想いを実現させる!

拠点としているコワーキングスペースで、たくさんの利用者さんと交流を深めていく中で、「どうやって目標にたどり着くのか」もしくは「どうやって目標にたどり着いたのか」について話すことがよくあります。
そうなると過去の経歴から僕は必ず質問をされるのですが、みんなにも同じ質問をしてみたところ、僕だけではなくいろいろと苦労しているようです。当然ですけど。
そうやってコミュニケーションを取る中でビジネスやプライベートだけではなくスポーツにも共通することがあるんだと感じました。

それは「頭で強く思い描いたことに現実がついてくる」ということです。
もちろん不可能なことも中にはありますが、強く思い描く(イメージする)ことで身体がそのように動き出すということを他の人達も様々な場面で感じているようです。

スポーツをしている人は何かを教えてもらうとき、「なるほど。」と思って動くとこれまでの迷いがなくなり、思い切って身体を動かせるようになったりして、これまでやれなかったことが不思議とできるようになることがあります。

それは僕にも体験があります。
中学時代に全国総体へ出場したり、高校時代には惜しくも都大路を走ることはできませんでしたが全国制覇の控えメンバー(マイナー路線で大活躍)として優勝することができたり、集大成ともいえる大学生活で箱根駅伝に出場することができた全ての点で、みんなとの話の中に出てきたことをまさに実行していたからだと感じました。

では、それらをどうして達成できたのか、どうやって達成することができたのかということが気になると思いますが、夢を実現させる人達や目標を達成する人達は【将来、自分がどうなっているか】を常に思い描いて仕事や練習などの日々の生活を送っています。そのイメージがより具体的に思い描けているのであれば、すべての行動が自ずと目標達成に向けての行動へと変化していくはずです。
だからといって別に生活の事ある毎に自分のやろうとしていることをリンクさせようっていう話ではありません。考えて行動していくのではなく、もっと身体や思考が自然と変化していくのでは…という話です。

僕は各年代で「こうなりたい!」ということを常に考えていましたし、練習をしている時も常に「僕は今、○○のコースを走っているんだ」と舞台をイメージしながら走っていました。生活をしている時は特に何かをイメージしたことはありませんが、不必要なものは口にしようと思わなかったし、足かせになるようなことには自分から自然と距離を置いていたようにも思います。
何も「練習」や「走る」ということだけを努力だと思ってもいませんでしたし、1つの行動・1つの考え方が全てに影響をするものだと考えていたので、誰かに何かを聞かれたところで「普通の生活をしていました。」としか答えられません。

そこで、本当に伝えたいことを実践している友人がいたので、それを例にしながら伝えたいことを伝えられたらと思います。


年末にケガをした友人が諦めずに行動していたこととコワーキングスペースの人達と話していたことが重なったことがありました。

この彼は仕事の最中にふとしたことから足を怪我(骨折)しました。症状は全治3カ月と診断され、目標としている大会当日辺りが完治する予定日だと宣言されました。

周りの人は走れる人を「才能があったんだ」とか「天才だ」などと口にしますが、そういう人達は想像もできないようなことに試行錯誤し、目標達成のために時間や力を惜しみなく注いでいます。彼もまたそれに当てはまるようなタイプの選手でした。
そういう話を知りもしないで「才能」や「天才」という言葉だけで終わらせてしまうのは、自分自身が成長をしていくための糧を無視し、チャンスを自ら放棄しているように感じてしまいます。その話の中に、自分自身が目指そうとしている夢や目標にしていることを達成するためのヒントが隠れているはずだからです。
余談ですが僕自身も「才能があったんだね。」と言われたりするのは苦手というか、ちょっと納得がいかないこともあります…。

さて、この彼ですが「全治3ヶ月」と診断されてからが違うところ。
普通なら大抵のランナーは「間に合いそうもない」という絶望の状態になったとき、「間に合いそうもないから」と大会自体を諦めてしまうか、痛いのを我慢してでも練習をしたり大会へ出場したりするか、いずれかを選択することが多いと思います。

ここで彼が選んだ選択肢は「可能性がほんの少しでもあるなら間に合わせてみせる」ということでした。「間に合わないのであれば諦める」とも言っています。

そんな彼はどこから調べてきたのかはわかりませんが、「骨折にはカルシウムだ!」と毎日魚を食べるようになったり、「カルシウムの吸収を助けるのはビタミンDとビタミンKが必要!」と、ビタミンDを生成するためには日光(紫外線)に当たることが良いからと日差しが当たる時間に散歩へ出かけたり、それまで嫌いだった納豆を自分から進んで毎日食べたりしているそうです。
もちろん、トレーニング中は走れていませんが、大会を走る自分をイメージしていたり、自分の身体の状態が良いのか悪いのかも想定しているようです。

こういったことを真似できますか?

「そんなバカげたことをしても同じ」と思った人もいると思いますし、これを才能だとか言う人もいるとは思います。中には笑ってしまった人がいるかしれませんが、才能というより自分の目標としているものに到達するために必然的に取った行動だと思います。

もちろん、足の指を骨折しているのでランニングは一切行っていません。何よりも苦手だった筋力トレーニングをするために、日差しにも当たれる1日の中で時間を見つけて近所の公園へは行っているようです。
人前では絶対に見せない行動や思考ですが、本人は本人なりに本当に大事なものや本当に大事なことを見つけ出し、それらを愚直に実践しているようです。

同じような境遇が実際に自分の身に起きたとき、同じようにできるかどうかというところで、数ヶ月後に違いが出てくるのではないでしょうか。
また、そのような姿を見たり聞かされたりすると、自然と周りの人達も協力してあげたい・応援してあげたいと思うようになってくるはずです。


僕は教室やランニングクリニックで講師を担当させていただく中で、「周りの人達から応援してもらえるような人でいましょう。」と必ず話をするようにしています。

ケガをしたときや足を痛めたとき、体調を崩したときにサポートをしてもらえるような、大会へ出場するときには応援へ駆けつけてくれたり会場までの運転などを快く引き受けてくれるような関係を築けているか、といった内容です。
気持ちを理解し合えるランニング仲間は当然のことで、応援へ駆けつけてくれたり運転などを引き受けてもらえなかったとしても、家族からの理解を得られているのかどうかが特に大事です。

そういったサポートやバックアップをしてもらえる環境でランニングを楽しめているのであれば、夢や目標を達成できる可能性は高くなるはずです。
(練習へ行く度に嫌な顔をされたり、そもそも興味を示してもらえないなんて最悪ですよね。)
そのサポートやバックアップをしてもらえる環境にいるときこそ、夢や目標を達成するために具体的なイメージができているときではないでしょうか。

きっと彼は途中でレースを終了することとなる可能性の方が高いですが、足の痛みがない状態でスタート地点へ立つことができるはずです。そのための準備をコツコツと積み重ねていますからね。
自分が到達したい夢や目標がはっきりしているときほど、しっかりと具体的なイメージを持って生活や練習ができます。彼はまさにその境地にいるはずです。

2018-2019のフルマラソンシーズンも年が明けて後半になってきました。
皆さん、今シーズンの目標は具体的にイメージできていますか?
年が明けて半月ほど経ちますが気持ちを引き締め直すには良い機会だと思いますので、残された出場予定の大会で目標を達成したり納得できる結果で終わるためにも、自分自身が目指しているレベルを具体的に想像しながら練習や生活をするようにしていきましょう。

感謝の気持ちも忘れないように気をつけましょうね。

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いわたごう

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