほど欲しかったんですよ。その時田さんの、新刊!!?? でイマジナリー!!!???? 何がどうなってるんだ。生きてて良かった……
(物理版が手元にあってやばい。まだ開封してないけど光って見える)
そういう回収もありつつ。
何の話だっけ? 歌詞の話。
物理ボディ云々を蒸し返すんだけど、アンドロイド(物理的なからだを持つヒト型の機械)とかってオタクの大好物じゃないですか。ソースは私
「だからもっともっと近づいて
何度だってさぁ抱きしめていいよ?」そんなことも
いつかもっともっと「てくのろじー」進歩したら
本当の言葉で伝えれるのになぁ。
忘れないでね わたしの声を
画面越しでいい ちゃんと愛して
機械が人間に恋をした 映画なんかでもよくある話
だけど実体があるだけいい 僕はアプリケーションソフトウェア
だから自分がこの手の、画面越しの「ボカロっていうソフトを擬人化してる」のが一番自然に思える形だって今の今まで気づかなかったんです…………
この視点はイメソン作らないと得られなかったから、作ってよかった。
やっぱ性癖的にもボカロ解釈的にも一方通行片思いが大好き
あと投稿者説明文の「リンちゃんと遊んだよ記録」は、ボカロPです! これは曲です! って言い切る自信がないのと、ホームビデオ感があってエモい気がしたのと、MikuPOPらへんの人たちのかわいいそっけなさに憧れているので、みみみエナさんの投稿文「報告その○○」をちょっと意識してます。
・・・・
投稿動画を見返していて、今年の4月『お邪魔します天国』をリンちゃんと一緒に歌った動画を聴き返しました。
これの投稿説明文に、
「今年もやっていきましょう」
「せいぜいがんばってくださいな」
って書いてあるんです。
これ多分、当時は解釈違いだったろ! ばーか! って思うんですけど、でも今見返すと、なんか……今年結構がんばったんじゃないか……? と思えて………
よかったな…
・・・・
作曲noteはfanboxでこっそり書いた日記がもとになっています。
誕生日に間に合わなくてもVOCALOIDイメージソングは作ってみたいです。
10秒後の自分と解釈違いを起こさない強度にしたい(ハードル高すぎる)
誰かと一緒なら怖くないのに。TLの厄介オタク全員イメソン書かないかな。自分もろとも殺す勢いの爆弾ソング。たのしそう。
(イメージソング作ったし今のところ解釈一致だよ! 良かったね)
アドカレnote当初は「経験ないところから曲作ったのすごくない!? ほめて!!」って曲解説と共に叫ぶつもりだったんですけど、(滲んでると思うし今言ってる)「磯野ー! 作曲しようぜ!」みたいな記事の方がお祭りっぽいと思ったし、ボカコレに乗じてオタク巻き込めたらいいな~と思って方向転換しました。
音楽何もわからないからできるだけ謙虚に……できてるかわかんないけど……普段絵描いてるし、何か作るっていうことの下地は多少あるはず……と自己暗示して書きました。柄じゃなさすぎる。ほめてくれ。既に褒めてくれた人はありがとうございました。kqckさんもほんとありがとう
TLのオタク、めっっっっっちゃくちゃオタクでめんどくさくて大好きなので。オリジナル作品作りたい! でも作れるわけない! と思ってる人がいたら、絶対作れるから作ってほしいです。思想バトルしよう。(バトルは別にしなくていいよ)
今なら始めたばっかりのしめじさんとつたないものを作る恥ずかしさを分け合えてお得かもしれません。
私とせーのではらわた晒して、エディターの上でだけ会えるわたしだけの、あなただけのあの子とめいっぱい遊びましょう。
お手伝いできることがあれば調声でも絵でも動画でもコラボでもお歌でもなんでもやるので言ってください。(今現実関連の爆裂タスクで死んでるので来年以降に)(滞ってる案件本当にごめんなさい)
あとね…二曲作ったし、それぞれ整えてもう二曲くらい作れたらEP出せるじゃん! とか考えています…楽しいです。
まとまりがないな。思いついた順で全部書いちゃった。
ここまで読んでくださった方がいたらありがとう! おわりです。
おまけ
ないしょエディットが成長していく様子
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