Apple Watch Nike Series 5 GPSモデル 44mm を予約開始と同時にApple Storeで予約し、2019年10月10日に手元に届いた。
Nikeモデルはスタンダードモデルに比べて発売日が遅かった。

到着してから本日まで、ほぼ毎日使用したのでその感想をまとめる。

他シリーズとの比較

常時表示機能はやはり便利だ。
これに慣れると以前のシリーズには戻れない。

また、シリーズ3と比べて画面表示エリアが拡大しており、普段何気なく使う中でも違いが目立つ。画面が大きいことで見た目だけでなく使い勝手も向上している。

私はGPSモデルを購入したが、セルラーモデルにしておけばよかったということは一度もない。
運動する時以外は基本スマートフォンを持ち歩いており、運動中には特に通信を必要とすることもない。
運動中など近くにスマートフォンがない状態で使用したアプリデータは、スマートフォンが近づけば自動的に同期されるため、全く不便を感じない。

サイズ感

購入時に40mmと悩み、44mmは大きすぎるのではないかと心配だったが、全く問題ない。画面が大きい分操作しやすい。

見た目も悪くはない。
ただ、遠目で見ても「Apple Watchを着けている感」が出てしまう。
これを良いと捉えるか悪いと捉えるかは人それぞれだろう。

使用しているバンド

スポーツバンド、スポーツループ、ミラネーゼループの3種類を購入したが、スポーツループが断トツで使いやすい。

着け心地もよく、手入れも楽だ。
スポーツバンドは腕と時計の隙間が開いてしまい不格好に見える。
ミラネーゼループは着け心地と見た目は悪くないが、重たさと磁石によってGPSが狂うのがよろしくない。

スポーツループを更に2色分追加で購入してしまうほど、スポーツループが良いと感じている。

使用しているフェイス

文字盤はインフォグラフとし、カラーはバンドに合わせて変更している。

コンプリケーションは下記の通り設定している。
左上：カレンダー
右上：Things
左下：アクティビティ
右下：バッテリー
上サブダイヤル：日付
左サブダイヤル：降水確率
右サブダイヤル：天気・気温
下サブダイヤル：Nike Run Club

使用しているアプリと機能

時間
当然だが時間確認のため時計として使用する。

通知
iPhoneに届く通知を手元で確認できるのは便利だ。
Apple Watchの方には通知しないアプリも設定できる。
また、

日付・曜日
日付と曜日を手軽に確認できるのは便利だ。
普通の時計の機能かもしれない。

Nike Run Club
このアプリを使用するためにApple Watchを購入したといっても過言ではない。
ランニング時にスマートフォンを持って走るのが辛かったが、大幅に改善された。ランニング時のデータもしっかり取れるので重宝している。
冬は寒くて走っていないので、現在はあまり活躍していない。

Qrio
オート解錠が反応しない場合に、玄関の鍵を開けるのに使うことがある。

カレンダー
カレンダーの予定が確認できるのが便利だ。
常に次の予定が文字盤に表示されるため、行動しやすい。

Things
ToDoアプリのThingsだが、Apple Watchでも使い勝手がよくカレンダーと同様、日々の行動を管理するために必須のアプリだ。

マップ
Apple Watchでマップを使うことはほとんどないだろうと思っていたが、スマートフォン側でマップを使用すると自動的にApple Watchの方で案内してくれることに気がついた。
シリーズ5はGPSがついているおかげで、地図が常に進行方向を指し、大変わかりやすく便利だった。
マップのためにApple Watchを購入してもいいレベルだ。

ウォレット
たまに使う程度だ。レジで反応せずに恥ずかしい思いをしたことがあるので、基本はスマートフォンでApple Payを利用している。

paypay
Apple Watchでpaypayを使用するたびに店員に「時計でpaypayするお役様は初めてです」と言われ恥ずかしいので、こちらも最近は利用していない。

心拍数
心拍数のデータを眺めるとおもしろいのでたまに眺めるが特にどうってことはない。自動でデータを取ってくれているので不満はない。

Auto Sleep
設定不要で睡眠時のデータを取ってくれるアプリだ。
始めのうちは毎日使用していたが、そもそも時計をつけながら寝ること自体が眠りに悪影響を与えそうな気がして、最近は使用していない。
昔から使用しているが、今は主にスマートフォンで「Sleep Cycle」というアプリの方を使用している。

感想

Apple Watchの機能の中では、通知を簡単に確認できることがシンプルだが一番便利だと感じている。
仕事中スマートフォンを見ることが出来ない人には便利なのではないだろうか。

普段からスマートフォンを使える環境にいて、運動しない人であればApple Watchの必要性はあまりないように思う。

Apple Watchは、ほんの小さな「あれば便利かな」というお手軽機能が集まったものだ。正直機能自体はスマートフォンがあればすべて事足りる。
価値を見出せるかは人それぞれだと思う。

そういえば、緊張したときに心拍数が上がったという通知があるのはおもしろい。
ECG（心電図）機能が日本では使用できないのは残念なポイントだ。

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