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【#サンキューイヤー】幸せのカギは絶対的に「飢え」にあります(・∀・)

 にゃむは13日で38歳になります。どんどんオッサン化していきます。自分一人でなんて生きられるとは思ってないんですけど、事実、人の存在に救われていることは多々あって、38年という年数を生きていれば人様に迷惑をかけ・・・まくっています。

 それについては本当にごめんなさいという思いなんですけれども、一方、生きるってそういうことだとも思っています。枚数限定の年間パスを38枚使ってしまい、13日からは39枚目のチケットを胸にまた1年間を過ごしていこうと思います。

 3と9でサンキューイヤーってことです。30代最後の年は40枚目のチケットなので、個人的には39歳になるまでのこれからの1年間を一つの節目にしようかと思います。

 全てに感謝は言い過ぎかもしれませんが、つい最近の出来事。手持ちのお金が尽きてしまい、空いた腹を鳴らしながら1週間ほどをギリギリ耐え忍んでいました。正真正銘の貧乏人です。

 そこで、散らかった部屋を掃除し始めたんです。切羽詰まると人は掃除を始めるという心理に陥るらしいのですが、ボクはもう典型的なヤツです(笑)そしたらですね、あちこちから1円、5円、10円、50円、100円、500円、見事、全ての種類の硬貨が出てきましてですね、その時のボクの心境はまさに「ゴールドラッシュ」に等しい喜びようでした(笑)

 たぶんですけど自律神経失調症の気配があるので、部屋の片づけとか放置しがちなんです。ただ、傍から見れば単にだらしないだけの生活習慣ってだけのことなんですけど、そんな過去の怠惰な自分に救われたのです。

 あると思っていない現金がワッサーと出てきて、窮地をなんとか凌ぎました。かき集めた小銭を種類別に並べて数えました。いくらあったかは秘密の密です!

 急いでシャワーを浴びて綺麗にしてから近くに新規オープンしたドラッグストアに猛ダッシュしました。喉の渇きを癒すためにお茶とスードラ、ドラッグストアでは珍しい総菜パンとおにぎりを一先ず買って、家に帰って一気飲み、一気食いしました。

 メシが食えるという最高の幸せを体感しました。メシが食える有難味は、普通に働いていたら普段は感じられないものです。働いていれば毎月給料がもらえるわけですからね。毎日、当たり前みたいにメシが食えます。

 このご時世で失業して半年が経とうとしています。ギリギリの限界を迎えると、これはこれで致し方なく我慢ができてしまうものなのです。そんな中、部屋でゴールドラッシュですからね、涙チョチョギレる思いでしたよ。

 「どんだけ生活ヘタなん?」って言われても文句は言えないんですけれども、これはこれで案外面白いんですよね。「何を悠長なこと言うてんねん!」とも言われそうですけど、いいんですよ。焦ったって状況は変わらないのですからね。

 そうそうできることではないですよ、普通に働いていてギリギリに挑戦するなんて。明日も明後日も明々後日も仕事があるとなれば、ちゃんと食べて寝ないと話になりませんよね。ニートだからできる体験というのも、ちゃんと意味があるんです。しかしこれは個人の感じ方や捉え方によって異なると思いますけれども。

 あれ?ボク、なんか恥ずかしい話をしてます??他人から見れば惨めで情けない人生でも、本人はそうは思っていないのです。そう思いたくないというよりは、ただそうは思っていないのです。

 だから、ホームレスの人たちや生活保護受給をしている人たちに対して批判したり差別したりするのは良くないですし、批判差別されたからと言って腹を立てることもないわけです。自分たちの境遇を知らない人間が何を言っても知らないのだから誤解や偏見があっても不思議はありませんからね。

 ギリギリの生活は、煩悩に心身を委ねることすらできません。ほとんど自由のない刑務所の囚人みたいなものです。ひょっとしたらそっちのほうがまだいいかもしれません。メシを食うことはできるわけですからね。

 生きていくためには「飢え」が必要だとボクは考えています。飢えを知らない人間は、自分の欲求を満たすことしか考えられない脳の構造になっていますから、いざ窮地に立たされると是が非でも何をしてでもと暴挙に走るしか手段がありません。

 ところが、飢えがどんなものかを骨身に染みて知っている人たちは、その重要性を知っているし、100満たそうとはしないのです。結局のところ人間は100満たせたとしても120満たしたくなる生き物ですから、どこまで行っても際限がないのです。

 「贅沢に慣れるより飢えに慣れよ」

 これはボクが生涯で得た教訓の一つです。これまでに親の脛を何度かじったことかわかりません。身に覚えのある人たちは、それでいいとは自身でも思っていないし、なかなか一度慣れたそういう甘えた生活からは脱却できないという苦悩も感じてもいます。

 でも、頼れる相手がいなくなると、否が応でも自分でなんとかしなければなりません。何とかするにしても、何とかなるまでの手持ちのお金が必要です。じゃあ借金しますか?しません。借金をするくらいなら飢えて死んだほうがマシです。とかいう小さな小さな最後のプライドが、飢えへの耐性となるのです。

