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第23回「人生の日曜日」

こんにちは未来」というポッドキャストを聴いている話から、人生の日曜日としての大学生活についてまで、よもやもに。

大学を4年で素直に卒業しなかった者同士、大学生活についての話は盛り上がってしまう傾向にあります。笑

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「こんにちは未来」は、黒鳥社の若林恵さんと、NY在住のライター佐久間由美子さんによるポッドキャスト。Shinは結構ハマっています。偉そうな言い方かもですが、こうした「健全な懐疑」みたいなものを持ち合わせて歳を重ねていきたいなぁ、とか思います。

人生の日曜日の話に関しては、京都大学のヘーゲル研究者・大河内泰樹さんの「人生の日曜日のために」というインタビューが、ひとつの参考資料というか元ネタになってたりします。

ヘーゲルが生きていたドイツはキリスト教世界なわけですが、でもヘーゲルの時代には近代化、世俗化が進んでいました。(中略) ヘーゲルは、この世俗化自体はポジティブに捉えていたのですが、かつて聖なる世界の人たちがやっていた真理の探求を、世俗化した世界の中で大学という場所が担っていくと考えました。だから「日曜日」というのは、ウィークデーには誰もが世俗的な仕事に従事しているけど、日曜日には、教会に行かないにしても、生活のための生業ではなくて真理そのものに目を向けるということが日曜日に行われるようになると。
大学にいる時間というのはまさに「人生の日曜日」であって、その時間だけは、生きるためのなりわいを離れて真理に目を向けることができる。その経験を持っているということが、その後の人生において大事なんだと考えていたと思うんです。 
-[KUNILABO 大河内泰樹インタビュー:人生の日曜日のために] より

三島由紀夫vs東大全共闘の伝説の討論、最近よく話題にのぼっているのを見かけます。NEWS23のnoteで文字起こしもされていました。たまらん。

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