 変な話ですよね(笑)ちゃんと働けばそんな経験しなくて済むのにって誰でも思うことでしょう。

 ただですね、もはやコロナ禍においてはいつ食いっぱぐれてもおかしくないんですよね。ボクは自分のことを有能だと思ったことはかつて一度もないので、凡人も凡人です。

 飢えがイヤだと避ける傾向にある人たちは、今どんな生活をしているのでしょう。一生懸命仕事を頑張っているでしょうか。食生活や消費活動は節制できているでしょうか。他人のことなのでボクの知ったことではありませんが、このご時世で食い過ぎで腹が出ている人については肉を分けて欲しいと思うことが多々あります。これは偏見や差別的な表現ではなく、純粋な思いです。

 これから寒い冬が到来します。痩せすぎ状態のボクは冬の寒さが骨身に染みるわけです。体脂肪率は安定の一桁なので。きっと胃袋が小さいのでしょうね。一回の食事で二人前とか三人前食える人のマネなんか絶対にできません。量より種類を楽しみたいので、いろんな食材を少しずつ食べたいですね。

 あ、冬の到来と言えばやっぱり鍋ですよね。締めにご飯をブチ込んで雑炊作って器に移し、上からとろけるチーズをぶっ掛けてレンチンして、雑炊グラタンにして食う!!しかも、鍋ってだけで最高にコスパが良いんですよね。1回で2度おいしいは最低限。

 あの、人生って別に上手に生きなくてもいいんですよ。周りがどうあれ、自分の思うままに生きればいいってのがボクの人生観です。そもそも、どこに上手に生きている人がいるんでしょうね。みんな何かしら問題を抱えて生きているはずですからね。

 現実的な話をすると、お金がタンマリあっても不幸な人は世の中にいくらでもいます。お金を持っている人には人が集まるってよく聞きますよね。でも、お呼びではない人までも招いてしまうこともあるんですよね。(そうなるほどの大金は持ったことありませんけれどもw)

 ただ、女性関係で、かつて良い給料を頂いていた時に金目当てで近寄ってきた女性にガッツリ騙されたことがあります。自分みたいな人間でもこんなことあるんだなーって「3へー」くらいの感じでした。別れ際に相手から「あんたお金持ってるでしょ?別に最初から好きだったわけじゃないし」ってよー言うたわ!!(笑)二人して大爆笑しましたwww

 まー、そりゃーそうだわなって。なるほど、こういうことかって知ることができただけでも良い勉強になりましたよ。何も後悔も未練もなくサッパリと別れてソッコー番号変えました(笑)

 その前の別れた相手が2年前くらいのある日に、突然トゥイッターでDM送ってきたんですよ。「(新しい彼氏との間に)子供ができた」って報告してきよんねん(笑)挙句の果てに、その彼氏はレンタカーのプリウスを(無断で)勝手に売り飛ばして現金化して警察に追われてる・・・とかいう話を聞かされている途中で遮り、「二度と連絡してくるな」とだけ伝えてトゥイッターアカウントをソッコーで削除しましたよ(笑)

 そんなんばっかです。女子って別れたらスパッと次に行くとは言うけど、元カレに連絡してくるのなんでなんですかね????正直、迷惑でしかない。新しい男に乗り換えてうまくいかなくなると元カレに連絡?!そんな都合の良い話、ボクには通用しませんよ(笑)

 個人的にはプチレアな体験をいくつかしてきましたけれども、まぁそんな程度のことは世の中ザラにあることでしょうし、大して珍しくもありません。「あーおもしろかった」と近い感覚ですかね?

 今、飢え経験中の人たちは、耐え凌げばその先には極上のメシと酒が待っていますから、なんとか頑張って生きてください。金持ちは、大して旨いと思わずに高いものを食ってるようですけれども、上げ幅が狭いんですよ。

 それが、究極の飢えの状態から、そうですねー、すき家の牛丼並盛でも喰ってみたらどうでしょう。たぶん、「生きていて良かった」って思えると思いますよ?脳内では覚醒が起こります。生命維持装置が作動している状態ですからもうフラッフラの状態。

 牛丼並盛が体内に入ってきたら凄いですよ本当に。変な汗もかきますし、本当にドゥワァァァァァァァァ!!って感じです。

 このご時世、生活水準を意図的にでも半強制的にでも下げられる人は、この機会に「飢え体験記」でも書き記しておくといいかもしれませんよ?それはメシだけではなく、酒・たばこ、ギャンブル、その他娯楽、買い物、何でもいいと思います。

 幸せのカギは絶対的に飢えにあります。人間、これまで欲していたことが満たされると、次回以降同じことでは初回の時よりも幸福度が半減しますからね。

ビールは最初の一口が悪魔的にうめぇー!/カイジ

 飢え体験は我慢ではなく、幸福のための待期期間です。「ちょっとストップしてみる!」的なノリで半年とか1年とかストップしてみると、どこかのタイミングでパッと価値観が変化したりもします。「今は前ほどそんなでもないな」って。

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